長野県北佐久郡軽井沢町長倉の山中にある白糸の滝は、流れ落ちる白い水流でした

　長野県北佐久郡軽井沢町長倉小瀬の山麓にある白糸の滝は、山麓の垂直な崖の途中から伏流水の地下水がこんこんとわき出す滝です。

　山奥の丸い形の崖の中程から、伏流水の地下水がこんこんとわき出し、流れ落ちる水が“白いカーテン”状になっています。落差は約3メートルだそうです。





　この伏流水の地下水は、浅間山山麓に降った雨が台地にしみ込み、この山麓の垂直な崖からわき出しています。

　山麓の垂直に湾曲した崖（岩壁）から幅70メートルの弧状にわたって、滝の水が流れ落ちています。





　流れ落ちる水量が年中、一定しており、この水の水温は、約10度（摂氏）とほぼ一定温度だそうです。

　白糸の滝の崖の上側にある林です。この木々は葉をすべて落としています。朝晩の寒暖が厳しいようです。



　この大きな“滝壺”から流れ降りた渓流が、湯川の始まりです。







　湯川は軽井沢町から御代田町、佐久市と南西方向に流れ下り、千曲川に合流しています。

　軽井沢町長倉小瀬の山麓にある白糸の滝には、軽井沢町の“旧軽井沢”地区から、有料道路「白糸ハイランドウェイ」を北西方向にくねくねと進み、山深い地域に入ると、白糸の滝の入り口の茶屋などがあります。

　入り口部分から渓流の湯川沿いの谷間を約100メートル進むと、白糸の滝に到着します。

　この白糸の滝は、最近は人気が高まり、土日・祭日にはかなり混み合うそうです。

　この日も白糸の滝の“滝壺”を囲む場所は、次々と観光客が来て、混み合いました。



　ここでも外国人観光客が増えています。

　この白糸の滝には、10数年ぶりに訪れました。昔に比べて、観光客が大幅に増えていました。