ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県大町市平稲尾という山あいの居谷里湿原では、ミズバショウはまだ咲き始めでした

2019年05月03日 | 旅行
 長野県大町市平稲尾という山あいの居谷里湿原のミズバショウ群生地では、まだ白い包は咲き始めでした。

 この居谷里湿原(いやりしつげん)は、木崎湖から東側の山の中にある、標高800メートル程度の山あいにあります。幅が200メートル程度、長さ1500メートル程度の紡錘形の低層湿原です。





 この居谷里湿原は、長野県の天然記念物に指定されています。

 北側の奧に、ミズバショウの大群落があり、これを観察するために、自然観察好きの方が訪れます。

 1周するのに約1時間ほどかかります。東側の山あいはいくらかアップダウンする小道です。この日は、小雨模様で、東側の山あいはいくらかアップダウンは滑りやすい個所があります。

 西側の遊歩道が整備されている部分では、小川沿いにキュウキンカがたくさん咲いていました。





 この辺りにあるザゼンソウの群生地では、既に花期が過ぎて、本葉が出ていました。



 4月初めは暖かく、その後に寒の戻りがあり、ザゼンソウには厳しい春だったようです。

 東側の山あいには、アズマイチゲが点々と出ています。この日はあいにくの雨模様で、花は閉じています。



 東側の山あいの中程では、小川沿いにミズバショウの群生地が続きます。今年はまだ白い包が出たばかりの感じでした。









 この東側の山あいには、天気がいいと、ノジコやキビタキなどが登場するのですが、この日はアオジとウグイスなどがいくらか鳴く程度でした。

 一時は雨が上がり、陽光が差した時間帯もありましたが、また小雨が降り始める天気模様でした。





 この日は小雨模様のために、散策する方はあまり訪れませんでした。

長野県安曇野市では、リンゴやモモ、ナシなどの果樹園が並び、花を咲かせ始めています

2019年05月03日 | 旅行
 長野県安曇野市堀金烏川にある長野県烏川渓谷緑地公園に向かう途中は、リンゴやモモ、ナシなどの果樹園を多数見かけました。

 5月初めは、多くのリンゴやモモ、ナシなどの果樹は、花を咲かせる直前のものが多いという印象でした。実際には、そのリンゴやモモ、ナシの品種によって、花の咲き具合がかなり違います。

 南北に細長い安曇野市の西側にある高台から東側に広がる田園地区を見た風景です。



奧に見える山々は、松本市東側の美ヶ原高原などから続く山々です。峠がところどころにあります。

 あいにくの小雨模様です。向かい側にある東側にも山が南北にそびえています。

 安曇野市は、西側に北アルプスの常念岳(標高2857メートル)や蝶ヶ岳(標高2677メートル)などの名峰が南北に続いています。この北アルプスの各名峰から豊かな雪融け水が安曇野市に流れ込みます。



 この雪融け水を集めた犀川(さいかわ)は北に向かって流れます。大胆に簡略化して説明すると、安曇野市は西側からの名峰からの雪融け水がつくる扇状地に果樹園と田畑が並んでいます。素晴らしい田園地帯です。

 田んぼは、多くが水を入れて、田植えの準備をしている最中でした。多くの田んぼは、田起こしが終り、代かきの最中でした。

 品種によって花の咲き具合はかなり違いますが、花が咲いているナシの果樹園です。



 花が咲いているモモの果樹園です。





 花が咲いているリンゴの果樹園です。



 面積としては、リンゴの果樹園が多い感じですが、ほとんどがまだ花を咲かせる直前でした。



 この安曇野市の扇状地の西側にリンゴなどの果樹園があり、その東側の少し低いところに水田が続く構成です。

 この果樹園ゾーンには、昔からの農家が点在し、大きなサクラの木が点在しています。



 大きなサクラの木の近くには、先祖の墓が並んでいます。

 南北に細長い安曇野市の北側にある北安曇郡松川村も、安曇野市と同様の田園風景が広がっています。

 この松川村にある果樹園では、品種の違いからモモがよく花を咲かせています。




 
 このモモはもうすぐ摘花され、花を少なくします。

 同様に、奧あるリンゴの木も花を咲かせています。



 安曇野市から松川村、大町市にかけては、西側にはのどかな田園地帯が続いています。

(追記)北アルプスの峰嶺は、唐沢岳、餓鬼岳、燕岳、大天井岳、常念岳などが並びます。安曇野市はこの山に上る出発点です。