ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県東御市の北東部にある池の平湿原では、カモシカを見かけました

2018年06月26日 | 旅行
 長野県東御市の北東部の山中にある池の平湿原では、6月下旬には山野草のイワカガミの花が見ごろを迎えています。

 この池の平湿原は、数万年前に三方ヶ峰(現在の標高は2040メートル)という火山が噴火してできた火口原に広がる高層湿原です。池の平湿原の標高は約2000メートルです。
 
 三方ヶ峰は、浅間山(標高2568メートル)の外輪山の南側にある湯ノ丸山(標高2101メートル)の近くにそびえています。

 地蔵峠から湯ノ丸スキー場の上部を目指してくねくねの山道を上がると、その先の山岳道路の入り口部分近くに、池の平湿原の駐車場があります。

 池の平湿原の駐車場から針葉樹林の中を池の平湿原に抜かって下っていくと、約20分ほどで池の平湿原に到着します。

 午前11時ごろから、池の平湿原の真ん中を進む木道を南西方向に歩きました。



 池の平湿原の南西方向の端には鏡池という小さな水溜まりがあります。



 この鏡池近くでは、これからアヤメの花がたくさん咲きます(まだ咲き始めていません)。
 
 その鏡池近くの湿原の草むらの中では、イワカガミが咲いています。





 鏡池がある池の平湿原の西側には、池の平湿原を囲む、なだらかな山麓があります。この山麓の上部の尾根沿いには、針葉樹の森があります。



 そのなだらかな山麓の下側にあるヨシ原に、カモシカが1頭、出て来ました。静かに出て来ました。





 枯れ野風に見えるヨシ原の地面で伸び始めた草を食べている様子です。





 カモシカまでは、鏡池からは100メートル以上離れているために、カモシカは警戒していない様子です。

 よく見ると、カモシカがいる草原では、山菜のワラビのようなものがたくさん育っています。このワラビを食べているのでしょうか・・、実際には不明です。