ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県北佐久郡軽井沢町の軽井沢町植物園では、アサマキスゲが花を咲かせています

2017年08月29日 | 旅行
 長野県北佐久郡軽井沢町の軽井沢町植物園では、アサマキスゲが花を咲かせています。

 アサマキスゲはキスゲ系の中では、背の高い山野草です。黄色い花を先端部で咲かせています。





 早く咲いた花は実を付けています。現在、咲いている花は終焉時の花のようです。



 アサマキスゲは、浅間山山麓の軽井沢町を代表する夏の山野草の花です。ゼンテイカ(通称、ニッコウキスゲ)と比べると、背丈がかなり高く、約2メートルほどもあります)。

 アサマキスゲは、自生しているものがほとんど姿を消したために、軽井沢町ではここで、保護して復元しているという話です。

 軽井沢町植物園では、“秋の花”というイメージが強いオミナエシが既にたくさん咲いています。



 オミナエシは背丈が1メートル半程度で、だいぶ前から育ち続けている様子です。



 諏訪郡下諏訪町の八島湿原で観察できるオミナエシは、背丈が1メートルを超えるものはなかったと思います。

 軽井沢町植物園のあちこちでは、グランドカバー的にアサマフウロ(浅間風露)の花が咲いています。



 アサマフウロの濃い赤桃色系の花はとても魅力的です。

 白い園芸種のような感じの花も咲いています。



 この山野草の花の品種の名前は分かりません。
 
 カラスアゲハ系が飛来し、花から花へと移動し続けています。野アザミの花に留まったカラスアゲ系です。





 羽根の羽ばたきが速いために、羽根部分はいくらかぶれています。羽根部分はいくらか破れています。軽井沢町は野鳥が多いので、野鳥に襲われた結果です。

 晩夏から初秋に入り始めた軽井沢町植物園では、咲いている花の蜜を吸いに、チョウやハチ、アブなどが来ています。
 
 セリ系の小さな白い花に来ているアブです。種類は不明です。



 このアブも花から花へと移動し続けます。

 このハチやアブなどを狙って、オニヤンマも飛行しています。オニヤンマは目につくところには、留まってくれませんでした。

 この軽井沢町植物園には約2カ月ぶりの訪問です。前回、訪れた話は弊ブログの2017年6月28日編をご参照してください。

(追記)軽井沢町植物園で出会ったカラスアゲハ系のチョウは、クロアゲハではないかというご指摘を、自然観察名人の方からいただきました。どうも、このチョウは、クロアゲハのようです。