ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

さいたま市桜区の桜草公園では、アマナの花がもう終盤を迎えています

2015年04月01日 | 季節の移ろい
 さいたま市桜区の荒川河川敷きにある桜草公園では、アマナの花がもう終焉を迎えています。

 さいたま市桜区の荒川沿いにある広大な秋が瀬公園の下流側にある桜草公園(「田島ヶ原サクラソウの自生地」特別天然記念物)では現在、ノウルシの黄色い花が一面に咲いています。




 
 このノウルシも絶滅危惧種の野草の一つです。
 
 このノウルシと成長を競っているのが、ニホンサクラソウ(日本桜草)の花です。


 
 群生して花を咲かせいるニホンサクラソウはまだ少数派です。大部分は先端に蕾をつけた状態です。これからニホンサクラソウはどんどん成長し、花を咲かせます。
 
 逆に、ニホンサクラソウの前に、保護された草原部分で花を咲かせるユリ科のアマナは大部分が花をしぼませています。ごくわずかに咲いている、小さなアマナの花です。




 
 アマナやニホンサクラソウ、ノウルシは春の初めに互いに競いながら、花を咲かせ、種をつけ、世代をつなぎます。
 
 すぐに、ヨシが伸びて、アマナやニホンサクラソウ、ノウルシを覆い隠すからです。自然界では、各野草は互いになかなか厳しい生存競争を繰り広げていきます。

 ノウルシの群生地の脇で、シロバナタンポポが咲いています。毎年、桜草公園の一部でシロバナタンポポはいくらか群生します。



 桜草公園の奥にそびえているさくらそう水門近くでは、ソメイヨシノの木々の花が七分、八分咲きです。



 平和なのどかな風景です。ソメイヨシノの花が満開になると、やはり浮き浮きします。

長野県佐久市の東側にある佐久荒船高原は、春の気配をやっと迎え始めました

2015年04月01日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東側にある佐久荒船高原は、やっと春を迎えつつあります。

 標高1100メートルから1200メートルある佐久荒船高原は、北側森陰の残雪以外は、ここ最近の暖かい天気で、雪が消えました。

 この佐久荒船高原の真南にそびえている荒船山(標高1423メートル)も艫岩(ともいわ)の残雪がほとんど消えています。





 佐久荒船高原のほぼ北側にそびえている浅間山(標高2568メートル)も山頂付近の残雪が縦縞になっています。山頂部の冠雪がかなり融けた様子です。


 
 浅間山がよく見える場所がある林道には、まだ雪が多くて入れないので、途中から林越しの浅間山山頂部です。

 佐久荒船高原のほぼ西側にそびえている北八ヶ岳連山です。まだ山頂部はいくらか冠雪が残っています。少し曇り空になっています。



 西側にそびえている北八ヶ岳連山を望む展望台のすぐ下に見える低山は、雪がすっかり融けています。



 早春を迎えつつある佐久荒船高原では、早朝、シカの群れに何回か遭遇しました。葉が落ちたままの冬景色の林では、シカからもこちらが見えるために、すぐに逃げてしまいます。

 林では、早春を伝えるサンシュの木の黄色い花はまだ咲いていません。ここはまだ、冬から春への移行期です。