ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県坂戸市にある浅羽ビオトープで、外来種のガビチョウに出合いました

2013年11月29日 | 季節の移ろい
 埼玉県坂戸市内を流れる高麗川沿いに、浅羽ビオトープと呼ばれる自然公園が設けられています。高麗川から川の水を引き込んで設けたせせらぎ(疏水)沿いに、散歩道などが設けられています。この散歩道で、多くの地域住民の方が散歩を楽しんでいます。

 この浅羽ビオトープのせせらぎ沿いの草原や雑木林には、冬鳥などの野鳥が来ています。例えば、冬鳥として飛来するシメなどが観察できるスポットとして知られています。今秋もシメが来ていると聞いて、久しぶりに浅羽ビオトープに行ってみました。





 夕方、浅羽ビオトープのせせらぎ沿いを歩き始めると、飛ぶ“宝石”と呼ばれるヒスイ色のカワセミが鳴きながら、せせらぎの上を飛んでいきました。カワセミの飛んでいった先を目指して進むと、賑やかな鳴き声の“野鳥”が2羽、低木の枝に登場しました。

 ガビチョウという、元は飼い鳥だったものが、野生化した“野鳥”です。







 ヒヨドリぐらいの大きさの鳥で、眼の周りが白い模様になっています。

 浅羽ビオトープのせせらぎ沿いに立てられている、「ここで観察できる野鳥」の説明立て札に、ガビチョウが紹介されています。

 2羽のガビチョウは、賑やかな、いくらか美しい鳴き声でよくさえづります。

 ガビチョウが留まっている低木近くに、近くの住民の方が散歩で近づいても、ほとんど逃げません。近くの低木の枝に移動するだけです。

 結局、カワセミやシメ、ベニマシコなどには、会えないまま、浅羽ビオトープを後にしました。

 晩秋や初冬の天気のいい日にまた、浅羽ビオトープを散策してみたいと考えています。