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ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県諏訪郡下諏訪町にまたがっている八島湿原の湿原では、モズが登場しました

2019年10月04日 | 旅行
 長野県諏訪郡下諏訪町と諏訪市にまたがっている霧ヶ峰高原にある八島湿原では、秋の山野草がまだいくらか咲いています。

 八島湿原の西端の入り口部分から午前10時ごろに歩き始め、広大な八島湿原の南西側の山麓沿いの木道を北に向かって進みました。

 西端の入り口部分近くには八島池があります。



 その八島池の端に育っている低木に野鳥が飛んできて留まりました。



 最初は、ホウアカではないかと思いましたが、よく見るとモズでした。







 八島池の周辺に咲いている山野草の花に蜜を吸いに来るハチやアブ、チョウなどを狙っている様子です。

 実は、ウグイスの鳴き声も聞こえたのですが、どこにいるのか探し出せませんでした。

 広大な八島湿原の南西側の山麓沿いの木道から、北側の遠くに見えている山は車山(標高1925メートル)です。



 八島湿原の木道の両側には、ススキがたくさん穂を出しています。



 木道沿いでは、のところどころに低木が育っています。その中には、赤い実をつけたマユミの木がありました。





 木道を進むと、今回は秋に咲くヤマラッキョウの花に出会いました。





 赤紫色のヤマラッキョウの花は可愛い花です。

 “野菊”の一種であるシオンの花も所々で咲いています、



 シオンはキク科シオン属の多年草です。

 10月に入って、八島湿原は枯れた山野草が増えている様子です。霜が八島湿原に一度下りると、秋が一気に進みます。

長野県諏訪郡下諏訪町にまたがっている八島湿原では、トリカブトがまだいくらか咲いています

2019年10月03日 | 旅行
 長野県諏訪郡下諏訪町と諏訪市にまたがっている霧ヶ峰高原にある八島湿原では、秋の山野草のトリカブトの花がまだいくらか咲いています。

 八島湿原の西端の入り口部分から午前10時ごろに歩き始め、広大な八島湿原の南西側の山麓沿いの木道を北に向かって進みました。



 北側の目の前に見える山は車山(標高1925メートル)です。

 八島湿原の木道の両側は、ススキがたくさん穂を出しています。



 ノアザミの花に、ヒョウモンチョウが多数、来ています。







 ウラギンヒョウモンではないかと推測しています。

 八島湿原の木道を歩いた際に目立つ山野草は、ベンケイソウです。独特の花です。



 マムシソウの赤く色づいた実も緑色の草原の中では目立ちます。



 オミナエシの最後のような感じの花です。



 このオミナエシ以外は見かけませんでした。

 枯れかけたようなハバヤマボクチがいくらかありました。



 日当たりのいい場所では、まだトリカブトの花がいくらか咲いています。薄い青紫色が綺麗です。





 比較的背丈が高く、目立つトリカブトの花です。



 八島湿原の中側の湿地部分は、いくらか紅葉しています。“草紅葉”でしょうか?



 八島湿原の湿地部分の標高は約1630メートルです。
 
 10月初めに入り、八島湿原は本格的な秋を迎え、やがて11月には初霜が下りて眠りにつきます。来年の春まで静かな八島湿原になります。



長野県諏訪市大字四賀にある車山肩にあるなだらかな草原は、ほぼ枯れ野になっています

2019年10月02日 | 旅行
 長野県茅野市北山を通る山岳道路のビーナスラインを大まかには西に向かうと、諏訪市大字四賀側に入り、有名な車山肩に到達します。

 この車山肩は、車山(標高1925メートル)の西側山麓の草原です。9月末になり、草原はほぼ枯れ野になり始めています。

 この車山肩の少し北東側に車山山頂が見えています。



 ここから、車山の西側山麓を歩き始める方が多い地点です。時々、登山装備をした方々が、車山山頂目指して歩き始めます。



 車山肩から車山の西側山麓は緩やかに下る草原です。





 今年7月中旬には、多くの方が黄色いゼンテイカ(通称、ニッコウキスゲ)の花を観賞するために、散策していました。

 今は、ほぼ枯れ野です。

 背丈が高いハバヤマボクチの枯れかけたものが立っています。



 野アザミの花の近くに、ほとんど枯れかけたマツムシソウの花が見えています。



 たまに動くものは、ヒョウモンチョウ系のチョウです。



 ホオアカなどの夏鳥の野鳥はいません。鳴き声も聞こえません。ほんの一瞬、ホオジロかモズではないかという野鳥が飛んで来ました。すぐに飛び去りました。

 あの7月の賑わいに対して、「今はもう秋、誰もいない草原」とつぶやくしかありません。

 車山肩から、ビーナスラインをさらに西に向かい、霧ヶ峰高原の交通の要所の“霧の駅”まで進み、ここから踊り場湿原側に南に曲がります。

 “霧の駅”近くの草原は、ススキが増えています。







 踊り場湿原側にさらに南下して、北方向にある車山の西側山麓を見上げると、やはり、秋めいた草原でした。



 ここからは、交通の要所の“霧の駅”まで戻り、さらにその北側にある八島湿原に向かいました。

 八島湿原もたぶん秋めいていることでしょう。

 車山肩では、今年7月にはゼンテイカの開花が遅れました。そして7月は天候不順でした。実際に車山肩を訪れることができたのは8月初めでした。弊ブログで、車山肩でのゼンテイカが咲いている様子については、2019年8月6日編をご覧ください。

長野県茅野市北山を通る山岳道路のビーナスラインから車山の南面斜面を眺めました

2019年10月01日 | 旅行
 長野県茅野市北山を通る山岳道路のビーナスラインを大まかには西に向かうと、まず車山の車山スキー場入り口を通り、さらに西に進むと、車山の南面を見上げる場所にでます。

 標高1925メートルの車山南面を見上げるところにでます。

 この車山南面を見上げる場所は、ビーナスラインが南側に「Uの字状」に膨らんでいるところです。

 ここから車山南面を北北西方向に見上げると、木がほとんど生えていない岩場などが多い南側斜面が目の前に広がります。



 正確には、岩場で地面がむき出しの部分と草原部分といくらか木が生えてる部分が混在しています。





 確実にいえることは、大きな木々が生えた林にはなっていないということです。



 むき出しの岩肌か草原などの斜面が目の前に見えています。









 この車山南面を北北西方向に見上げる場所から南側を眺めると、茅野市の南側にそびえている山々が見えています。



 この日は雲の中です。

 その山々の奧には、南アルプス山系の仙丈ヶ岳や北岳などの南アルプス山系がそびえています。



 天気が晴れていれば、そして嶺峰に雲がかかっていなければ、南アルプス山系の名峰を望むことができます。

 ビーナスラインが南側に「Uの字状」に膨らんでいる道路をさらに西に進むと、霧ヶ峰富士見台に出ます。

 ここからは諏訪市大字四賀に入ります。ここが茅野市と諏訪市の境です。

 この霧ヶ峰富士見台から北西側に進むと、有名な霧ヶ峰高原の車山肩に到着します。車山肩は7月半ばにはゼンテイカ(通称ニッコウキスゲ)がたくさん咲く草原の入り口です。


長野県北佐久郡立科町にある女神湖の湿原のヨシ原で、夏鳥のホオアカに出会いました

2019年09月30日 | 旅行
 長野県北佐久郡立科町芦田八ケ野にある女神湖の湿原では、9月末の秋の深まりを迎え、ススキやヨシなどが育っています。

 人工湖としてつくられた女神湖の水面は標高1540メートルです。女神湖は、蓼科山(標高2531メートル)の北西側山麓にあり、蓼科山山麓から雪融け水などが常に豊かに流れ込んでいます。



 女神湖の南東側斜面には、雪融け水などが流れ込む小川があり、ある程度の規模の湿地をつくっています。標高が高いために、晩夏から秋の高原の山野草がいくらか咲いています。

 女神湖の岸近くに毎年咲くアケボノソウの花は咲き終わったようで、もう見つけられませんでした。

 その代わりに、ウメバチソウの花を少し見つけました。



 湿原のヨシ原に、野鳥が針葉樹の中から飛んで来ました。静かにそっと観察していると、この野鳥は夏鳥のホオアカでした。





 このホオアカは、ヨシ原の中をいくらか動き回ります。あまり大きく飛び回りません







 見た目は若い感じなので、今年の夏に産まれた幼鳥が育ったものが、平野部に下る途中と推察しています。

 このホオアカの幼鳥以外には、ホオジロも飛んで来ました。

 ヨシ原の近くでは、サラシナショウマの小さな白い花も見つけました。





 8月下旬ごろに群生して咲いていたサラシナショウマの小さな白い花は花期の終りを迎えています。



 この日は天気はほぼ晴で、女神湖の西側にそびえている車山(標高1925メートル)を眺めることができました。



 車山の山麓も急速に秋になりつつある様子です。