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ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

群馬県富岡市上丹生の妙義山系のすそ野部分では、フユザクラらしい花が咲いています

2019年11月07日 | 旅行
 群馬県富岡市上丹生の妙義山系のすそ野部分では、フユザクラらしい小さなサクラの花が咲いています。

 妙義山系の一番東にそびえている白雲山(標高は連山の相馬岳の標高1104メートル)が見えるすそ野の日当たりがいい場所では、フユザクラ(冬桜)らしい小さなサクラの花がちらほらと咲いています。







 フユザクラの一重の花の大きさは、10数ミリメートルです。ソメイヨシノに比べると、かなり小さいです。







 比較的近くの藤岡市鬼石にある冬桜の里で咲いているフユザクラの花はもう少し大きく、花びらに少し赤みが入っています、しかし、フユザクラはバリエーションも多いので、この花はフユザクラではないかと推定しています。

 フユザクラは、ヤマザクラとマメザクラの雑種と推定されています



 ここでは、クリの木とフユザクラの木が合計10数本、植えられています。

 フユザクラの花は枝先にパラパラと咲いているので、通りかかっても気がつかない方もいる様子です。

 近くの木には、カラスウリの実がなっていました。



 クリの木とフユザクラの木の周囲では、黄色いキバナコスモスの花がいくらか、まだ咲いています。

 ここは日当たりがいいためでしょうか・・。





 このキバナコスモスの中には、もう少しオレンジ色がかった花も咲いています。

 普通のコスモスの花はもう萎れています。

 黄色いキバナコスモスの花に、ツマグロヒョウモンのメスが蜜を吸いに来ています。





 ツマグロヒョウモンのメスは、蜜を吸って体力を養い、産卵する体力を蓄えている様子です。

長野県佐久市今井にある小諸発電所第一調整池では、カルガモなどが休んでいます

2019年11月06日 | 旅行
 長野県佐久市今井にある小諸発電所第一調整池は、千曲川と滑津川の合流点にある遊水地です。千曲川は川幅がかなりあります。

 この“小諸発電所第一調整池”は、以前に長野県にあった地方の発電会社が、千曲川や滑津川から水を取り入れて、下流にあった小諸発電所に水を送っていた調整池の名残りです。

 この“小諸発電所第一調整池”は、かなり変形した(いびつな)五角形になっています。



 東側(上流側)にある少し高い部分から眺めた小諸発電所第一調整池です。



 おそらく台風19号の増水によって、濁流が流れ込み、水は濁っています。

 この池は、佐久市内の水鳥などの観察地として、野鳥観察愛好家の方々によって重要な池です。今回は天気が薄曇りで、カモなどの羽根の色合いがよく分かりません。

 東側(上流側)にある見晴らし台の眼下には、カルガモが浮かんだ木の上で休んでいます。





 カルガモ以外には、オオバンが群れで休んでいます。

 池の中程に設けられた“浮島”には、カワウが数羽、休んでいます。



 以前にここを訪れた時には、この“浮島”にはカワウなどが20羽ほどいて、どこからか飛んで来たカワウが次々と舞い降りる“浮島”でした。

 今回はカワウの数も少なく、ダイサギやコサギもあまりいません。

 遠くの西側の水面には、マガモなどが休んでいます。



 東側(上流側)にある見晴らし台の草原には、セグロセキレイが数羽いて、よく歩き回っています。





 セグロセキレイはあちこちにいます。



 見晴らし台を囲む木々の上に、モズが留まり、よく鳴いています。



 この木々の枝には、シジュウカラも来ています。



 シジュウカラも数羽いて、木々の枝の間を飛び回っています。

 運が良ければ、カワセミも出てくる時があるそうです。今回は登場しませんでした。

 この近くには、千曲川沿いに長く続くサクラ並木があり、4月ごろは花見客で賑わうそうです。


長野県東御市八重原にある芸術村公園の中にある明神池に立ち寄りました

2019年11月04日 | 旅行
 長野県東御市八重原にある芸術村公園の中にある明神池に立ち寄りました。冬鳥のカモ類がいるのではないかと期待して立ち寄りました。

 この東御市八重原は、“御牧平”と呼ばれている台地の上にあります。この御牧平は、いくらか北側を南東から北東に流れている千曲川沿いの台地です。

 千曲川からは、たぶん100メートル程度は坂を上がります(素人の感覚での推定です)。このため、“御牧平”の田んぼや畑などには溜池が点々とあります。

 この芸術村公園は、東御市の施設です。その中央部にある明神池にカモなどがいないか、観察しました。



 この明神池も、たぶん人工の池です。この池の周囲に植えられている落葉樹の木々は紅葉しています。





 この明神池には、約20羽のカルガモしかいませんでした。





 この近くにあるため池には、別の冬鳥のカモ類が来ていたのですが・・。

 この明神池の中にいた、ダイサギが1羽、飛び上がりました。



 実は、明神池を囲む背の高い針葉樹の木々の上部には、ダイサギやコサギが点々と留まっています。





 このダイサギやコサギなどは、お互いにある程度の距離を置いて、木の枝に留まっています。

 水面から飛び上がったダイサギは、ほかのダイサギやコサギなどが留まっていない枝を探して飛び続けます。



 明神池の岸辺にある木の切り株の上に、シジュウカラが飛んで来て留まりました。





 シジュウカラは周囲を見回しています。

 芸術村公園のある台地の北東側には浅間山(標高2568メートル)がそびえています。



 この浅間山までの間には、千曲川が流れています。

 浅間山の左手にそびえているのは、前掛山でしょうか・・。



 あいにく、この日の天気は曇り空であり、浅間山にも薄く雲・霧がかかっていました。

 なお、この芸術村公園は東御市が設けた公的な食事施設、日帰り風呂、バーベキュー施設などがある公共の公園です。

長野県諏訪市霧ヶ峰にある池のくるみ踊場湿原も、ススキが一面を覆っている枯れ野でした

2019年11月02日 | 旅行
 長野県諏訪市霧ヶ峰にある池のくるみ踊場湿原は、ほぼすべてがススキが占めている枯れ野でした。

 諏訪市大字四賀霧ケ峰から西に向かってなだらかな山麓を下り、霧ヶ峰高原の交通の要である“霧の駅”から、南に向かって下ると、池のくるみ踊場湿原に到着します。



 この池のくるみ踊場湿原(標高標高は1531メートル)からの北側に見える、標高が高い車山(標高1925メートル)までの山麓は、ススキなどが占める枯れ野になっています。



 池のくるみ踊場湿原の一番下側には、針葉樹林があります。針葉樹の葉は、やや枯れ始めた様子です。



 針葉樹に巻き付いたツタの葉が紅葉しています。



 池のくるみ踊場湿原の西側沿いにある山麓沿いを半分ほど上がると、池のくるみの池・湿原が眼下に見えます。





 最近の雨量が多かったことから、池の水量が多い様子です。

 池のくるみ踊場湿原の山麓から東側を望むと、なだらかな山麓の向こうに蓼科山(標高2531メートル)が見えてきます。



 ここから南東方向を眺めると、南アルプスの峰嶺がやや霞んで見えています。



 この池のくるみ踊場湿原の上空にも、グライダーが飛んできました。





 グライダーが離発着する飛行場が北側にあるからです。

 別のグライダーも飛んできました。



 大空をゆっくりと飛行するグライダーは“絵”になります。

 霧ヶ峰高原は晩秋を迎え、初霜を待つ高原の雰囲気になっています。

長野県諏訪市大字四賀にある車山肩にある山麓の草原では、一面の枯れ野が広がっています

2019年11月01日 | 旅行
 長野県諏訪市大字四賀霧ケ峰にある霧ヶ峰富士見台から北側にある車山山麓を見上げると、今は一面の枯れ野の斜面でした。

 茅野市北山を通る山岳道路のビーナスラインから車山の南面斜面を見上げた場所から、さらにビーナスライを西に進むと、すぐに諏訪市大字四賀霧ケ峰に入ります。

 この諏訪市大字四賀霧ケ峰に入って、すぐのところには、霧ヶ峰富士見台があります。

 有名な霧ヶ峰富士見台の北側斜面では、7月半ばごろにはゼンテイカ(通称はニッコウキスゲ)の花が咲き誇る山麓でした。

 10月末の時期は、晩秋の茶色い枯れ野になっています。



 この一面茶色い枯れ野になっている斜面には、上っていく小道があります。

 この霧ヶ峰富士見台の南側には南アルプスの嶺峰がそびえています。今回は嶺峰には雲・霧がかかっていました。



 ここからビーナスラインをさらに(大まかには)西側に進むと、有名な車山肩の草原のある斜面に到達します。

 車山肩から東側に見える車山山頂部(標高1925メートル)です。昔の気象用レーダーのレドームが見えています。





 毎年7月半ばごろには、ゼンテイカ(通称はニッコウキスゲ)などの夏の山野草の花がたくさん咲いていた車山肩の草原は、今は枯れ野です(ただし、今年は7月は冷夏で、8月はじめに咲きました)。



 枯れ野の中に、枯れたハバヤマボクチなどが経っています。





 約1カ月前には、この枯れ野の中にマツムシソウの花やノアザミの花が咲いていて、タテハチョウが花の蜜を吸いに来ていました。

 今は、花が枯れたために、チョウなどの昆虫はいません。

 車山肩から南側に見える南アルプスの嶺峰も雲や霧がかかっていて、よく見えない日でした。



 この車山肩の草原の上空にも、グライダーが飛んできました。



 この車山肩の草原は、10月末になり、一面の枯れ野です。

 百人一首の中に納められた「見わたせば 花も紅葉もなかりけり 浦の苫屋の 秋の夕暮れ」(藤原定家の作品)の情景を思い出させる風景です。

 この車山肩の草原で、ゼンタイカ(通称はニッコウキスゲ)の花が一面に咲いた話は、弊ブログの2019年8月6日編をご覧ください。