松下幸之助一日一話
『権限の委譲』
一人の人間の力というものはどうしても限りがある。
その限りある力以上のことをしたり、させたりすれば往々にして失敗する。
力にあった適正な範囲で事を行なうのが一番よいのであって、その事が力に余るようであれば、それを分割して何人かの力によって行わせることが望ましい。
指導者としては、仕事を適切な大きさに分け、その分野については責任と権限を委譲して、各人の力に応じた仕事を徹底してもらうことを考えなくてはならないと思う。
それぞれの責任範囲をはっきりさせることによって、仕事にムダがなくなり、能率もあがるようになるのである。
◆◆適材適所
最近の悩みは、「能力に合った仕事を部下に与えれているのか」ということ。
部下を信頼し育成して、能力を見極めて、それぞれの適性に見合った職責を与えるようにしているが、職責が重すぎて成果をあげれないことがある。
これには本人もしんどいし、周りもたいへんだ。
この人なら大丈夫と、職責を与えた私も責任を感じる。
職責がある、もしくは本人の努力で職責に見合う能力を身に付けれると思っていたが、本人が思ったように努力せず、能力の向上が思っていたよりもない場合もある。
経営戦略において、人事は非常に重要なものであるが、これほど難しいものはない。
教育をして…最後は
「育ってくれよ」
神仏に祈る。
部下を信じることだな。
◆◆経営問答塾
今朝は、経営問答塾(木野親之先生)に参加するために大阪に向かいました。
今日の講義は、「成功者の条件と敗者の条件」
先日、木野先生が実際に体験したことですが…
あるお店(料理屋)に入って、雑炊を注文したそうです。
そうしたら運ばれてきた雑炊に、箸は付いているのだが、スプーンが付いていなかったそうです。
先生曰く、「これは、サービス(接客)ではなく運び屋だ」
運んできた女性は、仕事ではなく作業をしているとのこと。
担当したスタッフは、“本気”で仕事をしていない。
この“本気”が、成功者と敗者を分けると仰っていました。
この事例は、外食を営むものにはよくわかる事例です。
例えば…
「お客さまのお水がないのに気がつかない」
「コップに氷が溶けてぬるくなった水がいっぱいあるのに、冷たいデキャンターの水をお持ちする」
「取り皿が汚れているのに替えない」
「取り皿が汚れてないのに替えようとする」
「きれいに洗浄できていない取り皿を平気で出す」
「小さな子供に熱いお茶を出す」
「玉子がやぶれたオムライスを平気で出す」
「固まりすぎたカルボナーラを出す」
「味が決まらないのに、時間だからと料理を提供してしまう」
「閉店間際にご来店いただいたお客さまを嫌な顔をして無碍に断る」
などなど、我が社でも過去にはあげればキリがないほど…現在でも似たようなクレームがあがることがある。
これは、みんな“本気”で仕事をしていないからだ。
“本気”でお客さまに喜んでもらおうと思ってないからだ。
頭では、「喜んでもらわないといけない」と思っているのだが、“本気”でないから、アホみたいなミスを犯す。甘いのだ。
それに比べて“本気”のスタッフは凄い。
マルブンにも何人もの“本気”のスタッフがいる。
私が、気づかないようなことをさらりとやったりする。
お客さまからは、名前を覚えられて感謝されたりする。
期待以上のサービスや料理を提供している。
“本気”でお客さまを喜ばそう、喜んでもらいたいと思っているから、何をすればいいかがわかる。
人に言われなくても、自分で動く。
成功者の条件は…
“本気”かどうかだと、木野先生から教えていただいた。
我が社に当てはめてみても、もっともな話だと思う。
私の知っている成功者は、みんな何をやっても“本気”でやっている。
やることを選んだりはしない。
人に頼まれたら、いちいち理由なんか考えないで一所懸命やりぬこうとする。
皆、“本気”だからだ。
共通しているのは、“本気”でやるという「癖」があるからだと思う。
成功者は“本気”
なるほど!と思いました。
◆◆お疲れさま
今日、坂本さんのSA研修再受講と、徳永さんのアシスタント研修が修了した。
「お疲れさまでした」
二人のマルブン娘は、何を感じ、何に気づいただろうか。マルブン親父はそれが気になる(笑)
娘の成長を気にする父親の気持ちだ。
松下幸之助翁は、
「気づいた時が百万両」
と言っている。
また日創研の田舞さんからは、「学ぶとは足らざるを知ること」だと教わった。
足らざるとは、自己成長のためのポイントがわかったということだ。
彼女たちは、どんな足らざるを知ったのか。
二人が帰ったら、じっくりと面談してみよう。
これからの、マルブンを引っ張り、支える、可愛い二人のマルブン娘の今後に期待したい。
「お疲れさまでした。研修に参加してくれてありがとう」
『権限の委譲』
一人の人間の力というものはどうしても限りがある。
その限りある力以上のことをしたり、させたりすれば往々にして失敗する。
力にあった適正な範囲で事を行なうのが一番よいのであって、その事が力に余るようであれば、それを分割して何人かの力によって行わせることが望ましい。
指導者としては、仕事を適切な大きさに分け、その分野については責任と権限を委譲して、各人の力に応じた仕事を徹底してもらうことを考えなくてはならないと思う。
それぞれの責任範囲をはっきりさせることによって、仕事にムダがなくなり、能率もあがるようになるのである。
◆◆適材適所
最近の悩みは、「能力に合った仕事を部下に与えれているのか」ということ。
部下を信頼し育成して、能力を見極めて、それぞれの適性に見合った職責を与えるようにしているが、職責が重すぎて成果をあげれないことがある。
これには本人もしんどいし、周りもたいへんだ。
この人なら大丈夫と、職責を与えた私も責任を感じる。
職責がある、もしくは本人の努力で職責に見合う能力を身に付けれると思っていたが、本人が思ったように努力せず、能力の向上が思っていたよりもない場合もある。
経営戦略において、人事は非常に重要なものであるが、これほど難しいものはない。
教育をして…最後は
「育ってくれよ」
神仏に祈る。
部下を信じることだな。
◆◆経営問答塾
今朝は、経営問答塾(木野親之先生)に参加するために大阪に向かいました。
今日の講義は、「成功者の条件と敗者の条件」
先日、木野先生が実際に体験したことですが…
あるお店(料理屋)に入って、雑炊を注文したそうです。
そうしたら運ばれてきた雑炊に、箸は付いているのだが、スプーンが付いていなかったそうです。
先生曰く、「これは、サービス(接客)ではなく運び屋だ」
運んできた女性は、仕事ではなく作業をしているとのこと。
担当したスタッフは、“本気”で仕事をしていない。
この“本気”が、成功者と敗者を分けると仰っていました。
この事例は、外食を営むものにはよくわかる事例です。
例えば…
「お客さまのお水がないのに気がつかない」
「コップに氷が溶けてぬるくなった水がいっぱいあるのに、冷たいデキャンターの水をお持ちする」
「取り皿が汚れているのに替えない」
「取り皿が汚れてないのに替えようとする」
「きれいに洗浄できていない取り皿を平気で出す」
「小さな子供に熱いお茶を出す」
「玉子がやぶれたオムライスを平気で出す」
「固まりすぎたカルボナーラを出す」
「味が決まらないのに、時間だからと料理を提供してしまう」
「閉店間際にご来店いただいたお客さまを嫌な顔をして無碍に断る」
などなど、我が社でも過去にはあげればキリがないほど…現在でも似たようなクレームがあがることがある。
これは、みんな“本気”で仕事をしていないからだ。
“本気”でお客さまに喜んでもらおうと思ってないからだ。
頭では、「喜んでもらわないといけない」と思っているのだが、“本気”でないから、アホみたいなミスを犯す。甘いのだ。
それに比べて“本気”のスタッフは凄い。
マルブンにも何人もの“本気”のスタッフがいる。
私が、気づかないようなことをさらりとやったりする。
お客さまからは、名前を覚えられて感謝されたりする。
期待以上のサービスや料理を提供している。
“本気”でお客さまを喜ばそう、喜んでもらいたいと思っているから、何をすればいいかがわかる。
人に言われなくても、自分で動く。
成功者の条件は…
“本気”かどうかだと、木野先生から教えていただいた。
我が社に当てはめてみても、もっともな話だと思う。
私の知っている成功者は、みんな何をやっても“本気”でやっている。
やることを選んだりはしない。
人に頼まれたら、いちいち理由なんか考えないで一所懸命やりぬこうとする。
皆、“本気”だからだ。
共通しているのは、“本気”でやるという「癖」があるからだと思う。
成功者は“本気”
なるほど!と思いました。
◆◆お疲れさま
今日、坂本さんのSA研修再受講と、徳永さんのアシスタント研修が修了した。
「お疲れさまでした」
二人のマルブン娘は、何を感じ、何に気づいただろうか。マルブン親父はそれが気になる(笑)
娘の成長を気にする父親の気持ちだ。
松下幸之助翁は、
「気づいた時が百万両」
と言っている。
また日創研の田舞さんからは、「学ぶとは足らざるを知ること」だと教わった。
足らざるとは、自己成長のためのポイントがわかったということだ。
彼女たちは、どんな足らざるを知ったのか。
二人が帰ったら、じっくりと面談してみよう。
これからの、マルブンを引っ張り、支える、可愛い二人のマルブン娘の今後に期待したい。
「お疲れさまでした。研修に参加してくれてありがとう」