穏やかに晴れた大晦日になりました。
私の今年1年は思ってもいなかった「喜寿」や「金婚式」という節目を、12月に入り目のトラ
ブルはありましたが、1年を通じてほぼ平穏・無事に新年を迎えることが出来る状況にありま
す。
一夜明ければ新しい年の始まりです。
この一年の出来事全てに思いを致し、新たな希望を持って、明日を迎えることとします。
いよいよ残すは、あと一日になりました。
今日の我が家の予定は特段なにもなく、気分転換程度の家内の整理整頓くらいですが、この
日になると、子供時代には、どこの家でも恒例行事だった正月用の「餅つき」を思い出します。
薪を燃やした「お不動さん」で餅米を「せいろ」で蒸して、父親が杵をふるい母親がこねる役を勤
めて、私も、つきがった餅を、お飾り用に整形したことを懐かしく思い出します。
現在では、そのような行事を残している家は少なくなってしまったようですが、「ぺったん・ぺった
ん」と弾けるような小気味よい杵の音が、今でも耳の奥に残っているような気がしてなりません。
陽が昇に連れて変わりゆくグラデーションも美しく、快晴の朝を迎えました。
本来なら、この快晴の下、独身時代からの友人と4人で今年のゴルフの打ち納めをする予定
にしていたのですが、あいにく私が12月に入ってから急に目に不具合が出てやむなくキャンセ
ルしようと思っていたところ、世話役をしてくれたA君が体調不良となり、結局全員キャンセルして
今年の打ち納めは残念ながら出来なくなってしまいました。
メンバー全員、いつもは若かかりし時代のままの元気さを見せていますが、改めて、忍び寄る老
いには如何ともしようがない思いがしている年の瀬の朝です。
あの「阪神・淡路大震災」が起きた前々年の平成5年の年の暮れの12月26日、我が家の
一員となり、以来17年間を共に過ごした愛犬「リック」が天寿を全うして旅立った今日28日は、
早くも5回目の命日に当たります。
その5年前、いつもの通り朝食を採ったあと、昼近くになり突然に下半身に異常が出、殆ど苦
しむことなく、眠るがごとく、理想的な旅立ちと言われる「ピン・ピン・コロリ」と逝ったことは、悲し
さ募るなか、せめてもの慰めとなったことを思い出します。
私の持っている意識はもとより、世間一般的にも話題性の乏しいと思われた、電力の小売り
全面自由化が来年4月から実施されることになり、新規参入事業者の顧客獲得の動きが本格
化してきたと言われています。
1部の新規事業者にあっては平均的モデルケースを掲げて既存電力業者の電力料金より安
くできることをアピールしていますが、使用量の少ない家庭や省エネを心懸けている家庭には自
由化の恩恵はないとも聞きます。
何れにしても利用者にとっては、少しでも安価で安定供給されることが業者選択の1番の問題
であることは確かです。
その意味で、どちらかと言えば理系の私には新規事業者の発電した電気がどのような仕組み
で安定して契約者に届くのか、電気に色が付いている訳でなし、トラブルのあった際のサービス
体制や品質の信頼性の保証はあるのか等々解らないことが多すぎます。
恐らく新規事業者にあっては、二人っきりの我が家に契約勧奨することはあり得ないと思います
が暇に任せて少し勉強してみようかと思っています。
「加齢黄斑変性」に襲われ「抗VEGF療法」という治療を受けて今日で4日目になりました。
治療は、アイリーアという非常に高価な薬剤を眼球内に注射するのですが、注射する前には
絶対的な効果を期待する反面、果たして期待が裏目になって落胆することにならないかと心配
もありましたが、何らの根拠のない取り越し苦労は無駄なことでした。
治療した翌日から、まさに目に見えてその効果が現れはじめ、その効果を実感できる「アムス
ラーチャート」を見るのが楽しみになっています。
改めて、近代医学の進歩の恩恵を受けることのできる有り難さを痛感しています。
あと少しの、物がゆがんで見える「変視症」と、見ているものの中心が欠けて見える「中心暗点」
が回復すれば完治となりますが、その先は見えてきたようで、私には嬉しさいっぱいのクリスマス
プレゼントを貰った心境です。
昨日のこと、東京の首都高で大型トレーラーがカーブを曲がりきれずに側壁に衝突して積ん
でいたコンテナを高架下の川に落下させるという事故がありました。
恐らく、スピードが出すぎていて重心の高い積載物の遠心力に耐えきれずに起きた事故と推
測されますが、私には、この事故が単に、東京で起きた事故という、よそ事では済まない事故に
思えてなりません。
私の住まいする港神戸には、海運会社専用のコンテナ埠頭が数多くあり、その埠頭間や届け
先に向かって走る廻る大型トレーラーに頻繁に会います。
どの車よりも図体が大きく、他の車は全て目下にあり「そこのけ、そこのけ、トレーラーが通る」と
いう雰囲気で、高スピード走行をはじめ、前を行く車には追突しないかと心配になるほど接近し、
合図無しに車線変更し、また、夕闇せまり、大方の車はヘッドライトを点灯しているのに無灯のま
ま隣車線を走り抜けるなど、いつ取り返しの着かない事故が発生してもおかしくない場面に出会う
ことがよくあります。
勿論、十分に安全確認をとり運転しているドライバーも多くいることは知っていますが、更に、東
京での事故を教訓に、お互いの幸せの為に安全運転をお願いしたいものと思っています。
昨日は午前は病院へ、午後は新年を迎えるに当たって、我が愛車の一年の頑張りに感謝
して「清掃とワックス掛け」をしました。
ガソリンスタンドへ行けば、コイン数枚で手軽に洗車やワックス掛けが出来ますが、私は昔か
ら自分で汗しながら行うことに拘っています。
それは、物を大切にするという自分自身への意識付けであり、その意識が車にも伝わり、ひい
ては、無故障、無事故に繋がって行くものと思っているからに他なりません。
お陰様で車検に行っても、お世辞としても、「古い年式の車にしては綺麗ですね」とのお言葉をい
ただくこともあり、内心「それ見たか」と嬉しい心境になることがあります。
これで来年も、形は古いが優れものの我が愛車、機嫌良く働いてくれること間違いありません。
「来年もよろしくね」です。
昨日に受けた「加齢黄斑変性」の治療の事後診察に行ってきました。
診察の結果は全く異常なく順調に推移しているとのこと、自分でも確実に快方に向かって
いる実感があり、まさしく光明を見る思いがしています。
次回の治療は、1ヶ月後になりますが、その日が待ち遠しく感じられてなりません。
現在時間、診察のため開いた「瞳孔」は焦点ぼけのままですが、「冬至」の今日も穏やかに
過ごすことが出来そうです。
人間は外界の情報の80%以上を目から得ていると言われている大切な器官の一つですが、
永年に亘り酷使してきたとは言え、何が因果か私の右目は「加齢黄斑変性」という余計な病に
取り付かれてしまいました。
放置しておけば失明を避けることは出来ません。
少なくとも後10年は何としても失明は避けたいと思い、今日は第1回目の治療を受けてきまし
た。
治療法は幾つかあるようですが「抗VEGF療法」なる病変部に眼球から注射をする治療法で、何
分始めてのこと、多少の恐怖心と緊張がありましたが、医学の進歩は素晴らしく、何らの障害もな
く、アット言う間に終わりとなり、引き続き状況を身ながら継続して治療することになりました。
必ずや良き結果が得られることを信じて、治療に専念することにしています。
天気予報によれば、今日も冬型気圧配置で日本海側では雪の見込みとありますが、我が
瀬戸内地方では日差しもいっぱいに気分よく朝を迎えました。
また早くも週末です。
ニュースを見ていると、年末年始の交通機関の混雑予想が賑やかになってきました。
子供達がまだ小さい頃には毎年必ず、両親の待つ実家に帰省したことを思い出しますが、
今では、その両親も亡き人となり、私が子や孫達を待つ身になってしまいました。
そんな訳で我が家では、現在のところ普段と変わらず静かに年末年始を迎えようと思って
います。
ノルマにしているウオーキング等はもとより、一日8回の目薬点眼を確実に実行することにし
て今日一日を過ごすことにします。
昨夕の日課のウオーキング時には、久し振りに強い冷たい西風に全く汗もなく、何時も賑わ
っている釣り人の姿も閑散として、神戸港の彼方に沈みゆく太陽も切なく見えました。
神戸の公式記録でも最高気温が10.1度と観測されており、平年より1度程度低かったとの
こと、因みに今朝早くには、六甲山で雪が舞ったとの便りもあり、ここに来て、やっと師走の風情
になってきたのかと思っています。
女子サッカーチーム「INAC神戸レオネッサ」の澤 穂希選手が現役を引退するとマスコミ
各社が大きく報道しています。
今日は東京で記者会見が行われることになっていますが、私は、我が家の近くの練習場で
大勢のファンと一緒に時折見かけた姿がもう見られなくなると思うと少し残念な気持ちになっ
てしまいます。
私は、サッカーファンではありませんが、今では同じ神戸市民として、身近な親しみのある澤
ファンの一人としてさみしさでいっぱいになります。
しかしながら誰にでも必ず訪れる引け時はあります。
これから先、どんな人生を歩まれるのか解りませんが、末永く幸多きことを祈念するばかりです。
今からおおよそ30年も昔のこと「左目」に異物が入り、痛さに耐えかねて眼科の診察を受け
た際に「黄斑変性症」の兆候があるので注意しなさい、と言われたことがありました。
以来、それなりに意識をしているのですが、今だ何の変化もなく齢を重ねて無事に後期高齢
者となり安心していたところ、11月になり「右目」に違和感があり検査をしたところ治療の必要な
レベルの異常状態は何もなし、との診断で経過観察となりました。
しかしながら、その後、日に日に違和感が増してきて、昨日更に精密な検査を受けたところわ
ずかに2週間余りの間に明らかに「加齢黄斑変性」の状態が確認出来、治療を受けることに決
めました。
その原因の多くは、「加齢」はともかくも「高血圧」「肥満」「喫煙」「高脂肪食」の人に見られ、おお
よそ私には馴染まないことばかり、「なんでやねん!」と思ったりしていますが、現実を踏まえ、近
代医学を信じ、担当して呉れる医師を信じ、安心して全てお任せで行くことに決めました。
今日の天気予報は、午前中は「雲マーク」午後になると「傘マーク」の我が地方ですが、現在
時刻9時には青空いっぱい、日差しいっぱいで、室内は正に温室状態となっています。
早くも師走15日、今日の私の予定は、早くから手がけていて受付開始を待っていた年賀状の
投函、午後には、予約している目の精密検査に眼科に行くことにしています。