ゴルフでは、プロにしろ、アマにしろパットの良し悪しは最重要課題です。
プロでは正に「パットイズマネー」で即賞金稼ぎに影響し、アマでもコンペでの上位入賞や自己
満足して優越感に浸れる上でも何とか上手くなりたい、と全てのゴルファーは思っています。
私も人様と同じ思いでいるのですが、パットだけは天性のもので、持って生まれた感性で決まり
と言う人がいますが、自分には感性がないと諦めてしまうのは早計ではないかと思っています。
ゴルファーの誰もが、グリーンに乗ったボールをいよいよカップに向かって打つ時、其れなりに
芝の状態やグリーの傾斜などを読み、ボールの曲がりを予測して目標方向を決め、そこに向
かって「真直ぐ」にストロークすれば良いことは十分知っていることです。
しかし、入らないことの原因は、勿論グリーンの読みの違いもありますが「真直ぐ」打っている積
りが結果的に真直ぐに打てていないことにあるのではないかと思うのです。
私は、最近になり自分なりに自分自身の欠点に気が付きました。
現在のところ、その欠点を意識してプレーしているのですが確実に成果を得るところとなってい
ます。
それは、アドレスした時の「頭」の位置に問題があったと考えています。
今までは、目の真下でしっかりボールを見ることに集中しすぎて、つい頭が俯き加減になり過
ぎて後頭部の線と、背中の線が「く」の字型になっていたことに気付いたのでした。
そのため、目標に対して真直ぐにストロークしている積りがフォロースルーがインサイドに抜け
ており「引っかけ」や「カット打ち」になってサイドスピンがかかりボールが真直ぐに進まない原因
になっていたと考えています。
その解決は簡単です。
アドレスの際、後頭部の線と背中の線が直線になるように意識するのです。
ボールを見る目線は、やや下向き目線になりますが、少し慣れれば問題ありません。
とは言っても、まだまだ試行錯誤の段階ですが、更に練習と研究を重ねて1ラウンド30パット
以下を目指して頑張って見ようと思っています。