マイコー雑記

行き来するもの書き留め場

思考と感情からぬける術を身につけることでメンタルが健やかになる、「幸せ」からのスタート

2016年11月21日 | 不安感を導く

メンタルヘルスを損なう原因のひとつに、

特定の感情や思考にはまりこんでぬけられなくなる、

ということがあります。

 

もしこうなったらどうしようと押し寄せる不安感からぬけられない → 不安障害

自分はダメダメ、生きている価値などないという考えから抜けられない → うつ

 

私自身も体験してきましたから、よーく分かります。

 

こうした感情と思考からぬけられない、

感情と思考の暴走に呑み込まれていく、

それが、メンタル面の問題を生み出します。

 

そして「強烈な感情」を持つ人ほど、

この暴走度合いが、またすさまじいのですよね。

 

 

感情や思考からぬけるには、

次の記事にあげる「円の中枢」や「雲の上空」に戻ることです。

それには、まずは身体感覚にフォーカスをシフトするのもひとつの手です。

 

感情や思考が「過去と未来」を行き来するものだとするならば、

身体感覚というのは、「今この瞬間」に起こっていることといえます。

身体は、今この瞬間にしか存在しませんから。

 

この「今この瞬間」こそが、

「円の中枢」や「雲の上空」とも重なるんです。

 

 

 

例えば、

呼吸に集中してみます。

鼻から吸って口から吐くときの鼻の穴の感覚や、

口の中を通る空気の温度などを感じてみます。

 

呼吸は、

身体機能的にも、

副交感神経を活性化させリラックス効果がありますから、

感情や思考からのシフト共に、ゆったり感も味わえ、

一石二鳥です。

 

途中、

「右の鼻孔より左の鼻孔の方が空気の入りが強い、それはきっと・・・」などと「考え」始めるたびに、

「過去と未来」へ飛んでいく自分に気づき、

フォーカスを身体感覚へと戻していきます。

「ああまた気がそれた、ダメな私」などと評価する必要もなく、

跳ねる子犬を導くような柔らかな気持ちで、

それた自分に気づいては戻す、を繰り返します。

 

こうしたトレーニングが、

感情や思考からぬけ、

落ち着くコツを身につけてさせてくれます。

 

5感をフルに活用して、

身体感覚へとフォーカスし、

マインドフルなひとときを、

日常生活に散りばめてみてください。

 

すると、自分が自分の首を絞め過ぎる前に、

フォーカスをシフトできるようになってきます。

 

少しずつ少しずつ続けることで、

嘘のように楽になっている自分に気づく日が、必ず来ます。

 

そうしてアップダウンのある日常にも、

幸せや温もりを感じられるようになったところで、

では、このより楽になった自分を、どう用いていくか。

そこから、また新しいスタートですね。

 

みなさん、今日もよい日を!


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