能力は、生まれ持ったまま変わらない「髪や目の色」とは違い、
鍛えることでどんどん発達していく「筋力」のようなもの。
ダンベルも、初めは重かったものが、筋力トレーニングする内に、
より重いものでもより簡単に持てるようになっていく。
能力もね、ちょっときついよーと思いながらも、こつこつとトレーニングを積むことで、
より難しいこともできるようになっていくんだね。
脳もね、ちょっときついよーって思うときに、
よしよしもっと成長できる!って喜んでるんだよ。
子供達が、めげたりあきらめたりしそうなとき、こんな話をすることがある。
そこで、ああ、こんな話し方も伝わりやすい!というバージョンの紹介:
小さい男の子が、マユから出よう出ようともがいている蝶を見ている。
蝶は明らかに難しい状況にあって、必死でマユから出ようとしている。
そこで男の子は、助けようと決心し、蝶のためにマユを引き裂いてやる。
驚いたことに、蝶は喜び勇んで自由に飛び立つ代わりに、そのままの状態で動かない。
男の子は知らなかったのだけれど、
蝶は、飛び立つために必要な筋力とコーディネーションを発達させるために、
マユと共にもがく必要があったんだね。
(" The Self Motivated Kid" by Shimi Kangより)
サナギから蝶になる力、身に着けてやりたいですね!