ダーリン三浦の愛の花園

音楽や映画など徒然なるままに書いてゆきます。

明日のためにその451-今回の名盤

2020年05月11日 | 今回の名盤
アメリカンロックの金字塔

混沌とした70年代のロック。
メインストリームが無い中、様々なアーティストが様々な作品を残した。
それはまさに、音楽界の玉石混交。まさにカオス状態だった。
しかし、そんな中、ロック界の金字塔とも呼べるアルバムがリリースされる。
それが今回紹介する「オールマンブラザーズバンド」の「ブラザーアンドシスターズ」である。

ご存じの方も多いと思うが、このバンドを代表していたリードギターリスト「デュアンオールマン」が交通事故で夭逝し、バンドの中心を無くした彼らの復活劇を演出した名盤である。
曲目を紹介しておこう。
1.wasted words
2.ramblin'man
3.come and go blues
4.jelly jelly
5.southbound
6.jessica
7.pony boy
グレックオールマンとデッキーベッツのオリジナルメンバーが中心となり、製作されたこのアルバムは、本国アメリカで大ヒットを記録する。
特に私のお勧めは、4のjelly jellyと6のjessicaである。
前者はコクのあるブルースで、アンニュイな感じを醸し出しているところがいい。
後者はどこまでも明るく爽やかなインストゥルメンタルである。

基本このアルバムは「カントリー」「ブルース」「アメリカンロック」を基調とした音楽が多い。
そしてどの曲の完成度も高く、まさに「名盤」の名に恥じない作りとなっている。
このアルバムも昨今流行りの「デラックスエディション」などと言い、余分なトラックが入っているものが発売されている。
できれば、それが無いオリジナルのエディションを聴いていただきたい。聴き終わった後の感動が違うのだ。

混沌とした70年代のロック界に、一筋の光を当てたこの作品、是非多くの方に聴いていただきたいと思う。
下に「ジェシカ」のリンクを貼った、是非皆様に聴いてほしい。

1973年、アメリカ製作、全米チャート1位。


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2 コメント

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こんばんわ....。 (kiyasume)
2020-05-13 00:04:56
オールマン・ブラザーズバンド、、

大好きですよ・・・・。

デュアン・オールマンもいいけど、、
ディッキー・ベッツが燻銀のギター弾きますよね、、
1970年代、デュアン・オールマン亡き後、、
テレビでデッキー・ベッツが弾いた
「ステッポロ・ブルース」
は良かったです・・・・・。

最近聞いて居ないから、、
またレコード引っ張り出そうかなぁ、、

また来ますね。。。。
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コメントありがとうございます。 (ダーリン三浦)
2020-05-13 06:06:35
kiyasumeさん、お久しぶりです。
やっぱり、ステッボロブルースはいいですね。
以前やっていたバンドでコピーしました。
フィルモアイーストライブはことあるごとに聴いています。
いつまでも色あせないアルバムですね。
また、遊びにいらしてください。
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