probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

reminiscing ("true one-hit wonders") #34

2024-02-15 11:00:13 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100には、1曲しか、
ランクインしていないアーティストを、
懐かしみながら、今、どうしてるのかな?
と、浅く掘り下げようというコーナー、
今回は、1998年に、
最高位25位を記録した、
このグループの、このナンバーです。



N.Y.出身の,
ボーイズR&Bグループ、
Imajinの、"Shorty
(You Keep Playin' With My Mind)"。

翌年リリースされた
デビューアルバム"Imajin"からの
先行カットで、R&Bチャートでは、
20位を記録していたようですね。

アルバムからは、もう1曲、
"No Doubt"というナンバーが、
シングルカットされて、
R&Bチャートでは、
75位まで上がったいたみたいですが、
Hot100入りすることはなく、
アルバム1枚で解散したため、
この曲が、唯一の、
チャートインだったようであります。

ft.されていたラッパーは、
自身のヒット曲もありますが、
様々なアーティストの曲の、
客演で光る、Keith Murrayで、
サンプリングされていたのは、
77年のダンクラヒット
Peter Brownの"Dance With Me"
でありました。



このImajin、知らなかったのですが、
あの、安室奈美恵さんとコラボした
"You Are The One"という曲が
あるそうですね。

聴きたかったので探したのですが、
残念ながら、YouTubeには、
音源、見つかりませんでした。

さて、Imajinのメンバーですが、
リードシンガーだった、
Olamide Faisonは、
音楽もやりながら、俳優業にも
進出したようですが、
現在の活動状況は、
よくわかりませんでした。

また、ドラムを叩いていた、
Tony Royster Jr.は、今も、
セッションドラマーなどをして、
活躍をしているようです。

https://www.instagram.com/tonyroysterjr/

※次回は、天国へ行ってしまった
アーティスト、82人目です。

今週の気になる新曲2曲。

2024-02-13 20:07:31 | 最近の洋楽
今回は、またまた、
ネタ使いが気になる2曲です。

まずは、何度目かの旬を迎えている男、
UsherのNewアルバム
"Coming Home"から、
"Big Energy"のLattoをft.した曲、
"A-Town Girl"です。



ちょっと前に、別コーナーで話題にした、
Billyさんの、あの曲使いですね。
でも、あっしゃくん、
初めてではないんですよね。
12年前のこの曲でも↓
サンプリングしておりました。
"Uptown Girl"、
よっぽど好きなのかな。



そして、もう1曲は、
米Hip-Hop界に何人かいます、
大ネタ使い大好き♪な、
アーティストのうちの1人、
Erick Sermonの新曲
"Back 2 The Party"です。



リリース準備中のNewアルバム
“Dynamic Duos”からの
先行カットのようですね。
ft.Salt-N-Pepaっていうのも
オールドスクール脳には嬉しいですね。

でもこれ、何だっけ~?
とわからなかったもので、
ネットを頼りました。(^^;)

Stephanie Millsの
"What Cha Gonna Do with My Lovin'"
ですね。
大好きなのに、わからんという...(笑)

つうことは、作者のクレジットに、
James Mtumeと
Reggie Lucasの名があるのね♪

※次回は、reminiscing
("true one-hit wonders")
第34回です。




Soul, R&B備忘録(#2 追悼 Henry Fambrough (of The Spinners )

2024-02-12 11:22:18 | 懐かし洋楽
R&Bチャートではヒットしたのに、
Popチャートでは、
まったくノーリアクションだった、
曲やアーティストを取り上げて、
ウダウダと語ってみるということで、
前回から始めました、
このコーナーなのですが、
2回目にして、早くも、
そちらをお休みしまして、
今月の7日に亡くなった、
The Spinnersの、
最後のオリジナルメンバーとして、
2023年まで在籍していたという、
Henry Fambroughさんを
追悼したいと思います。

といいましても自分、
ft.アーティストとして以外では、
最後のTop40ヒットになっている、
80年の、"Cupid
/ I've Loved You for a Long Time"も、
リアルタイムで聴けなかった身で、
とくに、何も語る知識を
持ち合わせておりませんので、
ここ数日の、にわか勉強による、
記事になっておりますので、
ご容赦くださいませ。

Henry Fambroughさん、
結成時からのメンバーということで、
The Spinnersの歴史は、
1954年から始まってるいるようですから、
約70年、活動していたんですねぇ。

2021年には、在籍中の、
最後のアルバムとなりました、
"Round the Block and Back Again"も、
リリースしてくれておりました。

The Spinners、
メチャうまなリードテナーは、
何人か交替していて、
その中では、のちに、
The Temptationsにも加入した、
G. C. Cameronさんが、
最も有名だと思うのですが、
Henry Fambroughさんのほうは、
バリトン担当で、リードをとった曲は、
あまり無いようですね。

でも、75年リリースのアルバムで、
"Games People Play"がヒットして、
ビッグセールスを記録したという作品
"Pick of the Litter"の中に、
2曲あったようですので、
そちらを貼って追悼したいと思います。

公式ではないようなのですが、1曲は、
パフォーマンス映像もありました。

The Spinnersといえば、74年の、
Dionne Warwickとのコラボ曲で、
唯一のHot100でのNo.1獲得曲、
"Then Came You"も有名ですが、
"Pick of the Litter"でも、
1曲一緒に歌っていたんですね、
それが、アルバムラストを飾った、
"Just as Long as We Have Love"で、
デュエットパートナーが、
Henryさんだったようであります。



そして、もう1曲は、
アルバムの2曲目、
"I Don't Want to Lose You"です。

曲の作者は、フィリーソウルの名曲を
数多生み出していた作詞家、
Linda Creedさんと、
アルバムのプロデュースも手掛けていた、
あの、Thom Bellさんだったようですね。



こちらは、映像があったのですが、
埋め込み不可になっておりますので、
興味ある方は、↓をクリックしてください。

https://www.youtube.com/watch?v=-97g-O_WCtI

R.I.P.

https://amass.jp/172961/
スピナーズの創設メンバー、
ヘンリー・ファンブロウ死去
(amass)

※次回は、気になる新曲2曲です。


Time Machine ~1984~

2024-02-11 11:03:22 | 懐かし洋楽
今回は、1984年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Musical Youthの
"She's Trouble"です。
(Pop #65 R&B #25)



イギリス、バーミンガム出身の、
ポップレゲエグループで、
1982年に、世界中で大ヒットした
"Pass The Dutchie"や、83年、
Donna Summerとコラボした
"Unconditional Love"
などでも知られます、
Musical Youthの、その、
83年の秋にリリースされた、
2ndアルバム"Different Style!"
からカットされた曲でした。

当時は、"Pass The Dutchie"とは、
まったくイメージが違う、
ポップナンバーだったので、
あれれ?と思ったのですが、
アルバムのタイトルが、
Different Styleでしたもんね。

チャート成績的には、
物足りないもので終わっていた、
この曲なのですが、のちに、
大注目を浴びることになったのは、
まだまだ記憶に新しいところですが、
じつは、この"She's Trouble"、
MIchael Jacksonのアルバム
"Thriller"のために用意された1曲で、
Michaelは、デモまで作ったものの、
結局、アルバムには収録されず、
"Thriller"の40周年記念盤が発売された、
一昨年の秋に、そのデモバージョンが、
公式にリリースされ、
大きな話題になりました。



ソングライターのうちの1人は、
Tina Turnerの多くの曲を手掛けた、
Terry Brittenなんですねぇ。
やっぱ、ちょっと、
"Thriller"には軽い感じですかね。

Musical Youthのほうなのですが、
当然、現在は、かなりの大人に、
なっておりますが(笑)、
オリジナルメンバーのうちの2人、
Dennis Seatonさんと
Michael Grantさんが、
グループを続けているようです。

https://www.instagram.com/therealmusicalyouth/

1984年2月11日付けのビルボードHot100です。

1位は、説明不要の、
あのグループの、あの名曲です。

<1984年2月11日、何があったか?>

主題歌「モニカ」も大ヒットした、
吉川晃司さんの初主演映画
『すかんぴんウォーク』が、
劇場公開されたのが、
この日だったようです。

https://eiga.com/movie/37336/
『すかんぴんウォーク』(映画.com)

※次回は、Soul, R&B備忘録、
第2回です。

『ポップスが最高に輝いた夜』

2024-02-09 19:42:05 | 映画


先月の29日から、Netflixで、
配信されております映画
『ポップスが最高に輝いた夜』を
ようやく観ることが出来ました。

"We Are The World"についての
ドキュメンタリーならば、NHKの
「アナザー・ストーリーズ」でも、
何年か前に放送されていましたし、
今さら感もあったのですが、
来年で、リリースから40年なんですね。
年輪を重ねた当事者たちが語る、
「あの日」は、やはり重みが違います。

カメラの前で語るのは、
Lionel Richie、Bruce Springsteen、
Dionne Warwick、Kenny Loggins、
Cyndi Lauper、Huey Lewis、
Sheila E.、そして、
『アナザー・ストーリーズ』にも
出ていました、プロデューサーの
Ken Kragenといったところで、
知ってる話もありましたが、
知らなかったことも、やはり、
いくつか出てきました。

真面目なイメージのAl Jarreauが、
じつはあの日...とか、
何ごとにも動じなさそうな、
Bob Dylanが...とか。

自分の中で、ずっとモヤモヤしている、
いくら、Quincyの秘蔵っ子とはいえ、
James Ingramに、おいしいとこ、
歌わせすぎじゃない?とか、
なんで、Smokey Robinsonは、
ソロを歌わさせてもらえなかったのか?
の2点については、
語られることはありませんで、
そこは、個人的に残念でしたが、
リアルタイムで聴いていた方も、
聴いてないけど、曲は知ってるわよ、
という方々も、ぜひ、観ていただきたい、
そんなドキュメンタリーでありました。

しかし、Ken Kragenさんも、
2021年に亡くなったようですが、
旅立ってしまった人が多くなったのが、
やはり寂しいですね...。



https://eiga.com/movie/101043/
『ポップスが最高に輝いた夜』
(映画.com)

※次回は、Time Machineです。