probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

Time Machine ~1982~

2014-11-22 09:14:24 | 懐かし洋楽
今回は、1982年の今ごろチャートインしていた曲、
Steve Winwoodの"Varelie"です。(Pop #70)



同年にリリースされたアルバム"Talking Back To The Night"からの、
"Still In The Game"に続く、2ndシングルでした。

80年リリースの、前のアルバム"Arc Of A Diver"からは、
"While You See A Chance"というTop10ヒットが生まれ、
アルバムも大ヒットしましたが、
結局、こちらの"Talking...”からは、Top40ヒットは生まれず、
80年代にヒット作を連発していたSteveの作品の中では、
ちょっと、地味な扱いをうけている感じでしょうかね。

で、チャートファンなら、誰でも知っていることであると思いますが、
"Varelie"、87年に、ベスト盤"Chronicles"に収録するために、
リミックスが施されまして、ふたたびシングルカットされまして、
こちらは、みごと、Popチャートの9位まで上昇し、大ヒットしました。↓



バックのトラックの音が、すこし派手になって、
メリハリがきいたバージョンに生まれ変わっておりまして、
今でも、こちらを聴くことが多いですが、
ときどき、素朴な感じのオリジナルのほうを聴きたくなることがありますね。

1982年11月20日付けのビルボード誌です。

1位は、あの大ヒット映画から生まれた、あの名曲。
そして、この週、52位→19位へとジャンプアップして驚かされたのは、
今は亡き、あの大スターのあの名曲です。

Jimmy Ruffin

2014-11-21 10:25:37 | R.I.P.
60年代から活動をしていて、The Temptationsの黄金期のボーカリストである、
David Ruffinさんの実のお兄さんとしても知られていた、
Jimmy Ruffinさん、亡くなってしまったんですね。

少し前から、危篤状態という記事を見ておりましたが、
78才で、この世を去ってしまったようです。

Jimmyさんといえば、何と言っても、
66年のヒットで、いろいろな人がカバーしている、
"What Becomes of the Brokenhearted" でありますが、
80年代にも、1曲だけヒットを放っておりまして、
それが、こちらのナンバーでありました。



1980年に、Popチャートで10位まで上昇した"Hold On (To My Love)"。
UKでもTop10入りしていたみたいなので、
この映像も、当時の『Top Of The Pops』からですね。

ただこの曲、ヒットしたのが、80年の前半でしたので、
洋ヲタ元年が81年の自分は、リアルタイムでは聴けておりませんが・・・。

かなりライトな感じのR&Bソングですが、
曲を書いていたのは、The Bee GeesのRobinさんと、
The Bee Geesのバックのキーボード奏者として知られる、
Blue Weaverという人で、Blueさんは、この曲でも演奏していたようです。

http://amass.jp/48591/
ソウル・シンガーのジミー・ラフィンが死去(amass)

"Stranger In My House"

2014-11-19 19:15:10 | 同名異曲
今回の同名異曲は、"Stranger In My House"です。

まずは、2001年のTamiaのヒット曲である、こちらの1曲。



前年にリリースされた、彼女の2ndアルバム"A Nu Day"からの2ndカットでしたね。
1stカットは、Hall & Oatesの"I Can't Go For That"をネタ使いした、
"Can't Go For That"でしたが、こちらのほうが大きなヒットになりました。

地味な曲なのに、意外なくらいに大きなヒットになって、
当時、おどろいた記憶がありますが、
前曲同様、いろいろなアゲアゲ系リミックスが作られて、
そちらでの人気が、大ヒットにつながったというような話です。

なお、Tamiaは、今年、Def Jamと契約して、
来年春、Newアルバムをリリースする予定があるみたいですね。


で、もう1曲の"Stranger In My House"は、
1983年のRonnie Milsapのヒット曲である、こちらです。



この曲、どこかで貼ったような記憶もあるのだが・・・。(^_^;)

80年代に入って、この曲を出すまで、
ずっと、カントリーチャートで1位を獲っていたRonnieさんが、
この曲で、記録が途絶えてしまった曲でありました。
めずらしく、ハードなギターの音が入ってきたりして、
カントリーっぽくないですもんね。

Ronnieさんのほうも、すでに70代のようですが、
まだまだお元気で、わりとコンスタントに新作をリリースしていまして、
ことしの春に、スタンダードや自らのセルフカバーなどを集めたアルバム、
"Summer Number Seventeen"を発表しています。

で、この2曲、タイトルは同じですが、
同じ"Stranger"でも、意味は全く違うようで、
Tamiaさんのほうは、同じ家にいても、
心が離れてしまったパートナーのことを歌っていて、
Ronnieさんのほうは、彼女を連れ去ろうとして、
自分の家にやってきた、自分の見知らぬ誰かのこと歌っているみたいです。

Live: Her Greatest Performances - Whitney Houston

2014-11-18 10:01:38 | 新譜CD

・Live: Her Greatest Performances (CD+DVD)- Whitney Houston

まず驚いたのは、これ、ジャケの形が縦長なんですねぇ。
CDオンリーの盤は、正方形なのかもしれませんが、
自分が買った、DVD付きの盤は長方形でありまして、
何やら、コンサートのパンフレットを手に取ったような気持ちになります。

ただ、紙ですので、中身の出しにくさは相変わらず。(^_^;)

内容は、コンサートをまるまる収録したものではなくて、
TV出演時のパフォーマンスを中心に、great!なものを集めたものですから、
1曲1曲、音質などが違ったりしますので、CDは、ちょっと気になりますが、
映像があると、それほど気になりませんので、DVDの内容は、やはり圧巻です。

まあ、だいたい、TVやYouTubeなどで見たことがある映像が多いですが、
CDには収録されなかった、オスカー授賞式でのMariahとのデュエットも含み、
年代順にWhitneyのパフォーマンスが入っておりますので、
スター誕生から、絶頂期、そして、ボロボロになりながらも、
奇跡的に、充実したパフォーマンスとなった、
2009年のTV出演までの、シンガーとしての人生が、
一枚に凝縮されたような感じになっております。

なお、輸入盤でしたが、普通に再生できましたし、
字幕が欲しいような場面は、あまりありませんので、
ライナーノーツなどいらんという方は、輸入盤でもいいのではないでしょうか。

それにしても、89年のグラミーでの"One Moment In Time"は、やはりすごいですね。
きれいな映像で久々に見て、涙出ちゃいました。(T_T)


Time Machine ~1978~

2014-11-16 05:50:34 | 懐かし洋楽
今回は、1978年の今ごろチャートインしていた曲、
10ccの"Dreadlock Holiday"です。(Pop #44)



"I'm Not In Love"や"The Things We Do for Love"の大ヒットのイメージが強く、
なかなか、それ以外の曲にスポットが当たることは少ない彼らですが、
他にも、いろいろと中ヒット小ヒットある人たちで、
当然、ベスト盤も持っていますので、そのご紹介は、またいずれ。(^_^;)

この曲も、USチャートでは、Top40にあと一歩届かずのヒットでしたが、
本国UKチャートでは、堂々のNo.1を記録していまして、
85年には、ディスコグループ、Boney Mによるカバーもリリースされております。

なお彼ら、来年早々に、来日が決まっておりますが、
オリジナルメンバーは、Graham Gouldmanのみで、
"Cry"のヒットでおなじみの、Kevin GodleyとLol Cremeは、
参加してはいないようですね。

今回も、この週のビルボード誌が見つかりませんので、1978年11月18日付けのCashboxのチャートです。

この曲は46位。1位は、まもなく、80年代から90年代のアルバムがリイシュされる、
あのディスコクイーンによる、カバーヒットです。