石油と中東

石油(含、天然ガス)と中東関連のニュースをウォッチしその影響を探ります。

見果てぬ平和 ― 中東の戦後75年(95)

2023-12-25 | 中東諸国の動向

(英語版)

(アラビア語版)

 

(目次)

 

第4章:中東の戦争と平和(9)

 

095 ポピュリズムが育てる独裁者 (3/4)

 庶民全てがそのような独裁者を冷ややかに見ているかというと実は必ずしもそうではない。それどころか拍手喝さいで独裁者の登場を迎えることも少なくない。アラブの人々は腐敗した王制国家に倦み、或いは第二次世界大戦後も打ち続く戦乱に嫌気がさしていた。そのような旧体制(アンシャンレジューム)を打破しようとする若手軍人たちの「青年将校団」に世直しを期待したのである。「青年将校団」を名乗る組織はエジプトだけではない。シリアやリビアにも生まれている。

 

貧しいが故に正規の高等教育を受けられなかった優秀な若者が軍隊組織の中で最新の知識と軍事技術を身に着け、同僚や部下を惹きつけるリーダーシップも身に着けた。彼らは大衆の人気を得る手練手管に長じている。もちろん独裁者は登場した時から独裁者だった訳ではなく、トップに上り詰めた後、大衆を煽りつつ知らず知らずのうちに権力を一身に集める。

 

そして独裁者は一度手にした権力は絶対に手放そうとはしない。彼を助けるのが取り巻きの側近たちである。側近は独裁者の陰で甘い汁を吸うことを覚える。ボスが居てこその特権であるから彼らはボスがいつまでもボスであり続けるように画策する。その反面彼らは独裁者の地位が儚いことを熟知しているだけに自ら独裁者になるだけの勇気はない。ともかくボスにできるだけ地位を保ってもらいたいのである。

 

 

(続く)

 

 

荒葉 一也

E-mail: Arehakazuya1@gmail.com

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石油と中東のニュース(12月23日)

2023-12-23 | 今日のニュース

(石油関連ニュース)

原油/天然ガス価格チャート:https://tradingeconomics.com/commodity/brent-crude-oil

・紅海襲撃事件で原油価格1%アップ、Brent原油80ドル超える

(中東関連ニュース)

・ガザ紛争のパレスチナ人死者2万人を超える

・国連安保理、1週間経ち漸く拒否権回避のガザ支援決議。米露は棄権

・国連安保理決議巡りPLOとハマスの見解分かれる

・PLO幹部、UAE外相とアブダビで会談

・紅海安全航行監視の有志連合参加、20カ国を超える:米国防省

・紅海船舶襲撃で対策に追われるIKEA、Nikeなど。ドバイを中継地に

 

・日本貿易保険、サウジ輸銀とMoU締結。業務協力拡充目指す

 

 

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今週の各社プレスリリースから(12/17-12/23)

2023-12-23 | 今週のエネルギー関連新聞発表

12/18 経済産業省

岸田内閣総理大臣及び齋藤経済産業大臣がアジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)首脳会合に出席しました

https://www.meti.go.jp/press/2023/12/20231218004/20231218004.html

 

12/18 ENEOS

SEDCエナジー、住友商事株式会社との水素事業における 共同開発契約の締結について

https://www.eneos.co.jp/newsrelease/upload_pdf/20231218_01_01_0906370.pdf

 

12/18 出光興産

マレーシア 第2 SPS製造装置の商業運転を開始

https://www.idemitsu.com/jp/news/2023/231218.html

 

12/19 ENEOSホールディングス

社長等の処分および異動について (代表取締役の異動等)

https://www.hd.eneos.co.jp/newsrelease/upload_pdf/20231219_01_01.pdf

 

12/19 ENEOS

社長等の処分および異動について

https://www.eneos.co.jp/newsrelease/upload_pdf/20231219_01_02.pdf

 

12/21 出光興産

出光興産、OPTCおよび丸紅によるバイオマスPTAのサプライチェーン構築について - ペットボトルなどの原料となるPET樹脂のバイオマス化に寄与 -

https://www.idemitsu.com/jp/news/2023/231221.html

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見果てぬ平和 ― 中東の戦後75年(94)

2023-12-22 | 中東諸国の動向

(英語版)

(アラビア語版)

 

(目次)

 

第4章:中東の戦争と平和(8)

 

094 ポピュリズムが育てる独裁者 (2/4)

 東西冷戦の渦中で中東の指導者たちは西側につくか、東側につくか厳しい判断を迫られていた。1950年代に中国の周恩来、インドのネール、チェコスロバキアのチトーなどが非同盟を呼びかけバンドン会議を開いた時代とは異なり、いずれの側にも属さない中立という立場はあり得なかった。第二次世界大戦直後、それまで西欧帝国主義に蹂躙されていたアラブ諸国はその反動として民族解放運動と結びついた社会主義国家ソ連に傾倒した。しかしイスラームを深く信奉するアラブにとって無神論のソ連共産主義は水と油の関係である。彼らにとってはそれ位ならむしろ同じ一神論の西欧キリスト教国家の方が理解しやすかった。さらに民族は違っても同じイスラーム教徒(ムスリム)である中央アジアの少数民族がモスクワ中央政府によって弾圧されている現実を前にして中東の独裁者たちは次第に西側諸国に傾いていくのであった。

 

ただし彼らは西欧のように政治的自由を一般市民に与える気は毛頭なかった。国の名前に共和制を冠して国民や国際社会の目をくらます一方、実態は過酷な独裁強権主義国家を築いたのである。リビアの国名がそれを象徴している。カダフィは「大リビア・アラブ社会主義ジャマヒリーヤ(直接民主主義)国」と名付けた。「アラブ」(民族)、「社会主義ジャマヒリーヤ」とこれでもかというほどの飾り文句を並べている。しかし実態は程遠い絶対的独裁国家であった。国名で比較するならこれは北朝鮮の正式国名「朝鮮・民主主義・人民・共和国」と双璧を成すものと言ってよいであろう。独裁者はとかくうわべを飾りたがるものである。

 

 

(続く)

 

 

荒葉 一也

E-mail: Arehakazuya1@gmail.com

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石油と中東のニュース(12月21日)

2023-12-21 | 今日のニュース

(石油関連ニュース)

原油/天然ガス価格チャート:https://tradingeconomics.com/commodity/brent-crude-oil

・イエメンの紅海船舶襲撃事件で原油価格微増。Brent $79.46, WTI $74.24

(中東関連ニュース)

・ガザ戦争2回目の停戦に現実味。ワルシャワ、カイロでそれぞれが首脳会合

・ハマス指導者、カタールでイラン外相と会談後、カイロ訪問

・エチオピアのナイル川ダム協議、相互の意向かみ合わず:エジプト発表

 

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インドが中国を追い抜き世界一の人口大国に:世界と中東主要国の人口・出生率・平均寿命(3)

2023-12-21 | その他

(世界ランクシリーズその1)

 

(低い中国の出生率、意外と高い米国!)

3.出生率

(表http://rank.maeda1.jp/1-T01.pdf参照)

(図http://rank.maeda1.jp/1-G02.pdf参照)

出生率(女性一人当たりの合計出生率)の世界平均は2.3人である。この数値は経済圏によって異なり、先進地域は世界平均を大きく下回る1.5人に対し、開発途上地域は2.4人、後発開発途上地域の場合は3.9人である。

 

また地理的区分で見るとアジア・太平洋地域の出生率は世界平均を下回る1.9人である一方、中東地域は世界平均を上回る3.1人である。アフリカ地域はさらに高く、特に西・中央アフリカ地域の出生率は世界平均を2倍以上上回る4.8人に達している。

 

日米中印の4カ国を比較すると、出生率が最も低いのは中国の1.2人であり、日本はこれに続く1.3人といずれも世界平均を大きく下回っている。中国の場合は一人っ子政策と言われる政策の要因が強く影響しているものと考えられる。インドと米国の出生率はそれぞれ2.0人、1.7人であり、世界平均を下回っているものの、日中2か国に比べかなり高い。

 

中東の三大国を見るとエジプトは2.8人であり、イランは1.7人、トルコは1.9人である。イラン及びトルコは社会的或いは政策的な抑制策が効いているように見受けられる。産油国のサウジアラビアの出生率は2.4人、UAEは1.4人である。UAEは一人当たりの所得がサウジアラビアを上回っており、国民の生活水準が高いことが出生率の低下を招いていると言えそうである。

 

(男女とも世界平均を10歳以上上回る日本の平均寿命!)

4.主要国の平均寿命

(表http://rank.maeda1.jp/1-T01.pdf参照)

(図http://rank.maeda1.jp/1-G03.pdf参照)

世界の平均寿命は男性71歳、女性76歳で共に70歳を超えている。日本の平均寿命は世界平均を大きく上回り男性82歳、女性88歳であるが、男女ともに世界の平均寿命を10歳以上上回っているのは日本だけである。

 

いずれの国も女性の平均寿命が男性のそれを上回っている。また女性の平均寿命が80歳を超える国は珍しくなく、日本のほか中国、米国は82歳であり、中東でもトルコ(82歳)、イラン、サウジアラビア(共に80歳)である。

 

これに対して男性の平均寿命はいずれの国でも女性のそれを5~6歳下回っている。日本のように男性の平均寿命が80歳を超える国は、ドイツ、フランス、イタリア、カナダなど西欧先進国に多い。インドの平均寿命は男性71歳、女性74歳でほぼ世界平均に近い。

 

(完)

 

本稿に関するコメント、ご意見をお聞かせください。

        前田 高行         〒183-0027 東京都府中市本町2-31-13-601

                               Tel/Fax; 042-360-1284, 携帯; 090-9157-3642

                               E-mail; maeda1@jcom.home.ne.jp

 

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インドが中国を追い抜き世界一の人口大国に:世界と中東主要国の人口・出生率・平均寿命(2)

2023-12-20 | その他

(世界ランクシリーズその1)

 

(中東は15歳未満が3割、日本は65歳以上が3割!)

2.年齢別人口構成

(表http://rank.maeda1.jp/1-T01.pdf参照)

(図http://rank.maeda1.jp/1-G04.pdf参照)

 人口を(1)0-14歳(若年層)、(2)15-64歳(青・壮年層)及び(3)65歳以上(老年層)に分けた年齢別人口構成で見ると、全世界(80億人)の平均は若年層が25%、青・壮年層は65%、老年層10%である。人口が世界で最も多いインドはそれぞれ(1)25%、(2)68%、(3)7%であり、若年層は世界平均である一方、青・壮年層の割合が高く、老年層の割合は低い。米国の場合、年齢別人口構成は、(1)18%、(2)65%、(3)18%と、青・壮年層の割合は世界平均と同じであるが、若年層は少ない一方、老年層の割合がかなり大きい。

 

 日本は若年層が全人口の11%であり、世界平均の半分以下である一方、65歳以上の老年層は世界平均の3倍の30%を占めている。UNDPの資料によれば老年層が人口の30%に達する国は世界で日本だけであり、日本に次いで高いイタリア(24%)に比べて突出している。

 

 中東諸国は一般に0-14歳の若年層の割合が高く、65歳以上の老年層が少ないのが特徴である。中東全域の平均は若年層33%、青・壮年層63%、老年層5%であり、世界平均の年齢構成とはかなり異なっている。国別に見るとエジプトは中東平均とほぼ同じ構成であり、イラン及びトルコは世界平均に近い構成比率である。

 

産油国のサウジアラビアは若年層26%、青・壮年層71%、老年層3%であり、青・壮年層の割合が高い。同じ産油国のUAEの場合は、若年層は日本とほぼ同じ15%であるが、老年層は全人口の2%にとどまり、青・壮年層の割合(83%)が極めて高い。前節に述べた通りこれら湾岸産油国には出稼ぎ外国人が多く、当然のことながら彼等外国人は青・壮年層に属する。そのため青・壮年層の割合が非常に多い結果となっている。

 

(続く)

 

本稿に関するコメント、ご意見をお聞かせください。

        前田 高行         〒183-0027 東京都府中市本町2-31-13-601

                               Tel/Fax; 042-360-1284, 携帯; 090-9157-3642

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見果てぬ平和 ― 中東の戦後75年(93)

2023-12-20 | 中東諸国の動向

(英語版)

(アラビア語版)

 

(目次)

 

第4章:中東の戦争と平和(7)

 

093 ポピュリズムが育てる独裁者 (1/4)

 中東の独裁者たちにほぼ共通しているのは貧しい出身でありながら士官学校で優秀な成績を収め軍の幹部にのし上がったと言うことである。当時のアラブ諸国では大学に進学できるのは一部の富裕層に限られており、向学心に燃える貧しい家庭の子弟は士官学校を目指した。こうして士官学校には優秀な若者が集まった。彼らは士官学校で最新の技術と知識を習得し、成績優秀者はソ連に留学した。若くしてソ連に留学した彼らがどのような思想的感化を受けたかは言うまでもないであろう。アラブ民族主義がソビエト流社会主義と結びつき、彼らは欧米資本主義・帝国主義を敵視するようになる。

 

 ただしソ連留学組は同時に社会主義思想そのものに違和感を覚えた。彼らは物心ついた時すでにイスラームという「心」のアイデンティティにからめとられており、「智」の産物である社会主義イデオロギーにはなじめなかったはずである。さらに共産主義思想が無神論であることを彼ら留学組は生理的に受け付けなかったに違いない。合理的思考の持ち主ではあるが同時に敬虔なムスリム(イスラーム信者)であるアラブ人の若手将校たちはその後次第に社会主義国家ソ連と距離を置くようになる。

 

 

(続く)

 

 

荒葉 一也

E-mail: Arehakazuya1@gmail.com

 

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石油と中東のニュース(12月19日)

2023-12-19 | 今日のニュース

(石油関連ニュース)

原油/天然ガス価格チャート:https://tradingeconomics.com/commodity/brent-crude-oil

・BP、Frontlineが紅海航行一時停止、喜望峰周りで多大な影響

・サウジ;石油10月生産量894万B/D、輸出量630万B/D

(中東関連ニュース)

・ガザ地区で最大規模のトンネル露見。小型車なら通行可能

・ガザ人質問題で米、イスラエル、カタールがワルシャワで会談

・イエメンの紅海船舶攻撃に対し米国他10カ国で有志連合結成

・イスラエルがイラン国内給油所をハッカー攻撃、70%に影響

 

・エジプト大統領選、シーシ現大統領が得票率89.6%で3選

・クウェイト首長死去。次期首長にミシャール皇太子即位

*「クウェイト・サバーハ家家系図」参照。

・イラク15県で10年ぶりの地方選挙実施

・イラン外務副大臣来日、上川外相らと会談予定

・サウジ産業鉱物資源相訪日、投資促進の対話集会に出席

・トルコ初の盆栽美術館近く開館

 

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インドが中国を追い抜き世界一の人口大国に:世界と中東主要国の人口・出生率・平均寿命(1)

2023-12-18 | その他

(世界ランクシリーズその1)

 

国連などの国際機関あるいは世界の著名な研究機関により各国の経済・社会に関するランク付け調査が行われている。これらの調査について日米中など世界の主要国及びトルコ、エジプト、イランなど中東の主要国のランクを取り上げて解説するのが「世界ランクシリーズ」である。

 

第1回のランキングは国連人口基金(UNFPA)発行の「世界人口白書2023」のデータにより各国の人口・出生率・平均余命等について比較した。

 

世界人口白書(日本語版)のURL:

https://tokyo.unfpa.org/sites/default/files/pub-pdf/shi_jie_ren_kou_bai_shu_2023_quan_ye_230712_wan_cheng_ban_.pdf

 

(世界総人口80億人、インドと中国が14億人で世界1位と2位を分け合う!)

1. 世界の総人口と主要国の人口

(表http://rank.maeda1.jp/1-T01.pdf 参照)

 国連人口基金(UNFPA)によれば2023年の世界の総人口は80億4,500万人である。最も人口が多いのはインドの14億2,900万人、ついで中国が14億2,600万人であり、人口が10億人を超えるのはこの2か国だけである。インドは昨年まで中国に次ぐ世界2位であったが、今回初めて世界一となった。両国の世界人口に占める比率は各々18%弱であり、全人類の5人のうち2人がインド人または中国人と言うことになる。

 

 中印2か国に次ぎ世界3位の人口を有するのは米国で、同国の人口は3億4千万人に達する。4位のインドネシアからパキスタン、ナイジェリア及び7位のブラジルまでは人口が2億人を超えている。その後10位まではバングラデシュ、ロシア及びメキシコの順であり、これら10カ国を合わせると世界人口の57%を占める。日本はエチオピアに次いで世界12位であり、人口は1億2,300万人である。このほか人口が1億人を超えているのはフィリピン、エジプト及びコンゴである。

 

中東で人口が最も多いのはエジプトである。同国の人口は1億1,300万人であるが中東で人口が1億人を超えるのはエジプトだけである。エジプトに次いで多いのはイランの8,900万人、これに次ぐのがトルコの8,600万人であり、世界17位及び18位である。

 

湾岸の石油大国であるサウジアラビアの人口は3,700万人、UAEは950万人であり、因みに天然ガス大国のカタールの人口は270万人とされている。但しこれらの数値には出稼ぎの外国人労働者が含まれており、特にカタールは全人口の7乃至8割を外国人が占めている。またサウジアラビアには1千万人以上、またUAEにも数百万人の外国人が住んでおり、実際の自国民の数はかなり少ないことに注意する必要があろう。

 

因みに現在ガザ地区の戦争に揺れるイスラエルの人口は540万人であり、パレスチナ自治区の人口はその半数の270万人である。イスラエル人口にはアラブ系パレスチナ人がかなり含まれており、イスラエルとパレスチナをユダヤ人とアラブ人の民族比率で見ると、ユダヤ人がわずかにアラブ人を上回る状態である[1]

 

(続く)

 

本稿に関するコメント、ご意見をお聞かせください。

        前田 高行         〒183-0027 東京都府中市本町2-31-13-601

                               Tel/Fax; 042-360-1284, 携帯; 090-9157-3642

                               E-mail; maeda1@jcom.home.ne.jp

 

 

[1] 拙稿「世界のユダヤ人とムスリム(イスラム教徒)の人口を比較すれば」(2023年11月)参照。

 

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