石油と中東

石油(含、天然ガス)と中東関連のニュースをウォッチしその影響を探ります。

石油と中東のニュース(2月15日)

2019-02-15 | 今日のニュース

(参考)原油価格チャート:https://www.dailyfx.com/crude-oil

(石油関連ニュース)

・カタール-丸紅、ナフサ年20万トンの長期契約締結

(中東関連ニュース)

 ・ワルシャワで米国主催の中東平和安全会議開催。ペンス副大統領:イランは中東最大の脅威

・EU、サウジ・イラン・イラク等23か国をテロ資金洗浄リスク国家に指定

・エジプト国会、大統領の任期を2034年まで延長する議案を圧倒的多数で可決

・UAEエミレーツ航空、ジャンボジェットA380を中型機に変更。エアバス社、A380の生産停止を表明

 

 

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データベース更新のお知らせ

2019-02-15 | その他

下記データベースを更新しましたのでご利用ください。

・OPEC+non OPEC自主減産量及びOPEC14カ国の原油生産量推移(2018年11月~2019年1月)

http://menadabase.maeda1.jp/1-D-2-35.pdf

 

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2年連続で売上・利益を伸ばす五大国際石油企業:2018年度業績速報シリーズ(5)

2019-02-15 | 海外・国内石油企業の業績

 

(注)本シリーズは「マイライブラリー」の下記URLで一括してご覧いただけます。

 

http://mylibrary.maeda1.jp/0459OilMajor2018.pdf

 

 

 

 

I. 各社の業績概要(続き)

(表:http://menadabase.maeda1.jp/1-D-4-20.pdf 参照)

 

(五社の中で最も高い利益率を誇る!)

4.Chevronの2018年第4四半期(10-12月)及び通年(1-12月)の業績

*同社ホームページ:

https://www.chevron.com/stories/chevron-reports-fourth-quarter-net-income-of-3-7-billion-annual-earnings-of-14-8-billion

 

(1)売上高

 Chevronの2018年10-12月の売上高は424億ドルであり、また通年売上高は1,664億ドルであった。前年同期比ではそれぞれ13%及び17%の増収である。

 

(2)利益

 10-12月期は37億ドルの利益、通年では148億ドルの利益である。前年同期と比較すると通年では前年の61%増であった。通年利益のうち上流部門は前期比63%増の133億ドルの利益を計上したが、下流部門の利益は前年比27%減の38億ドルにとどまっている。(注、最終損益額には石油化学部門その他の損益が合算されているため、部門別の上流・下流部門の損益合計額とは一致しない。)

 

(3)売上高利益率

 通年ベースの売上高利益率は、8.9%であり、前年の6.5%を上回っている。

 

(4)設備・探鉱投資

 2018年の年間の設備・探鉱投資額は201億ドルであり、これは2017年比で7%増である。

 

(5)石油・ガス生産量

 昨年のChevronの石油生産量は日量平均1,782千B/Dであり、前年より3.4%増加した。天然ガスは日量平均6,889mmcfdで前年より14%増加している。

 石油と天然ガスの合計生産量は石油換算で2,930千B/Dとなり、2017年比では7%増である。

 

 (続く)

 

本稿に関するコメント、ご意見をお聞かせください。

        前田 高行

 〒183-0027東京都府中市本町2-31-13-601

        Tel/Fax; 042-360-1284, 携帯; 090-9157-3642

        E-mail; maeda1@jcom.home.ne.jp

 

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