Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

初体験 リッジモント・ハイ(225)

2017-06-21 00:10:00 | コラム
数ヶ月前の話になるが―。

有吉ちゃんがラジオでしきりに「気になる漫画」といっていたので、久し振りに『週刊少年ジャンプ』(集英社)を購入した。

手に取ることはあっても、購入したのは25年以上ぶりだと思う。

そう自分は、世代的にドンピシャだったにも関わらず、実際に夢中になったにも関わらず、『キャプテン翼』や『ドラゴンボール』の完結を待たずに「ジャンプを卒業」した。

映画の抗い難い魅力に取り憑かれたためであり、だから、『ONE PIECE』を1話も読んだことがないし、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の最終回にも目を通さなかった。

有吉ちゃんが推していた漫画は、『Dr.STONE』。




ヒトが「石化」するSFであり、有吉ちゃん曰く「ツッコミどころが多く、目が離せない」。


(1)巧いのだが、絵がちょっと古い感じなのでダサく映る
(2)設定が突飛に過ぎて、先がつづくのが不安になる

あぁたしかに笑

でも、つまらなくはないです、はい。


あらためていえば、自分は漫画に精通しているとはいえない。

5傑を挙げるとすれば・・・

(1)『東大一直線』『東大快進撃』(小林よしのり)
(2)『詩人ケン』(業田良家)
(3)『ブラック・エンジェルズ』(平松伸二)
(4)『洗礼』(楳図かずお)
(5)『リバーズ・エッジ』(岡崎京子)

・・・になるが、10傑にしなかったのは、10傑を選出するのが「そーとー」難しいから。

その程度、なのである。


ガキのころ読んでいたのは、『月刊コロコロコミック』(小学館)と『週刊少年ジャンプ』。

というわけで今回の初体験シリーズは、「生まれて初めて『週刊少年ジャンプ』を手に取った日」でいってみたい。

えぇ、ちゃんと覚えているからね。


さて「ジャンプ愛」「漫画愛」に溢れた漫画として人気の高い『バクマン。』(原作・大場つぐみ、作画・小畑健)が2年前に映画化され、スマッシュヒットを記録した。

あらゆる映像表現を駆使する大根仁監督の個性と相性バツグンで、えれー面白かった。


とくにエンディングの凝りようは、ここ10年の映画すべてを対象にしても、最も完成度が高いものだったように思う。





高校生が漫画の連載を持つ―という設定も、けっして夢物語ではない。

小林よしのりは実際に大学生デビューしているわけだし、

卓球や将棋の世界を見ても、10代の躍進がすごいでしょう?

同世代であったとすれば嫉妬心を燃やしたかもしれない、ただ40代ともなると、「すげー!すげー!!」と呆けた顔で感心するのみである。

つづく。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『初体験 リッジモント・ハイ(226)』
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする