Cape Fear、in JAPAN

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にっぽん女優列伝(19)井川遥

2017-06-29 00:10:00 | コラム
76年、、、おや偶然にも6月29日生まれ、きょう誕生日の41歳。
東京出身。

公式サイト


2000年から2001年にかけて、久し振りに「ふたりの」グラビアアイドルに夢中になりました。

ゆうこりん小倉優子と、井川遥(いがわ・はるか)さん。
前者のほうが自分らしいのでしょうが、「より」夢中になったのは井川さんのほうです。

ラフォーレミュージアムで開催された『井川遥展』にも初日に行きましたし、



『月刊井川遥』も、保存用と鑑賞用の2冊を購入したりしました。





夢中になった自分がいうのもアレなのですが、当時の井川さん人気は、ちょっと異様でしたね。
男性誌すべてのグラビアを、制覇したのではないかしら。

グラビア系としての人気が落ち着いたころに、井川さんは女優へと転身。
この流れで成功したひとは少なく、どうかな…と思っていたら、最初のころはともかく、徐々に結果を残し始めました。

素直に、うれしかったですね。

結婚・出産以後は露出も減り、最近はCM(や、ときどきのドラマ出演)でしか見かけませんが、落ち着いた雰囲気がたまりませんなぁ。。。


※現時点における、最高傑作でしょうか




<経歴>

99年、「東洋紡水着サマーキャンペーンガール」としてモデルデビュー。

「東洋紡」はほかに眞鍋かをりを輩出しており、グラビアウォッチャーが、当時最も注目していた企業だったかもしれません。
(少なくとも自分はそうでした)

実質的な映画俳優デビュー作は、2002年の『目下の恋人』。
テレビドラマを劇場用に再編集した作品です。

作家・ミュージシャンの辻仁成に見初められ、堂々の主演。
劇場は「遥ファン」で埋め尽くされましたが、なんとも批評し難い出来でしたね、正直、演技が上手か下手かも分かりづらかったし。。。

つづく『フィラメント』(2002)も辻監督が演出、前作よりは分かり易かったですが、やっぱり彼女の魅力は活かし切れず。

それでも「旬のひと」ですから野心的な映画監督は井川さんを起用したいらしく、『tokyo.sora』(2002)や『DOG STAR』(2002)など、非メジャー系映画への出演がつづいていきました。

映画ファンとして、「お。悪くないかも」と思えるようになったのは、2004年の『69 sixty nine』から。


『樹の海』(2005)、『大停電の夜に』(2005)、『水霊 ミズチ』(2006)、『暗いところで待ち合わせ』(2006)、『大奥』(2006)、
『犯人に告ぐ』(2007)、『象の背中』(2007)、『チーム・バチスタの栄光』(2008)、『イキガミ』(2008)、『トウキョウソナタ』(2008)、『ディア・ドクター』(2009)。
『今度は愛妻家』(2010)、『東京公園』(2011)では二役を「しっとり」と演じる。


派手な映画への出演が少ないところは戦略でしょうか、それは「完全に当たっている」と思います。


次回のにっぽん女優列伝は、池上季実子さんから。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『電話の権利』
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1 コメント

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テレビドラマ「貴族探偵」が最終回を (夢見)
2017-06-29 15:47:38
先日 迎えました
井川遥さんは武井咲さんを育てる女探偵役として出演

少しとぼけた余裕あるイイ女役が似合う女優さんになったなあって思っています
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