Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

初体験 リッジモント・ハイ(224)

2017-06-11 00:10:00 | コラム
映画などを放映している、金曜の日テレ21時枠。

そのほとんどがジブリ作品や『ハリーポッター』シリーズの印象があるが、視聴率のランキングを確認してみると、意外な作品がひとつ、上位に入っている。

舘ひろし主演のコメディ、『免許がない!』(94)。

アクション映画のトップスターなのに、じつは「自動車免許を持っていなかった」。


※「ハンコ押してくれよ!」の台詞をマネするひとも多かったなぁ





気軽に観ることが出来る内容ゆえ、ウケたのかな、ただ脚本は森田芳光で、キャラクターの描き分けかたとかはさすがに巧い。


つまりは自分も、そういうことである。

未だ免許を持っていないため、顔写真つきの身分証明といえば、パスポートになる。
現在はパスポートがあるからいいが、20代のころはそれさえ持っていなかった。

唯一の身分証、国民健康保険証には顔写真がついていない。
だからケータイの新規契約の際、保険証のほかに、たとえば公共料金の請求書などが必要なのだった。

しかし、そんなことは知らずにdocomoショップに行ったわけで。

町田市というのは、八王子市ほどではないが、地形的に「ムダに? 長い」。

だから『ボス電2』が用意されているというdocomoショップ町田駅前店に、電車に乗って向かったわけですよ。

それなのに、あぁそれなのに。

保険証だけでは、契約が出来ないというではないか!!


店員「―あすにしますか? きょうは、雪も降っていますし」
「…いや、休みはきょうだけなんですよ。夕方くらいになりますが、一旦帰って、また来ます」

というわけで。
ケータイひとつ持つために、約10時間を要したのである。

そんな背景もあってか、この日はうれしくてうれしくて、(疲れているはずなのに)眠らずにケータイをいじっていた。


そのくらい大事にしていた『ボス電2』は、使用してちょうど1年後、酔って電車に乗った際に落としてしまい、自分のもとに帰ってくることはなかった。

友人は「売られたかもね」というが、どうなんでしょう、『ボス電』のシリーズは未使用であれば高額で買い取られるらしいが、けっこう傷だらけだったのだけれども・・・。


おわり。

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明日のコラムは・・・

『上映トラブルの映画史』
コメント (2)
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