Cape Fear、in JAPAN

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日本女優別10傑(36)小林聡美

2023-01-18 00:10:00 | コラム
~小林聡美のキャリア10傑~

聡美さん57歳、
若いひとにとっては三谷幸喜の元嫁のイメージが強いのかな、
自分の世代にとっては、大林映画の看板俳優、そして『金八先生』の美智子役なのよね^^



(1)『転校生』(82)

たとえば『君の名は。』(2016)の三葉は女性性が「かなり」強調されているでしょう、入れ替わった瀧くんは彼女のおっぱい何度も揉んでいるし。
そこがイヤだったというひとも居て、
でもこの実写映画で性的な描写をイヤというひとは「かなり」少ないと思う、

それは、聡美さんの中性性のおかげだと思います。
捧腹絶倒のこのコメディが愛されつづけている理由は、そこにある。



(2)『紙の月』(2014)

角田光代の小説を吉田大八が映画化、主演・宮沢りえをサポートする聡美さん・大島優子がすごくよい。



(3)『かもめ食堂』(2006)

いわゆるスローライフを主題とした映画は「沢山は要らない…かな」と思っているのだが、そのブームを作った本作だけは佳作に仕上がったかなぁと思う。


(4)『廃市』(83)

福永武彦の小説を原作とする、大林宣彦のインディーズ。
16mmフィルムで撮られた映像は、雰囲気抜群。もっと知られていい作品だと思う。


(5)『さびしんぼう』(85)

主演は富田靖子、尾道三部作の完結篇とされた大林映画。
聡美さんは、樹木希林の娘を好演。



(6)『キリコの風景』(98)

共演に杉本哲太、脚本は森田芳光。
渋いキャストで大人のラブストーリーを描く。



(7)『海よりもまだ深く』(2016)

阿部寛主演、
売れない小説家とその母を見つめた是枝裕和監督作。

聡美さんは、主人公の姉役。


(8)『騙し絵の牙』(2021)

コロナの影響をもろに受け、公開が大幅に遅れた吉田大八監督作。
悪くはないが、吉田映画にしては「やや」詰めが甘かった、、、かもしれない。


(9)『ガマの油』(2009)

役所広司の初監督作品。
元格闘家の澤屋敷純一や二階堂ふみ、八千草薫や聡美さんなど、面白いキャスティングだとは思ったが、残念なことにぜんぜん話題にならなかったような…。


(10)『恋する女たち』(86)

じつは由貴ちゃん高井麻巳子ちゃんばっかり拝んでいたので、聡美さんの好演忘れがち(^^;)


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