70年5月12日生まれ・51歳。
横浜出身、米ロス在住。
公式Twitter
ブレイク時に女性誌を中心に「なぜか」バッシングを受けていた裕木奈江(ゆうき・なえ)さん、いつの間にか米映画に出演し、なななななんと、自分の神のひとりであるデヴィッド・リンチの作品にも登場するような、工藤夕貴的な活躍を見せるようになりました。
バッシングの核にあったのは、テレビドラマ『ポケベルが鳴らなくて』(93、日本テレビ)で演じたキャラクター(緒形拳を翻弄するヒロイン)にあったようで、
ドラマと本人の人格をダブらせてしまうというのは、まるで、街を歩いただけで石を投げつけられたというダンプ松本みたいじゃないかっ、ぷんぷん怒
という自分は、もちろんファンです^^
まぁ、いま多用されることば「あざとい」ってことでしょうか、この感じですから、たしかに同性にウケなさそうではあります。
※これも秋元康かよ!
<経歴>
東京アクターズスタジオ第1期生。
海外ではNAE名義で活動。
映画俳優デビュー作は、88年の『ソウル・ミュージック ラバーズ・オンリー』。
このころはまだ本名で活動しており、芸名をつけたのは五木寛之だそうです。
(すげー! こういう特別感も同性の反感を買ったのでしょうか(^^;)
『彫刻の光と影』(89)、
つづく『曖・昧・Me』(90)で初主演、正直たいした映画でもないのに、なぜか劇場は満員にちかく、熱気に溢れていました。
その観客のひとりが自分で、もう夢中になりましたね。
男性誌がこぞってグラビアを載せ、ブレイク。
中嶋朋子がアイドル的な演技を披露、ふたりとも好きだった自分には一粒で二度美味しかった『あさってDANCE』(91)、
『雪のコンチェルト』(91)、『獅子王たちの最后』(93)などに出ているものの、映画ではそれほどの「アタリ」には巡り合えませんでした。
…が、
『北の国から'92巣立ち』(92、フジテレビ)で純がはらませるタマコ、
前述した『ポケベルが鳴らなくて』など、主にテレビドラマでの「オオアタリ」が多く、人気が加速していきました。
おそらく演技ではなく、ナチュラルに見えたんですよね。
実際にそういう子なのだろうなと。
要は、演技が巧かったということじゃないですか。
しかし、映画では…。
自分が大っ嫌いな『学校』(93)、
『日本一短い『母』への手紙』(95)、『サラリーマン専科』(95)、
『アートフル・ドヂャース』(98…これはよかったけど。ブレイク前の西島秀俊も出演)、
『カンゾー先生』(98)、『時雨の記』(98)、『おしまいの日。』(2000)などなど、けっして成功作とはいえないキャリアがつづきます。
99年、オールヌードの写真集を発表。
そりゃ買いましたよ^^
2001年―『光の雨』で永田洋子をモデルとした新左翼幹部を熱演しイメージチェンジをはかる。
『ピカレスク 人間失格』(2002)、
そして2006年、イーストウッドが監督した『硫黄島からの手紙』でハリウッド・デビューを飾る。
「唐突感」はありましたが、じつは留学などのしっかりとした準備期間を経ての挑戦でした。
ほかに、リンチの『インランド・エンパイア』(2006)、『レイキャヴィク・ホエール・ウォッチング・マサカー』(2009)、
リンチの集大成的ドラマ『ツイン・ピークス リミテッド・イベント・シリーズ』(2017)など。
Twitterも自由で、とってもよいです。
好きでありつづけていますし、応援していますよ!!
次回のにっぽん女優列伝は、横山めぐみさんから。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『自分のケツは自分で拭きますがな』
横浜出身、米ロス在住。
公式Twitter
ブレイク時に女性誌を中心に「なぜか」バッシングを受けていた裕木奈江(ゆうき・なえ)さん、いつの間にか米映画に出演し、なななななんと、自分の神のひとりであるデヴィッド・リンチの作品にも登場するような、工藤夕貴的な活躍を見せるようになりました。
バッシングの核にあったのは、テレビドラマ『ポケベルが鳴らなくて』(93、日本テレビ)で演じたキャラクター(緒形拳を翻弄するヒロイン)にあったようで、
ドラマと本人の人格をダブらせてしまうというのは、まるで、街を歩いただけで石を投げつけられたというダンプ松本みたいじゃないかっ、ぷんぷん怒
という自分は、もちろんファンです^^
まぁ、いま多用されることば「あざとい」ってことでしょうか、この感じですから、たしかに同性にウケなさそうではあります。
※これも秋元康かよ!
<経歴>
東京アクターズスタジオ第1期生。
海外ではNAE名義で活動。
映画俳優デビュー作は、88年の『ソウル・ミュージック ラバーズ・オンリー』。
このころはまだ本名で活動しており、芸名をつけたのは五木寛之だそうです。
(すげー! こういう特別感も同性の反感を買ったのでしょうか(^^;)
『彫刻の光と影』(89)、
つづく『曖・昧・Me』(90)で初主演、正直たいした映画でもないのに、なぜか劇場は満員にちかく、熱気に溢れていました。
その観客のひとりが自分で、もう夢中になりましたね。
男性誌がこぞってグラビアを載せ、ブレイク。
中嶋朋子がアイドル的な演技を披露、ふたりとも好きだった自分には一粒で二度美味しかった『あさってDANCE』(91)、
『雪のコンチェルト』(91)、『獅子王たちの最后』(93)などに出ているものの、映画ではそれほどの「アタリ」には巡り合えませんでした。
…が、
『北の国から'92巣立ち』(92、フジテレビ)で純がはらませるタマコ、
前述した『ポケベルが鳴らなくて』など、主にテレビドラマでの「オオアタリ」が多く、人気が加速していきました。
おそらく演技ではなく、ナチュラルに見えたんですよね。
実際にそういう子なのだろうなと。
要は、演技が巧かったということじゃないですか。
しかし、映画では…。
自分が大っ嫌いな『学校』(93)、
『日本一短い『母』への手紙』(95)、『サラリーマン専科』(95)、
『アートフル・ドヂャース』(98…これはよかったけど。ブレイク前の西島秀俊も出演)、
『カンゾー先生』(98)、『時雨の記』(98)、『おしまいの日。』(2000)などなど、けっして成功作とはいえないキャリアがつづきます。
99年、オールヌードの写真集を発表。
そりゃ買いましたよ^^
2001年―『光の雨』で永田洋子をモデルとした新左翼幹部を熱演しイメージチェンジをはかる。
『ピカレスク 人間失格』(2002)、
そして2006年、イーストウッドが監督した『硫黄島からの手紙』でハリウッド・デビューを飾る。
「唐突感」はありましたが、じつは留学などのしっかりとした準備期間を経ての挑戦でした。
ほかに、リンチの『インランド・エンパイア』(2006)、『レイキャヴィク・ホエール・ウォッチング・マサカー』(2009)、
リンチの集大成的ドラマ『ツイン・ピークス リミテッド・イベント・シリーズ』(2017)など。
Twitterも自由で、とってもよいです。
好きでありつづけていますし、応援していますよ!!
次回のにっぽん女優列伝は、横山めぐみさんから。
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明日のコラムは・・・
『自分のケツは自分で拭きますがな』
バッシングがすごかった記憶があります。
あれは何だったんだろうか。。
原因はくだらない(妬み?)、でもけして軽視できない影響力が厄介だなぁ。。。
今ハリウッドで活躍されていて、凄いですね。
すごく儚くて可愛らしいルックスですが、きっと芯が強い方なのでしょうね。
主演されたデビット・リンチ作品、観てみたいです。
そうじゃなきゃ、ハリウッドでやっていけませんものね。
まだ本人の言動がアレみたいなところがあれば分かりますが、彼女はなんにもしていませんからね。
ただ演じていただけ。
阿呆らしい騒動だったなぁと。