Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

映画スタッフ別10傑(2)カイル・クーパー

2021-03-12 00:10:00 | コラム
~カイル・クーパーのキャリア10傑~

前回登場したソウル・バスの後継者と目されていたグラフィックデザイナー、カイル・クーパー。

しかしまだ50代なのに、ここ数年「映画作品」に関わってない。

家庭などの事情か、あるいはこの世界がイヤになってしまったのか分からないけれど、90~2000年代の人気は凄まじいものがあった。

その結果、カップヌードルのCMも担当。
クーパーのブランド力があって許された作品であって、これ無名のCM作家だったらすぐにクビだろうね、美味そうに見えないもん((´∀`))




もう映画には関わらないのかなぁ、寂しいなぁ!!


(1)『セブン』(95)

オープニングが有名だが、敢えてエンディングを。

上から下におりるタイプは珍しかったよね。



(2)『フェイク』(97)

実録モノっぽい雰囲気で絵をつなぎ合わせていて、お見事。


(3)『スパイダーマン』(2002)

ワクワクさせてくれるねぇ!



(4)『アルゴ』(2012)

こちらも実録モノ。

ビッグバジェットから小品まで「なんでもござれ」派だが、デジタル技術をふんだんに用いているという共通点がある。

ゆえにアイデア満載だったバスと比較され「クーパーは現代技術あってこそ」なんていわれることもあったが、いやいや、それは、いつの時代に生きたのかっていう問題であってね。。。


(5)『ミッション:インポッシブル』(96)

音楽もタイトルバックも、オリジナルへのリスペクトを忘れなかった。




(6)『ニューヨーク・ストーリー』(89)

クーパー、初映画作品。

NY派三巨匠によるオムニバス、そのスコセッシ篇におけるタイトルクレジットを担当している。


(7)『隣人は静かに笑う』(99)

スリラーっぽい雰囲気が抜群なのは、クーパーをはじめとする技術班の繊細なテクニックあってこそ。


(8)『トロン:レガシー』(2010)

初見は、じつは、少しやり過ぎ?みたいに思ってしまったけれど。

そう思えたのはたぶん、本編があまりにも…だったからだろうなぁ。


(9)『ドーン・オブ・ザ・デッド』(2004)



全ジャンルいけるが、最も得意とするのはこのジャンルでしょうね。


(10)『XーMEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)

このひとのよいところは、オリジナルや前作を知っているひとには「ニヤリ」とさせ、知らないひとには「ほほぉ」と感心させるところ。

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明日のコラムは・・・

『なんでもかんでもガーリックパウダー』
コメント
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