Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

映画スタッフ別10傑(3)ジョン・ウィリアムズ

2021-03-23 00:10:00 | コラム
~ジョン・ウィリアムズのキャリア10傑~

映画音楽の大家、といえばこのひと。

89歳、オスカー受賞は5回、グラミー賞受賞にいたっては25回。
いつか音楽の教科書に載るんじゃないかっていうくらいの存在で、
映画を観ていなくてもテーマ曲だけは知っている―その作曲者を探ってみたらこのひとだった、、、みたいなケースはいくつもあるんじゃないかな。

とくにスピルバーグ映画でその才能をいかんなく発揮したひと、しかし作家というより、大作との相性がいいのでしょうなぁ!!


(1)『インディ・ジョーンズ』シリーズ(89~)

この映画で生ずるワクワク感の正体ってじつは、映像ではなく、音楽からのものでは?




(2)『シンドラーのリスト』(93)

恐竜大暴れ映画のテーマパーク的音楽を手がけつつ、ほぼ同時に、こんなにセンチメンタルな曲調を作っているなんて!!

スピルバーグとのコラボ作品では、好みを優先すればこれがいちばん好き。


(3)『JFK』(91)

じつはオリバー・ストーンも好んでオファー、
スリリングな描写にどれだけ貢献しているのか、無音にしてみればすぐに分かる。




(4)『ジョーズ』(75)

これぞ、本編を観ていなくとも…の好例。

亜流やパロディが量産されることは、発表と同時に予測は出来たろうね。



(5)『スター・ウォーズ』シリーズ(77~)

一気に現実を忘れることが出来る、革命的なオープニング。



(6)『7月4日に生まれて』(89)

よく聴いたサントラの1枚。

トラック順に聴いていくだけで、米国の、ある一面が浮かび上がってくるようで。。。


(7)『スーパーマン』(78)

この物語のイメージまで決定づけたような、そんな力強さがあって好き。




(8)『ホーム・アローン』(90)

こんなのも出来るんだぜぇ、、、というドヤ顔が浮かぶ。

実際、自分もちょっと驚きました。その器用さに。


(9)『SAYURI』(2005)

けっして代表作とはいえないけれど、雰囲気作りに最も貢献したように思われる。

俳優よりも、衣装よりも、美術よりも。


(10)『タワーリング・インフェルノ』(74)

センチメンタルさや器用さに驚くこともあったけれど、ナンダカンダいって、このひとに似合うのは大作でしょう。

それを再認識させられる作品。

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明日のコラムは・・・

『こんな自分でも…』
コメント (1)
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