Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

灰とダイヤモンド

2020-05-25 00:10:00 | コラム
リアリティショーって、「ショー」がついているでしょう。

だから「ショー」なんだよ。
そんなことも分からないのか、対象とする人物は結局のところ「演者」なわけ。

台本があり、演出もある。

我々一般人でもそうでしょう、カメラを向けられたら「100%素の自分」ではいられなくなる。

そこに台本や演出があったら、なおさら、、、と想像出来るはず。


ダンプ松本は現役時代、街を歩けば石を投げつけられたという。
裕木奈江はカミソリレターを送りつけられ、
プラス? の例を出せば、水戸黄門を観つづけた「ある小学生」は、撮影現場見学の際、東野英治郎が現れた途端に土下座したという。

昔なら、そんなこともあったかもしれない。

けれども、いまは21世紀だぜ!?
望めばいくらでも情報は手に入るし、若いひとほどリテラシー備わってるんじゃないの? ちがうの?

自分がいえるのは、それくらい。
木村花死去について、おとといの夜、友人知人から沢山LINEをもらった。

どんなひと? って。

リングはリングでも自分の専門はMMAなので、最近のプロレスについては明るくない。
『テラスハウス』も観ていない。
ただ、一般のひとよりもちょっとだけ、花ちゃんについて知っているかな、、、くらいなもので。

気の毒としか、いいようがないよ。
韓国は芸能人を追い込み自死に追いやる精神性の持ち主―って悪口いってたアホンダラが居たが、同じこと起きちゃった。

ひとによって耐性はちがうし、耐性強めのひとでも身体弱っているときは「たったヒトコト」で潰されかねない。

自分はそこそこネットとうまく付き合っているつもりだけど、それでもあちらこちらに悪意を発見する。
極端な話をすれば善意は、悪意10につき1くらい。
現代版、灰とダイヤモンドってわけ。

チコちゃんじゃないが、ぼ―――――――――っとネットやっているだけじゃ、そんな悪意につけこまれる。
灰のなかからダイヤモンド見つけるためには、それなりに努力しなくっちゃいけないってこと、、、かもしれない。


那須川天心「そんなに誹謗中傷したいのならみんな俺にしてください。それで心が落ち着くならそれで良いです。だから他の人にはやめてください」

本田真凛「気にしたらダメだと、スルーしようと心掛けても、沢山の嬉しいお言葉より、1つの誹謗中傷の方が圧倒的に力が強い。そう思います。。」

きゃりーぱみゅぱみゅ「誹謗中傷を気にするななんて難しいよ。芸能人だって1人の人間だよ忘れないで」

長与千種「SNS書き込みは言葉で人を殺める事が出来るツールではないはず。顔隠し言論の自由として狂気のナイフを振り飾した奴って絶対的に人事にするはず。言っておく!! これからの選手、これからのプロレスラーだった。悪役を演じただけ。本当の彼女は礼儀も優しさも兼ね備えた後輩でプロレスラーだったから」
「いまいちどだけ。殺め言霊の主人公の方々様へ 消すくらいなら 書くな 知らぬ存ぜぬは するな。これは歴とした事件です。ツイッターが悪いのではない。道徳心無き言霊の綴りで追い込んだ主人公の問題 逃げても 真実に時効無くついて回るはず。皆悲しんで心の憤りしかないんだよ!」

高梨沙羅「言葉は人を癒やし、時にナイフのように人を傷つけてしまう。受け取る側によって感じ方も大小変わってしまう。だからこそ言葉を発する前に一瞬でも相手のことや、先のことを考えなくてはならないんじゃないかな。でも、実際その余裕がないことが多いんですよね。会話をしてる時は少しでも相手に思いやりを持って話せたら素敵だなって思います。心に余裕がない時は他にストレスをぶつけがちだけどその時間やエネルギーがあるなら自分を磨く為に、頑張る自分を愛する為に使ってほしいです。時間の使い方は個人の自由だけど、限りのある時間は大切に人を傷つける為じゃなく自分の為に。大切な誰かのために」

前澤友作「SNSの行き過ぎた誹謗中傷行為には厳罰を。スルースキルとか言ってる場合じゃない。被害受けた人はスルーせずに被害届けを。被害者のアクションが全体の抑止力になる。僕もスルーせずにこれからは遠慮なく被害届けを出す」

真野恵里菜「こういうときに出てくるな。って言われるけど、私は前々から誹謗中傷に対して意見を言ってきてます。事務所にも相談してました。でも結局、今すぐ何かが変わるわけじゃないってことも身をもって感じてます。だからこそ、こうやって声を出せる人が呼びかけていくしかないんですよ」

塩村文夏「私もメディアに出ていた。スタッフは出演者を演者と呼ぶ。自発的にせよ完全台本にせよ、演者には役割がある」
「メディアに出るなら誹謗中傷くらい覚悟しろという人もいるけど、だからと言って心を壊すほどの罵詈雑言を投げつけていい訳がない。そろそろ本格的対策が必要では」

ダルビッシュ有「たまーに来る誹謗中傷をスルーしただけで対処法わかってますって感じの人へ。
著名人への誹謗中傷はこんな感じです」


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明日のコラムは・・・

『timing』
コメント (2)
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