Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

しぶとく生きるぜ

2014-01-11 02:54:01 | コラム
あしたで、交通事故に遭って1ヶ月が経つ。

ウンコすら出来なかった最初の数日間は不安でいっぱいだったが、現在はチャリ移動も再開、寝転がることも出来るし、クシャミしても刺すような痛みは感じないし、ふつうに射精も出来る。

再生機能を備えた生物の身体って、すげぇなと。

尻尾切っても新しいのが生えてくる生物だって居るんだ、
命というものは、そもそもがしぶといものなのかもしれない。

いっぽうで「え、この程度で死んじゃうの?」と驚くこともある。
小動物にかぎらない、ヒトだってそうで。

そういうあれこれを考えていたら、本年の年賀状はトップ画像のようなデザインになった。

書かれた新年の誓い? は、14年度の目標でもある。
「しぶとく生きるぜ」、と。


前にも記したが、自分の年賀状の基本デザインは、自身の身体の部位―手や脚―をアップで捉えたものである。
醜悪さ極まるその画像を、いかに醜悪に見せないよう印刷するか・・・そんな阿呆なテーマを展開しており、だから本年の場合、ほんとうならレントゲン写真を用いたかった。

まぁでも、新年の挨拶一発目である。
映画『ショーシャンクの空に』(94)をデザインしたものを選んだのは妥当だったと思う。

この映画の人気はひじょうに高い。
批評家と観客の双方から愛されている珍しい作品でもある。
原作(スティーブン・キング)以上に映画のほうが支持を得ているという点でも稀だし、フランク・ダラボン監督はこれ一本で引退したとしても(してないけどね!)映画史にその名を残したはずである。


※ これ、いちばん好きなシーン。モーガン・フリーマンはいう、「この曲を創ったのは誰だか知らないが、こんなに美しい曲を聴いたのは初めてだ」と ※





しぶとい主人公を描いた映画は、べつにこれだけじゃない。
ジョン・マクレーンもしぶといし、シュワ氏T-1000も、脱獄王ポール・ニューマンだって「かなり」しぶとい。

みんなみんな、自分の憧れのひとである。

ただ、ひとつの恋愛にしぶとさを見せれば、それはストーカーと呼ばれることになり。

いやだからそれは、しぶといじゃなくて「しつこい」だから!

エッチ終わったばかりで「もう1回やろ!」というしぶとさも嫌われる。

いやいや、それもまた「しつこい」だから!!

・・・そうか、「しぶとい」と「しつこい」は、ことばとしてもよく似ているが、意味も割と似ているのだな。

いままでの自分は、どちらかというと「しぶとい」ではなく「しつこい」ほうだった。

毎日ここ読んでれば分かるって?

うるせえよ。


しぶとく、しぶとく、ね。


どう気持ちを切り替えたら「しつこい」が「しぶとい」に変わるのか分からないが、とりあえず、それでいってみよう。

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明日のコラムは・・・

『にっぽん男優列伝(213)竹野内豊』

コメント (3)
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