季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「沈丁花 (じんちょうげ)」

2013-02-12 05:40:27 | インポート

一日一言

権実不二(ごんじつふじ)

仏教語で、権教と実教とは形式は違うが、

帰するところは一つであると言う意味から、

方便(権)と真実(実)は別の物ではないと

というこよを表す場合に用いる。

★哲学と宗教は似たような理屈があり、これは

権実不二と言われる所以かも知れない。


2月に咲く花「沈丁花 (じんちょうげ)」

開花時期は、 2/25頃 ~ 3/末頃。
 3月の開花ラッシュの
 始まりを告げる花。
  (と、私は思っています)
・中国原産。室町時代に渡来した。

・花芽は、前年の秋にはできているが
 実際に咲き出すまでに寒い中、
 3ヶ月ほどを花芽のまま過ごす。
 外側はピンクで内側は白い。
 外側、内側ともに白い種類もある。


・香りは「沈香(じんこう)」
 という香りに似ており、
 葉の形が
 丁子(ちょうじ)という
 植物に似ているところから、
 ”沈丁花”になった。
 遠くにいても匂ってくる。
 秋の金木犀と同じぐらい香る。

・枝の繊維は紙の原料にもなる。

・「ちんちょうげ」
 と呼ぶ人もいる。
・漢名は「瑞香(ずいこう)」。

・3月23日の誕生花
・花言葉は「優しさ、おとなしさ」


・「沈丁花
  いまだは咲かぬ 葉がくれの
  くれなゐ蕾(つぼみ)
  匂ひこぼるる」
   若山牧水

 「沈丁花
  みだれて咲ける 森にゆき
  わが恋人は
  死になむといふ」
   若山牧水

(季節の花300より)


 


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