季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「蕗(ふき)」

2013-02-05 04:38:53 | インポート

一日一言

五里霧中(ごりむちゅう)

五里四方に霧が立ち込めて視界が

利かないと言う意味から、どうして

よいのか分からず、困り果てている

状態を指して言う場合のたとえに用

いる。

★是からの世界の進むべき道は、誰

にも明確な答えなない五里霧中の中を

進むことになる。

類語:暗中模索


2月に咲く花「蕗(ふき)」

開花時期は、 2/ 5 ~ 3/末頃。
・「冬黄(ふゆき)」の略で、
 冬に黄色い花をつけることから。

・「蕗の薹(ふきのとう)」
 (花芽)は、
 天ぷらにするとおいしい。
 花が咲く前の
 柔らかいうちがベスト。
 (地面から出てきた直後
  ぐらいの状態のもの)。
 春の代表的な山菜。

・花が咲いてから、
 地下茎を通じてつながっている葉が
 大きく伸びて広がってくる。
   (花と葉が別々につく)。
 この”葉柄”(葉の茎の部分)が
 いわゆる 
 「フキ」として食用になる。
 市販されているものは
 ほとんどが「秋田フキ」と
 呼ばれる、
 葉柄2mほどの大型のもの。
 葉自体は円形。


<川の流れ(背景:フキ)>
    (PCで再生可)
 
 2011.2.5
 市川市 市川万葉植物園


・「苳」とも書く。
・秋田県の県花(蕗の薹)

・別名
 「蕗の姑」
  (ふきのしゅうとめ)


・「明日よりは
  春菜(わかな)採(つ)まむと
  標(し)めし野に
  昨日も今日(けふ)も
  雪は降りつつ」
   万葉集 山部赤人

 「蕗の薹
  おもひおもひの 夕汽笛」
   中村汀女
(季節の花300より)



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