季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「槐(えんじゅ)」

2011-09-09 05:11:54 | インポート

一日一言

牙を噛む

歯を強く食いしばり、歯がみをするという

意味から、非常に残念がったり、興奮した

りする状態のたとえに用いる。

★今回のライバルとの一戦で敗れて、

牙を噛む思いに駆られた。

類語:切歯扼腕


7月~8月にかけて咲いていた花「槐(えんじゅ)」

開花時期は、  7/10頃~  8/  末頃。     
・中国原産。                                   
・中国名を「槐(ファイ)」といい、             
  和名にもこの漢字があてられている。           
・仏教伝来の頃に渡来。                         
・排気ガスに強く、伸びすぎないので             
  街路樹としてよく植えられる。                 
・花が散ったあとは木の下が真っ白(または       
  真っ黄色)になる。それで「何だろう?」と     
  見上げると、それはエンジュ、ということがある。
・花が終わると数珠状の豆の実をつける。         


・中国では昔から尊貴の木として尊重されており、 
  周の時代(2000年くらい前)の宮廷の庭には 
  3本のエンジュが植えられていて、朝廷の       
  最高位にある三公はそれに向かって座ったという。
  また、学問と権威のシンボルとされ、           
  最高の官位は「槐位(かいい)」と称された。   
・別名  「槐樹」(かいじゅ)                   
        「黄藤」(きふじ)。  

(季節の花300より)

                  



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