セブン銀行がはじめた「みんなの口座管理」。
これは複数の銀行や証券会社の口座残高、クレジットカードの利用明細、貯まったポイントやマイルなどを、ひとつのIDとパスワードで管理できるサービスです。
セブン銀行に口座がなくても無料で登録できる、ということなので、早速登録してみました。
従来のアグリゲーションサービスは自分で、保有商品や購入時の価格などを入力すしなくてはならなかったりして、使い勝手がイマイチなものが多かったのですが、みんなの口座管理はなかなか便利。保有するネット証券のIDとパスワードを入力すると、そのまま登録した金融機関の預金残高や時価総額が画面上にでてきます。
ただ、今のところ、すべての金融機関を網羅しているわけではありません。例えば、メガバンクだとみずほ銀行、ネット証券ではカブドットコム証券などはまだ登録できません。当然、直販投信なども無理です・・・(笑)。確定拠出年金も一部登録できるようになっていますが、私の利用しているところは不可。
なので、いまのところは一元管理とはいかないのですが、将来的にほとんどの金融機関が網羅されると便利だろうなあ、とは思います。ネット証券の口座にも無料で入金できるようですし、ね。
これは複数の銀行や証券会社の口座残高、クレジットカードの利用明細、貯まったポイントやマイルなどを、ひとつのIDとパスワードで管理できるサービスです。
セブン銀行に口座がなくても無料で登録できる、ということなので、早速登録してみました。
従来のアグリゲーションサービスは自分で、保有商品や購入時の価格などを入力すしなくてはならなかったりして、使い勝手がイマイチなものが多かったのですが、みんなの口座管理はなかなか便利。保有するネット証券のIDとパスワードを入力すると、そのまま登録した金融機関の預金残高や時価総額が画面上にでてきます。
ただ、今のところ、すべての金融機関を網羅しているわけではありません。例えば、メガバンクだとみずほ銀行、ネット証券ではカブドットコム証券などはまだ登録できません。当然、直販投信なども無理です・・・(笑)。確定拠出年金も一部登録できるようになっていますが、私の利用しているところは不可。
なので、いまのところは一元管理とはいかないのですが、将来的にほとんどの金融機関が網羅されると便利だろうなあ、とは思います。ネット証券の口座にも無料で入金できるようですし、ね。
(1)マネーカレッジで12月2日にセミナーを行います。
テーマは「ダメ投信の見分け方~『投資信託のトリセツ』目論見書と運用報告書を徹底チェック」。実際に目論見書や運用報告書をお持ちいただいて、読みこなせるようになることをめざします。グループワークもあって楽しく学べます!
詳細・申込みはこちら。
(2)2010年1月9日に第2回インデックス投資ナイトが行われます。
今回もパネルディスカッションに参加します。公式サイトはこちら。
山崎元さん、カン・チュンドさん、内藤忍さん、ファンドの海のイーノ・ジュンイチさんに加えて、今回は日経新聞の田村正之さん、イボットソン・アソシエイツ・ジャパンの小松原 宰明さんが加わります。豪華メンバーなので、楽しくてスリリングな(?)お話が聞けそうです。今回は聴衆として参加したかったのですが、なかなかそうもいかないようで・・・(苦笑)。
(3)じぶん年金研究所で12月10日にFPの方向けにセミナーを行います。
主任研究員の中桐が先月訪米したので、その報告も兼ねて、米国FPA年次総会の模様や米国の最新FP事情などをお話します。テーマはズバリ「米国FPに学ぶ年収一千万円への道」。また、主任研究員木田による「マネーセミナーで人気講師になる鉄則」などもあり。詳細はこちら。
テーマは「ダメ投信の見分け方~『投資信託のトリセツ』目論見書と運用報告書を徹底チェック」。実際に目論見書や運用報告書をお持ちいただいて、読みこなせるようになることをめざします。グループワークもあって楽しく学べます!
詳細・申込みはこちら。
(2)2010年1月9日に第2回インデックス投資ナイトが行われます。
今回もパネルディスカッションに参加します。公式サイトはこちら。
山崎元さん、カン・チュンドさん、内藤忍さん、ファンドの海のイーノ・ジュンイチさんに加えて、今回は日経新聞の田村正之さん、イボットソン・アソシエイツ・ジャパンの小松原 宰明さんが加わります。豪華メンバーなので、楽しくてスリリングな(?)お話が聞けそうです。今回は聴衆として参加したかったのですが、なかなかそうもいかないようで・・・(苦笑)。
(3)じぶん年金研究所で12月10日にFPの方向けにセミナーを行います。
主任研究員の中桐が先月訪米したので、その報告も兼ねて、米国FPA年次総会の模様や米国の最新FP事情などをお話します。テーマはズバリ「米国FPに学ぶ年収一千万円への道」。また、主任研究員木田による「マネーセミナーで人気講師になる鉄則」などもあり。詳細はこちら。
BGIの「iシェアーズR MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス・ファンド (ACWI)」が日本でも買えるようになりました。
詳しくはこちら。
ACWIはバンガードのVT(Vanguard Total World Stock Index ETF)と同様、新興国を含む世界の株式市場に連動するETF。グルーバルに関しては品揃えが充実してきましたね。
SBI証券、楽天証券では取扱開始を発表しています。
詳しくはこちら。
ACWIはバンガードのVT(Vanguard Total World Stock Index ETF)と同様、新興国を含む世界の株式市場に連動するETF。グルーバルに関しては品揃えが充実してきましたね。
SBI証券、楽天証券では取扱開始を発表しています。
10月30日のブログで、確定拠出年金のマッチング拠出のことに触れたら、詳しい方からメールを頂戴しました。
復習すると、
・確定拠出年金の拠出限度額については7月29日に「確定拠出年金法施行令の一部を改正する政令」が公布されたので、2010年1月1日より施行される。
・マッチング拠出についての法案は衆議院の解散によって廃案となったため、マッチング拠出実現のためには再度法案を提出し直す必要がある
という状況です。ただ、「民主党内に企業年金に詳しい人がおらず、法案提出以前のところで各所、苦労している状況」とのこと。つまり、マッチング拠出の導入は現時点では「未定」ということのようなのです。
しばらくは推移を見守るのしかなさそうですが、早めに長期的なビジョンは示してほしいですね。
<参考>
確定拠出年金法施行令の一部を改正する政令
ニッセイ年金ストラテジー「マッチング拠出の行方」
復習すると、
・確定拠出年金の拠出限度額については7月29日に「確定拠出年金法施行令の一部を改正する政令」が公布されたので、2010年1月1日より施行される。
・マッチング拠出についての法案は衆議院の解散によって廃案となったため、マッチング拠出実現のためには再度法案を提出し直す必要がある
という状況です。ただ、「民主党内に企業年金に詳しい人がおらず、法案提出以前のところで各所、苦労している状況」とのこと。つまり、マッチング拠出の導入は現時点では「未定」ということのようなのです。
しばらくは推移を見守るのしかなさそうですが、早めに長期的なビジョンは示してほしいですね。
<参考>
確定拠出年金法施行令の一部を改正する政令
ニッセイ年金ストラテジー「マッチング拠出の行方」
投資信託の信託報酬は低いに越したことはないですが、米国バンガードだって、最初からあんなに安かったわけではありません。
そういう意味では、徐々に純資産総額が増えていき→コスト引き下げ→投資する人が増える→さらに引き下げという、好循環に入れる商品が出てくるとよいですね。そうなれば、みんながハッピーになれますから。
ただ、特に、積み立てや長期投資を考える人には、「この投信を買い続けよう」と思える何かプラスαが必要な気もします。それは運用会社のポリシーであったり、資産形成を手伝うツールなども含まれるかもしれません。
そう思っていたら、eMAXISの説明会のときに、某マネー誌の副編集長も「コストもあるが、共感・メッセージ性なども大事なのではないか」と指摘されていました。
独立系でない場合、なかなか会社の運用理念・投資哲学と商品ラインナップがリンクしない点がむずかしいところですが、
今後は「ウチはこういう運用理念・哲学で商品を出すよ」とか、「この商品はこういう視点で作ました」などなど、投資家向けた明確なメッセージをどんどん打ち出してほしいです!
そういう意味では、徐々に純資産総額が増えていき→コスト引き下げ→投資する人が増える→さらに引き下げという、好循環に入れる商品が出てくるとよいですね。そうなれば、みんながハッピーになれますから。
ただ、特に、積み立てや長期投資を考える人には、「この投信を買い続けよう」と思える何かプラスαが必要な気もします。それは運用会社のポリシーであったり、資産形成を手伝うツールなども含まれるかもしれません。
そう思っていたら、eMAXISの説明会のときに、某マネー誌の副編集長も「コストもあるが、共感・メッセージ性なども大事なのではないか」と指摘されていました。
独立系でない場合、なかなか会社の運用理念・投資哲学と商品ラインナップがリンクしない点がむずかしいところですが、
今後は「ウチはこういう運用理念・哲学で商品を出すよ」とか、「この商品はこういう視点で作ました」などなど、投資家向けた明確なメッセージをどんどん打ち出してほしいです!
-ベンチマークは配当除く指数を使っているのはなぜか?
(ベンチマークは配当込ではなく、配当除く指数を使用。できるだけ完全法で運用するという説明があったのを受けて)
国内の投信の多くが配当込みではなく、配当除きの指数を使用しているが、これは大きく2つの理由があると思う。
1つ目は個人投資家が相手なので。一般に報道されるのはほとんどが配当除きの指数が中心。指数としてのわかりやすさということで、日本では配当除き指数を使ってきたと理解している。
2つ目は投資顧問と投信の運用は違う。租税特別措置法とその周辺の分配に対する規制があるので、いくばくかの資金を一定の条件になると分配せざるを得ない。こういうことを一定程度担保する部分で、当社としては配当除きの指数を使ってきた。
-分配金について
(これは最初の説明で)複利志向の分配方針。年1回で極力出さない。という説明がありました。
日経の記者の方からは以下の質問も。
-今の販売はネット証券だけだが、将来は銀行のネットバンキングなども視野にいれているのか。
いま、打ち出しているコンセプトは多様なラインナップ、ノーロード。そのコンセプトがいきるのであれば、銀行のネットでも販売させていただけるとありがたい。銀行によってネットの位置づけは様々で、窓販の補完と考える銀行もある。その場合(ネットでも)販売手数料をとるケースもある。今回はノーロードでいきたいので、コンセプトに合致したら販売したい。
(今日はここまで。続く)
(ベンチマークは配当込ではなく、配当除く指数を使用。できるだけ完全法で運用するという説明があったのを受けて)
国内の投信の多くが配当込みではなく、配当除きの指数を使用しているが、これは大きく2つの理由があると思う。
1つ目は個人投資家が相手なので。一般に報道されるのはほとんどが配当除きの指数が中心。指数としてのわかりやすさということで、日本では配当除き指数を使ってきたと理解している。
2つ目は投資顧問と投信の運用は違う。租税特別措置法とその周辺の分配に対する規制があるので、いくばくかの資金を一定の条件になると分配せざるを得ない。こういうことを一定程度担保する部分で、当社としては配当除きの指数を使ってきた。
-分配金について
(これは最初の説明で)複利志向の分配方針。年1回で極力出さない。という説明がありました。
日経の記者の方からは以下の質問も。
-今の販売はネット証券だけだが、将来は銀行のネットバンキングなども視野にいれているのか。
いま、打ち出しているコンセプトは多様なラインナップ、ノーロード。そのコンセプトがいきるのであれば、銀行のネットでも販売させていただけるとありがたい。銀行によってネットの位置づけは様々で、窓販の補完と考える銀行もある。その場合(ネットでも)販売手数料をとるケースもある。今回はノーロードでいきたいので、コンセプトに合致したら販売したい。
(今日はここまで。続く)
低コストのインデックス投信シリーズ「eMAXIS」の説明会に行ってきました。
この会、集まったのはFP、販売会社、メディア(マネー誌)の方々。私の席は右隣がマネックスユニバーシティの内藤さん、左隣はマネーカレッジの木田さん。
皆さんからいただいた質問についてご報告。
-信託報酬の体系について。残高が増えると販売会社の取り分が多くなる設定になっているがその理由は。残高が増えたら信託報酬を下げることは考えているか?
以下、商品企画部長の代田氏より。
ネットでは、残高が小さくても大きくても運用の手間は変わらないのではという指摘がある。ある意味そのとおり。
販売現場では売買のたび、または継続的なプロモーションという意味もある。運用会社だけではブランドは育たないので、販売会社とともに育てたい。継続的な取り組みへの期待を込めて、残高が積み上がっていく過程の中で(販売会社の取り分を)増やしているということ。
-将来的に、フィーを下げる可能性はあるのか?
「ここで下げる可能性はありません」とは言えない。今回の信託報酬の水準はどこの投信会社でも採算を意識するのはかなり上のライン。今の料率で考えると、ビジネスとして軌道にのる水準としては中長期で500億円くらい。まずはその水準に至ること。ファンドのラインナップの追加や報酬のことは(その上での)次の議論になると思う。
DCのマーケットは最初から報酬をディスカウントして入ってきたが、残高が伸びない投信は現実問題として償還になるものが出てきている。
(eMAXISは)投資の中心軸になりたいと考えているので、このブランドを中長期的にどう伸ばしていくかを考えないといけない。今は提供できる水準を冷静に見極めたい。
この会、集まったのはFP、販売会社、メディア(マネー誌)の方々。私の席は右隣がマネックスユニバーシティの内藤さん、左隣はマネーカレッジの木田さん。
皆さんからいただいた質問についてご報告。
-信託報酬の体系について。残高が増えると販売会社の取り分が多くなる設定になっているがその理由は。残高が増えたら信託報酬を下げることは考えているか?
以下、商品企画部長の代田氏より。
ネットでは、残高が小さくても大きくても運用の手間は変わらないのではという指摘がある。ある意味そのとおり。
販売現場では売買のたび、または継続的なプロモーションという意味もある。運用会社だけではブランドは育たないので、販売会社とともに育てたい。継続的な取り組みへの期待を込めて、残高が積み上がっていく過程の中で(販売会社の取り分を)増やしているということ。
-将来的に、フィーを下げる可能性はあるのか?
「ここで下げる可能性はありません」とは言えない。今回の信託報酬の水準はどこの投信会社でも採算を意識するのはかなり上のライン。今の料率で考えると、ビジネスとして軌道にのる水準としては中長期で500億円くらい。まずはその水準に至ること。ファンドのラインナップの追加や報酬のことは(その上での)次の議論になると思う。
DCのマーケットは最初から報酬をディスカウントして入ってきたが、残高が伸びない投信は現実問題として償還になるものが出てきている。
(eMAXISは)投資の中心軸になりたいと考えているので、このブランドを中長期的にどう伸ばしていくかを考えないといけない。今は提供できる水準を冷静に見極めたい。