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ファイナンシャル・ジャーナリスト 竹川美奈子のブログ。
お金に関する情報や日頃感じたことを発信していきます。

鎌倉投信訪問(その2)

2010-03-20 23:20:00 | リンク
新井資産運用部長からのお話。

「結い2101」:2101は22世紀社会を捉える意味で。

これからの社会を創る「いい会社」が投資家から資金を調達できる投信をめざす。
→上場の有無、規模の大小は関係なく、よいと思う会社があれば投資する

「いい会社」とは
これから日本に必要とされる会社
社員と家族、引先、地域、顧客、消費者を大切にし、持続的で豊かな社会を醸成できる会社

今までの「競争社会」から「共創経営・オンリーワン経営(人財を活かせる、循環型社会、日本の匠技術)」

自己の利益だけを追い求めると投機になる。社会性だけを追い求めると寄付。投資はその間にあるもの。

投資の果実=資産形成×社会形成×心の形成
資産形成は結果として表れる。
社会形成と心の形成の2つを満足させることで私たちは報酬をいただく

「日本でいちばん大切にしたい会社」の著者である坂本先生と共同研究している。
実際に投資する際は
1投資対象となりえる会社(上場企業3700社+未上場企業5000社)
2鎌倉答申の評価基準(人・共生・匠)による絞り込み
3株価の評価(割安・割高の判断、財務の健全性)
4売買執行(流動性)


独立系のリスク:社員が少ない
・「情報を共有化」することで、仮に私が万一のことがあっても(運用が)継続できる体制ができている。
・バークレイズもそうだったが、人にはベットしない。そうでないと100年続けられない。

社会を創造するサスティナブル投資を目指す。
・2~3年かけてポートフォリオの構築を目指す
・ベンチマークは設定しない(絶対リターン型)

2010年6月くらいまでに「20銘柄/現金40~80%」
2011年3月くらいまでに「50銘柄/現金30~50%」
2013年3月くらいまでに「100銘柄/現金0~30%」

未上場企業にも投資する。最大で3割。
年輪経営の会社が理想。

(続く)


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