日興アセットマネジメントが運用する年金積立インデックスファンド」シリーズのうち、新興国株式と新興国債券に投資するファンドの運用管理費用(信託報酬)を本日(2/17)から引き下げています。
該当するのは
●年金積立 インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式
…信託報酬を従来の0.79%→0.55%に(税抜)
●年金積立 インデックスファンド海外新興国(エマージング)債券
…信託報酬を従来の0.69%→0.52%に(税抜)
詳しくは以下の通りです
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「年金積立インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式」信託報酬率の引き下げについて
「年金積立インデックスファンド海外新興国(エマージング)債券」信託報酬率の引き下げについて
"年金積立"とついているようにはもともとは確定拠出年金(DC)向けですが、現在は一般の証券会社などで購入できます。
2007年頃には年金積立インデックスファンドシリーズは低コストインデックス投信でしたが、その後、住信アセットのSTAMシリーズや三菱UFJ投信のeMAXISシリーズ、中央三井アセットのインデックスファンド"e"シリーズなどが誕生し、やや影が薄くなっていましたが、この引き下げによって、新興国株式と新興国債券を対象としたインデックスファンドとしては、ETF(上場投資信託)を除く国内公募投信で業界最低水準となります。
この4~5年でインデックスファンドの運用管理費用(信託報酬)の低下が徐々に進みつつありますね!
こうした低コスト化はよいことなのですが、同じ運用会社の中に同じ指数に連動するインデックスファンドが(合併もあり)たくさん並んでいます。
難しいのはよくわかりますが、今後はファンドの統合についても進んでほしいものです…。