健康保険には、医療費が高額になっても自己負担を一定限度で抑えられる「高額療養費」という制度があります(計算は暦月単位)。例えば1カ月の医療費が100万円のとき窓口で1割負担の30万円を支払っても、実際の自己負担は9万円程度ですみます(一般所得者の場合、差額ベッド代などは別途かかる)。
しかし、会社によってはさらに自己負担が少なくてすむケースもあります。例えば、高額療養費の附加給付として、1カ月あたりの自己負担の限度額を法律で決まっている金額より低い金額に設定している会社もあるからです。1カ月の自己負担額の上限を月3~5万円に設定している会社はけっこう聞きますが、中には2万円という会社も。先日知人のFPの方が研修でおじゃました会社はなんと1万5000円だったとか(自営業の私にはすごくうらやましいです)。
医療保障を考えるときには、民間の医療保険の比較から始めてしまいますが、その前に会社の健康保険の内容を一度確認しておくことをおすすめします。意外と恵まれている方もいると思います。
しかし、会社によってはさらに自己負担が少なくてすむケースもあります。例えば、高額療養費の附加給付として、1カ月あたりの自己負担の限度額を法律で決まっている金額より低い金額に設定している会社もあるからです。1カ月の自己負担額の上限を月3~5万円に設定している会社はけっこう聞きますが、中には2万円という会社も。先日知人のFPの方が研修でおじゃました会社はなんと1万5000円だったとか(自営業の私にはすごくうらやましいです)。
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