4月28日
本日はゆっくりの出発。
なのでホテルでの朝食の前にちょっと外に出る。
やってきたのは昨日メロンジュースを飲んだジュース屋さん。
ここでイラクから来たというご夫婦がすごくおいしそうなものを飲んでいたのでそれを試しに来たのだ。
目を付けたのは一番右端のミキサーの中身。チョコレートにココナッツやらアーモンドなどのナッツ、それにゴマがたくさん入っている。
でこれを注文すると、撹拌してカップに注いだ上にさらにアイスクリーム、ホイップクリーム、ナッツ、バナナにはちみつが乗せられ、登場したのがこちら。

ストローがささっているがとても吸うことはできない濃厚さ。たくさん入ったゴマが香ばしくて、これはおいし~
店主のオッチャンの得意顔もむべなるかな。
マージュンというこの飲み物、フルーツジュースが5、60円なのに300円ほどもする高級品。しかしこの一杯で食事代わりになるほどお腹がいっぱいになるし、朝食にはぴったり。
といいつつ、ホテルの朝食もちょっと覗いてみると
薄いのから厚いのまで何種類ものパンが並んで、飲み物は壁の蛇口から出るのが面白い。
ホテルをチェックアウトした後、向かったのはマシャドの北22キロにあるトゥース。
14世紀にモンゴル軍に破壊されるまではこの地方の中心都市だったところだが、現在の見どころはただ一つ
10世紀の国民的詩人、フェルドーシ廟。広い公園の中央にあるこの廟は1964年に建てられた新しいものだが、四方の壁にはフェルドーシの詩の一節が彫られている。

中に入るとすっきりとしたタイル天井の下、中央にフェルドーシの墓。
周囲にはフェルドーシの詩の場面が見事なフリースになっている。
イランの人たちは本当に詩が好きと見えて、みなさんお墓の写真を撮りまくり。
タジキスタンではルダーキが国民的英雄になっていた、と話すとガイドさん憮然として「でもルダーキはペルシャ人ですよ」。きっとそう言うと思った。
池の端にいた、こちらがフェルドーシさん。
さらに公園の奥に行くと

10世紀に作られトゥースの町を囲んでいた壁の一部が残っている。レンガ積みがきれいだ。
トゥースの観光はこれだけなので、マシャドへ1キロ戻ったところにある渋いドームも見学する。
ハルーニエと呼ばれるこの建物は14世紀初めごろのものらしいが、最近になってきれいに修復されている。
誰かの廟か修道院だったと思われるが、実際何のための建物だったのかは不明らしい。

ドームが美しく、簡素な建物だがこういうのも好きだ。
マシャドに戻ったらお昼の時間。
門前にラクダの隊商がいるこの建物は昔のキャラバンサライを修復したもので、周囲にはブティックなどのお店が入っている。
正面から入るのがレストランで、中は雰囲気たっぷり。

絨毯に座り、中央に広げたシートの上に食事を置くのがペルシャ式。

必ずパンとご飯の両方が出てくるのもペルシャ式で、ご飯には昨晩のバザールで見たサフランとゼレシュクが使われている。
柔らかく煮込んだチキンも羊もおいしかったけれど、ここで特筆すべきはナスの一皿。たっぷりのハーブソースとヨーグルトをかけたとろとろナスがパンにもご飯にも合う。
食後は絨毯に転がってお昼寝も可能。
おいしくていいレストランだった。
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本日はゆっくりの出発。
なのでホテルでの朝食の前にちょっと外に出る。
やってきたのは昨日メロンジュースを飲んだジュース屋さん。
ここでイラクから来たというご夫婦がすごくおいしそうなものを飲んでいたのでそれを試しに来たのだ。

でこれを注文すると、撹拌してカップに注いだ上にさらにアイスクリーム、ホイップクリーム、ナッツ、バナナにはちみつが乗せられ、登場したのがこちら。


ストローがささっているがとても吸うことはできない濃厚さ。たくさん入ったゴマが香ばしくて、これはおいし~

店主のオッチャンの得意顔もむべなるかな。
マージュンというこの飲み物、フルーツジュースが5、60円なのに300円ほどもする高級品。しかしこの一杯で食事代わりになるほどお腹がいっぱいになるし、朝食にはぴったり。
といいつつ、ホテルの朝食もちょっと覗いてみると


薄いのから厚いのまで何種類ものパンが並んで、飲み物は壁の蛇口から出るのが面白い。
ホテルをチェックアウトした後、向かったのはマシャドの北22キロにあるトゥース。
14世紀にモンゴル軍に破壊されるまではこの地方の中心都市だったところだが、現在の見どころはただ一つ


10世紀の国民的詩人、フェルドーシ廟。広い公園の中央にあるこの廟は1964年に建てられた新しいものだが、四方の壁にはフェルドーシの詩の一節が彫られている。


中に入るとすっきりとしたタイル天井の下、中央にフェルドーシの墓。

イランの人たちは本当に詩が好きと見えて、みなさんお墓の写真を撮りまくり。
タジキスタンではルダーキが国民的英雄になっていた、と話すとガイドさん憮然として「でもルダーキはペルシャ人ですよ」。きっとそう言うと思った。

さらに公園の奥に行くと


10世紀に作られトゥースの町を囲んでいた壁の一部が残っている。レンガ積みがきれいだ。
トゥースの観光はこれだけなので、マシャドへ1キロ戻ったところにある渋いドームも見学する。


ハルーニエと呼ばれるこの建物は14世紀初めごろのものらしいが、最近になってきれいに修復されている。
誰かの廟か修道院だったと思われるが、実際何のための建物だったのかは不明らしい。




ドームが美しく、簡素な建物だがこういうのも好きだ。
マシャドに戻ったらお昼の時間。


門前にラクダの隊商がいるこの建物は昔のキャラバンサライを修復したもので、周囲にはブティックなどのお店が入っている。


正面から入るのがレストランで、中は雰囲気たっぷり。


絨毯に座り、中央に広げたシートの上に食事を置くのがペルシャ式。


必ずパンとご飯の両方が出てくるのもペルシャ式で、ご飯には昨晩のバザールで見たサフランとゼレシュクが使われている。
柔らかく煮込んだチキンも羊もおいしかったけれど、ここで特筆すべきはナスの一皿。たっぷりのハーブソースとヨーグルトをかけたとろとろナスがパンにもご飯にも合う。
食後は絨毯に転がってお昼寝も可能。
おいしくていいレストランだった。

これを飲んだら(食べたら)喉が渇いて、他のジュースも注文しちゃいそう。
ヨーロッパでは、何処の国でもアウトレットの総合商業施設って似たような形なのだけど、あれってキャラバンサライを模したものなのではないかと、最近気が付きました。
イラン料理って凄く美味しいとよく聞くけれど、どれも美味しそうですね。
茄子料理、食べてみたい。
酸っぱい料理は苦手だから、注文する前に聞いた方が無難かも。
↓ホテルのサラダ、チャドルを身に着ける国でこんなもの出していいのかしらね(笑)
狸田、きっと全種類食べるポン(笑)
絨緞の上での食事は、サウジで経験したポンが、なかなかくつろげていいポン
そういえばトルコもそうポンが、ナスの料理って意外と豊富ポン
日本では、あまり考え付かない料理があって、なかなか楽しいポンし、意外なおいしさポンで狸田も好きポン~
と思っていたら、イランまでも行かれてるんですね。知識が乏しいのですが、チベット文化圏というのは、どの辺りまで及んでいるのかなぁと、頭をひねってしまいました。
「ポスト」のシリーズも、愉しいですね。そういえば、この春に、東京の六義園の近くで"桜色のポスト"を見ました。なかなかキレイでしたよ。
目黒駅ビルの果樹園、閉店の記事も、遅ればせながら読ませていただいて、遅ればせながらショックを受けました。朝早くから、フルーツ&モーニングを食べられる店って、ないですものね。二号店があると知り、ほっ^^
マージュンはもう間違いなくカロリー高いです。でもカロリー高いものっておいしいんですよね~。日本になくてよかった!
イランではよくナスを使うようで、レストランの野菜料理ははっきり言ってナスばっかり。家庭料理では他の野菜も使うようなんですが。
ホテルの人魚サラダはほんと、びっくりしますよね、聖地なのに。意外にも自由なイランなのです。
狸田ポン太様、
イランは薄いのから厚いのまで、とてもたくさんの種類のパンがあるようです(それぞれ名前があるのですがとても覚えきれず)。でもどれもおいしいですよ。
ナスは中近東の料理には必ず登場しますが、どう料理してもおいしいですよね。もっともこればかりでは飽きてしまうのですが。
jacksbeans 様、
最愛はチベット方面なのですが、イスラム圏も大好き、それ以外の場所にも出没と一貫性のないブログです。
最近は特にチベット本土が行きにくい(と言うか、行くと不愉快な思いをすることが多い)ので、そこから地べたのつながっている方面に目が向いています。
"桜色のポスト"は特殊ポストですね。時々お目にかかりますが、探すと楽しいです。