5月1日
本日の予定は標高296mのアオネバ登山口から937mのマトネまでハイキング、の予定だったが、天気予報の通り朝から雨。
そこでS社にしてはものすごく遅い9時にホテルを出発して、まっすぐ宿泊地のドンデン高原ロッジまで車で向かった。
ロッジの標高は890m。正面のテラスからは両津湾がきれいに見えるはずだが
到着時は海と陸がかろうじてわかる程度。これもやがて雲にすっぽり隠れてしまった。
10時に到着したが宿泊する部屋には15時にならないと入れないのでプラネタリウム室をお借りする。
雨がやまないのでガイド氏がミニコンサートのサービス。弾いているのはアメリカン・マンドリンだそうで、得意はブルーグラス。この方、佐渡観光では顔のようでサービス精神も旺盛、多趣味多芸で親切だが、コンサートが1時間も続いてまだ弾きたそうだったのはちと長かった。
昼のおにぎり弁当もここで食べたが、雨はまだ続いている。
そこで雨具をしっかり着込んで、ロッジ周辺の軽いハイキングに出発することになる。
ロッジすぐ脇に尻立山への入り口があるが、残雪がまだ残っている。ロッジが開業したのもわずか10日前。
尾根に出ると視界が開けて
天気が良ければ目の前に金北山がある、はず。
標高940mの尻立山のてっぺんは風が吹いて寒いのですぐに下りて
少し行くとかわいらしいドンデン池。
その向こうの避難小屋でちょっと休憩。
2階に宿泊場所もある小屋の中はとてもきれいだ。
小屋を出て、来たのとは違う方向へハイキング続行。
途中にはカタクリや雪割草の花がたくさん見えるけれど、雨では花びらを開いてくれない。
水の流れる沢でようやくきれいに咲くミズバショウが見られた。
残雪を乗り越えたら車道を1.5㎞歩いて、2時間のハイキング終了。
チェックインさせてもらうと部屋には二段ベッドが2つ。が、これを二人で贅沢に使わせていただく。
浴衣やタオルも用意されていて、きれいな浴室のバスタブは3人は一緒に入れるほどの大きさ。
湯上りにはソフトクリームもいただける。
食事は1階の食堂でビュッフェ形式。
味は良いけれど、お客さんが多いからと遅いスタートにしたらちょっと冷めてしまっていたのは残念。
夜には雨も止んで星も少し見えた。花は翌日に期待。
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