Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

ミャンマー南部の旅 3 チャウ・カラットとパアンの市場

2018-04-08 19:16:25 | 東南アジア
3月4日 続き

 洞窟寺院を出て大きな川を渡ると、ポコポコと特徴的な形の山が見えてくる。

やってきたのはこの辺りでは一番高い722mの山、ズウェガビン山の麓。
 
丸で囲んだ所が男女に見えると言うことで悲恋物語があり、頂上にはお寺があるカレン族の聖地なのだが、しばらく前にフランス人がこのてっぺんから身投げをして大騒ぎになったとか。 
 
 
駐車場からちょっと行くと真新しいお寺があるが、目指すは池の向こう、頭に金色のパゴダを乗せた奇妙な形の岩。

橋を渡って近づく、ここはチャウ・カラットという僧院。僧坊がまわりにいくつかあるが 
 この不思議な形の岩が今回の旅のそもそもの動機だった。
想像していたよりは小さいが、近くで見るとさらに不安定そう。

  
てっぺんのパゴダまではさすがに行けないが、階段を上がって岩の途中まで登ると礼拝所があって、お布施をして手を合わせるとお坊さん(?)がはたきのようなものを頭に当てて祈ってくれた。

 ガイドさんによるとこの上にそびえる大きな岩は下の岩の上に乗っているだけだそうで、見れば確かに岩に亀裂がある。
 
途中にはミャンマー人が大好きな土着神ナッの祠もあって、聖地らしい雰囲気のここに来られて大満足。

この周りには他にも洞窟寺院などがあるそうだが、お寺より市場が見たい、とパアンの街中へ向かってもらう。

もう夕方なので市場は閉まっているかとも思ったが、来てみるとまだ開いていてラッキー。
 
中の方には衣類や雑貨もあるが、面白いのはもちろん生鮮食料。

時間のせいか鮮魚はあまり見られなかったが
 
干物の種類が多くて、中には見たこともないような魚も。

 
バケツに入っているのは魚やエビを発酵させたペースト、唐辛子もいろいろな種類がある。

 買い物客はもう少ないものの、一番活気があるのは野菜売り場で
 
インド料理でおなじみのドラムスティックや、雲南で見たような食用の花も売られている。

茄子だけでもすごい種類があって
  
  
 
片っ端から写真を撮っていたらガイドさんにえらく受けた。

次にやって来たのはシュウェインミャウ寺院。
 
地元の皆さんは金色の仏像に祈りをささげているが
  
このお寺の前にはタンルウィン川が流れていてテラスからの眺めがとてもいい。
ちなみに手前にある龍とカエルの像はこの町の名前の由来である伝説の一場面。カエルが玉を吐いて「パアン」なのだそうだ。
 そんな話を聞いているうちに日が落ちて川が金色に染まった。
日没は大体6時。

 日が沈んだ所で、町の中心にある時計塔を回ってレストランへ。

地元の料理が食べたいと言って連れてきてもらったのはこちら。
 
店の前に料理の入った鍋が並んでいるので、蓋を取って中を覗き、食べたいものを指定する。
 
席に着くと勝手に出てくるディップ類がここではなんと9種類。塩気の効いた発酵系のものが多く、生野菜に付けて食べるとおいしい。
 注文したのはチキンカレーと竹の子。竹の子は市場でもたくさん売っていて、ここの料理はピリ辛のメンマそのもの。

ガイドさんと二人でおいしくいただいて、お代は4500チャットだった。


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コメント (4)
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