Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

本日(4月23日)のバンコク

2010-04-24 04:01:40 | 東南アジア
よんどころない事情によりまたバンコクに来ている。

「今時ここに来るってことは仕事だね」とドライバーに言われる状況のバンコク、BBCのニュースなど見るとレポーターは防弾チョッキにヘルメット姿だし、まるで街中内戦状態かと思ってしまうような報道のされ方だが、実際来てみると空港から市内への道にはなにも変わったところはなく、街には車と人がいつものごとくあふれている。

定宿でも大きな結婚式があるとかで思いがけない大盛況。
しかしデモ隊の占拠している通り沿いだけは大型ショッピングモールもホテルも休業中とかで「従業員は困っている」って、そりゃそうだろう。

ホテルに一日こもって仕事を終えた夕方、肩こりをほぐすため行きつけのマッサージ屋に行くことにする。
歩いてBTS(モノレール)の駅のある交差点まで行くと
 
くだんの占拠された繁華街への道がタイヤでブロックされ、片側一車線だけかろうじて車を通している。
バリケードの向こうには赤シャツ党員とおぼしき人影もちらほら見えるが緊迫感はまるでなし。
でも幹線道路がこれじゃ大変。

やっぱり頼りになるのはBTSだわ、と駅についてみると
 繁華街にある3駅の閉鎖は仕方がないとして、なんと「本日の運転は午後6時まで」

すべりこみセーフだったか、とホームに上がってみれば
  
ホームにはいつにない人の波。もうすぐ運転の終わってしまう電車に乗ろうとみんな帰りを急いでいるのだろうが、なにしろ満員電車に慣れていないタイ人、来た電車が混んでいると乗れないし、乗っても詰め方を知らない。日本だったらこの5割り増し乗れるのに、と思ってしまう日本人の方が異常なのかもしれないけど。

いつものマッサージ屋できっちり2時間もんでもらったあとは、どうせタクシーもなかなか捕まらないだろうし、と3駅分を歩いて帰ることにする。

しかし27,8度はありそうな熱帯の夜、さくさく歩くとすぐ汗だくになってしまう。
そこでナナ駅まで来たところで夕飯どころを物色。
  
ここいら辺はインド人街なので、今夜は小奇麗な店でカレーにしよう。

マレーシア生まれのインド人がタイで開いたと言うレストランでいただいたもの:
 パプリ・チャートは小さなセモリナのおせんべいにヒヨコマメとポテトサラダを乗せ、ヨーグルトとケチャップのようなソースをかけたもの。見た目はあまり良くないが、これが意外なほどおいしい。おせんべいがお腹で膨れると知りつつ、ついパクパク。
 ベジタブル・コルマはクリーミーなソースで、パイナップルも入っているのでかなり甘い。辛さはほとんどなくて、でも今日はこれがおいしく感じる。一緒に頼んだロティが粉の味がして秀逸。
 マンゴーサラダ。唐辛子がたくさん乗っているがこれも辛さはまったくなく、ほんのりとスパイスの香りがしてミントがたっている。紫蘇のようにも感じたが、マンゴーと紫蘇って意外に合うかも。

お会計をしてみたらちょっとびっくりの高級店だったが、どの皿もとてもおいしかったのでよしとしよう。

デモ隊の影響はありながらも、今夜のバンコクは平和だった。


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コメント (3)
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