ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

タイで、ひねもすのたりな日々を Ⅲ

2011年03月25日 | タイ2011
チェンライも3日目となると、特に見るべきところとてない町なので、
ちょっと郊外に足を伸ばすことにする。
行き先は、バスで約1時間半のチェンセーン。

第1(旧)バスターミナルからの発着なので、気楽に行ける。
8時過ぎにターミナルに行くと、既にバスは7割方席が埋まっていた。

早速乗り込むが、そう簡単には出発しない。
ほぼ満員という状態にならないとなかなか出発しない。
20分に1回などとタイムテープルには書いてあるが、そんなものあってないようなものだ。

8:30過ぎてほぼ満席の状態で出発。
所々で停まりながら、田舎道を1時間30ほどでチェンセーンの終点に着く。

降りてそのまま真っ直ぐ通りを歩くと、メコン川に突き当たる。
中国船が接岸していて、ものすごい量のポリ缶を積み込んでいる。
ポリ缶には商品名がないので何か分からない。

市場を見たり、寺を見たりしているうちに昼過ぎになる。

暑い。
ちょっと小綺麗な食堂に入り、エビワンタン麺を食する。
スープは薄味でなかなか美味。

量が少ないので、もう1杯と思ったが、それだと多すぎる。
別な店でビールでもと、店を出る。

メコンの方に向かうと、チェンライ行きバス停の側にオープンカフェがある。
ここでアイスカフェオレを飲んで、まったりと過ごす。
客がいないので、本を読んだりしながら、1時間ほど過ごし、
バス停に止まっていたチェンライ行きバスがそろそろ出るようなので、バスに乗り込む。

バスは出発した後、大通りを抜けるまでは、
歩き始めの幼児くらいのスピードでノロノロと客を呼び込みながら走る。
メイン通りを抜けると、スピードを上げ、車掌が37Bの料金を集めに来る。
だいたい来る時と同じくらいの時間でチェンライのバスターミナルに帰る。
3時過ぎに宿に帰り、暇つぶしはできたかな。

シャワーを浴びた後、5時前にワンカムホテル前のマッサージ屋に行く。
2時間200Bという激安だが、なかなかの揉み手で、体がほぐれる。
あやしげなマッサージ屋もあるが、ここの揉み手は皆年配者。
きれいどころが多いマッサージ屋は別な意味で心配。

たっぷり2時間のマッサージの後、いったん宿に帰り
ナイトバザールへ行くき、夕食を取ることにする。

テラピアのような魚の塩焼きを食べたかったので、これを魚にまたビール。

締めの飯は、食欲と相談して、初めての寿司。これで85B

3日目にして寿司の誘惑に負けたことを深く反省。
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タイで、ひねもすのたりな日々を Ⅱ

2011年03月23日 | タイ2011
チェンライ2日目。
昨夜はチェンライ着が遅いので、現地のJトラベルに宿をお願いしていたが、
少し高いので、朝からゲストハウス(GH)に回ることにした。

まずはホテルで朝食を摂るが、その際中に若干怪しげな日本語を操るオジサンが自転車でやって来て、
勝手にロビーにきては、朝食中にもかかわらずどんどん話しかけてくる。
ついには語彙の足りない日本語を諦めて英語になり、チェンライを案内するという。
俺は一人が好きだから、と言っても全く聞く耳持たず。
30分ほど苦難の時を過ごし、なんとか振り切って外に出る。
町のシンボルはキンキラにリニューアルした時計台を見て、あまりのキンキラぶりに呆れる。

市場にも足を伸ばすが、まだ人では少ない。

まずメインストリートで、ナイトバザールからすぐそばのシティホームGHに行くが、
思ったのとちょっと違うので、少し離れたJAMSON・GHに行く。
4年前にはまだ建設中で、新しく結構部屋数は多い。
ここはあいにく満室のようで、それより少し奥に行ったオーキッドGHに行く。

4年前の2月に泊まった所で、できたばかりの清潔な宿だった。
当時、ファンのみだと350B、エアコンで400Bだったが、現在は全てエアコンで450B。
若干高いが、清潔度は抜群。部屋の外に椅子があり、飲みながら本を読むには最高の環境。

当時のハウスキーパーのおばちゃんもいて、ここに決める。

そのまましばし町の見物に出る、というか4年前から今日まで仕込んだ情報の確認作業みたいなものだが、
食堂など町の様子を地図を見ながら確認していく。
旧バスターミナルに行くと、第2バスターミナルが郊外にできて、
チェンマイやバンコク行きのバスはそこから出るようだが、
グリーンバスのチェンマイ行きだけは、全て始発終点が旧バスターミナルであることが分かった。下がその切符売り場。

多分、新バスターミナル発着が不評だったのだろう。
青色のソンテオがバスターミナル間を10Bで結んでいるが、やはり行かずに済むならそれに越したことはない。

11時過ぎにオーキッドGHにチェックイン。
荷物の整理を済ませ、ワンカムホテル裏の道をホテル方向に行くと、
ホテルの真裏にカオソイ屋があって、結構賑わっていた。
カオソイを1杯30Bで食べ、珍しくビール無しの昼食を済ませた後、
表通りに回り、セブンイレブンでビールとワインを購入し、宿に帰る。

部屋の外の椅子で、日本から持参の柿の種をつまみに、ビールを飲みながらしばし読書にふける。
昨日から読み始めた本をやっと読み終わり、暑くなってきたので部屋で昼寝。
夕方6時頃からナイトバザールに行くも人影まばらで、
通りの珈琲店で、行き交う人を見ながらチェンライのコーヒーをのんびりといただく。

暗くなってきた7時頃に店を出てナイトバザールへ。
例によって、ビールをピッチャーで買って、つまみはミックスフライ50B。
食事はパッタイ(タイ風焼きそば)を卵焼で包んだもの、40B。

9時前には宿に帰り、しばしPCをやって寝る。
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タイで、ひねもすのたりな日々を Ⅰ

2011年03月21日 | タイ2011
3月1日からタイに行ってきた。
20日間ほど行きたかったが、19日に行事があって、
そのための準備も若干気がかりで13日に帰国した。

今回は周到な準備、といっても文庫本を12,3冊持って行っただけだが。
日常からの解放というか、何をするでもない日々を送るための最強のアイテムは本である。
特に海外という、日本語を話す機会がなかなか無い場所ではそうなのだ。

目的地は、北部のチェンライ。
北の薔薇、チェンマイから約180キロ離れた町。
ミャンマーやラオスが近く1時間30分ほどもバスに乗れば、どちらも国境に着く。
チェンライ訪問は3度目で、タイで暑期の始まりの今の時期は初めて。

福岡を11:40に出てバンコク着15:35。
バンコク発18:20のTGで、チェンライ国際空港に着いたのは19:30。

時差を考慮に入れると移動に約10時間かかった計算になる。
さすがに疲れたが、ホテルチェックイン後まずはチェンライのナイトバザールに繰り出す。

チャンビアの生をピッチャーでもらい、シシャモフライを一皿つまみに。
前者が100バーツ(B)で、つまみは30B。いつもながら食事に占めるビール代の割合が高い。
9:30になったので、疲労を考えて今日のナイトバザールは引き上げる。
4年前の2月にきたときに比べると、ナイトバザールは随分ときれいに整備されている。
町は特に変わりないようだが。

明日はホテルを出て、もう少し安いゲストハウスに移らねば。
朝からGH探しが待っている。
このホテルも700Bだからそんなに高くはないのだが、できれば400Bくらいで清潔な宿にしたい。
1日目はひたすら、移動に終わった気がして、寝る。
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手強いぞ、ベトナム -9-

2011年03月14日 | ベトナム2011
8:30にチェックアウトして、ホテルの送迎車でノイバイ空港へ。
最後のお買い物で女性は大わらわ。

私はといえば、まるでツアコンのようにフライト関係の最終チェックに余念がない。

無事チェックインしてしばし待合室で談笑し、やがてアナウンスがあって機内へ。



中華航空だったので途中台北で乗り換え。
台北の空港も春節の前日ということで、浮かれっぱなしの状況。

イベントもあっていて、サイコロを転がしてお茶とチョコをゲット。

飛行機は定時に出発し、無事帰国。
そう、最後の最後は無事何も起こらず終了。
起こってもらうとどうしようもなかったが。
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手強いぞ、ベトナム -8-

2011年03月09日 | ベトナム2011
今日は1日ハノイでゆっくりする日だ。
観光はホーチミン廟とバチャン村、あとは市内をそこそこ。
まずは6人乗りのタクシーを捕まえてもらい、ホーチミン廟へ。

前回来たときは日曜日だったので驚くほどの人間だったが、今回はすんなり入場。
何回見てもホーおじさんは静かに眠っているように見えます。
誰かが、「蝋人形じゃねえ」というのも宜なるかなであります。

再び6人乗りのタクシーを捕まえて、ロンビエンバスターミナルへ。
もう3回目ともなると慣れたもんですな。

47番バスに乗り、30分ほど揺られてバチャン村に着く。

それぞれお気に入りを買って、昼頃おいとまし、ハノイ着後COM屋さんに昼食へ。
相変わらずの人気店でしたが、何とか座って昼食。
皆さんはほぼ路上での食事にびっくりでしたが、味はいけましたね。

昼食後は、大教会に行き、そばの喫茶店(?)で、歩道に風呂イスに腰掛けてベトナム茶。
甘めのちょっとぬるいお茶でした。

そのまま土産のえびせん買いにとスーパーに行ったところ、
テト2日前の買い物客でごった返していた。
そこを出たところで大事件。
Mさん夫人がドン&$の入った財布を掏られたのだ。
日本円の入った財布の方は無事だったのでそれだけでもよかったのだが。
上さんのバックも半分くらいファスナーが開いていて、
ビデオカメラの入った自分のウエストポーチのファスナーも開いていた。
現金だけしか掏らなかったのだろう。
被害届を出しても金が戻ることはないだろうというのと、明日帰国というのもあって諦めることになった。

宿に帰り休憩した後、女性陣とYUさんは土産買いに出かけ、
そっちに興味がないMさんは写真を撮りたい様子だったので、ドンスアン市場の方に案内。
ここもまた賑わっていた。





帰り道地元民だけが飲んでいるビアホイがあり、何とかここで1杯と思ったが席が空かず諦める。



夜は近所のレストラン、リトルハノイで最後の料理を楽しむ。
後は宿に帰り土産を詰め込むのです。

しかし、最終日に一番の大事件が起こりましたな。
まさかベトナムで掏摸の被害に遭うとは。
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