ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

ついにダナンへ-8-

2024年06月28日 | ベトナム2024
6月7日 ハノイーハロン湾

Jvtaツアーの日本語ツアーに参加してハロン湾の日帰りツアーに出る。
まずホテルで7時半から朝食を摂りツアーの迎えを待つ。
8時半マイクロバスが来て、我々の後に一人を乗せてハロン湾に向かう。
途中、ショッピングに寄らされて、12時前にハロン湾の船着き場に着く。
以前来たときとはそこらの様子が一変していて、船着き場も場所が変わったということだった。


船上ランチ

なんとか岩

我々日本人だけの15人のツアーは乗船するとすぐにランチとなった。
エビや魚、イカなどの海鮮料理が出たが、以前のツアーの時より若干貧弱な気がした。
その後、定番の小舟に乗っての岩くぐりで30分程過ごし、
その後は鍾乳洞見物。


久しぶりの鍾乳洞

4時前に車に乗り換えてハノイに向かう。
途中は雷を伴った激しいスコールになったが、ハロン湾観光中は雨に降られず、
その後ハノイで車を降りたときも雨は止んでおり、爺様2人の人徳があったればこそと自賛するのでありました。

宿には帰らず、そのまま性懲りもなくビアホイ1に行く。
ホントにほんとに最後のビアホイを各3杯ずつ飲んで、宿に帰る途中ドンスアン通りのナイトマーケットをうろつく。
8時半頃ホテルに帰り、9時の送迎車を待つ。


最後のビアホイとネーム、茹でピーナッツ

9時丁度に車で空港に向かう。
ノイバイ空港内のチェックインカウンターは半端ない人で列が長い。
ではと、その場でwebチェックインを済ませる。
カウンターの端にいる係員にその画面を見せて、預ける荷物もないので、もう入っていいかと聞くと、
この列に並べと連れて行かれた。webチェックインをした乗客専用の列である。
福岡ではカウンターに並ぶことなくそのままセキュリティーチェックに入ったのに、ここではカウンターで搭乗券をもらえと言う。
それじゃあwebチェックインした意味は全くないではないか。バカバカしい。

それでも早めにチェックインしたので、空港内ではのたりと過ごす。
余ったドンは日本円に再両替したが、千円程損した勘定になるかな。
飛行機は定時に出発する。
最近のベトナム航空は午前1時過ぎの真夜中発の便でも最初に飲み物を提供し、その後機内食を出す。
白ワインを2杯飲んで、機内食を半分程食べて、もう寝る。

ワインのおかげで福岡に着く頃までよく寝て、定時に空港に着く。
高速バスに乗り植木インターで降りて、お迎えに来ていた奥方と義弟夫人に挨拶して帰宅する。

今回の旅は日程にかなり余裕があったためか、1日の歩く距離は毎日1万歩を超えていたが、疲れはそれほどでもなかった。
同じような場所を回るある旅行社のツアーは、我々が8日で消化した日程+フエ観光を5日で回るのだから随分タイトだと思われた。
やはり旅はのたり旅が一番である、このときのような暑い季節は特に。

さて、これが最後の海外旅行になるのか。
ベトナムはもう終わりか。
ビアホイは飲み納めになるのか、私自身にも分からない。
ということでベトナム2024の旅日記はお仕舞い。
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ついにダナンへ-7-

2024年06月28日 | ベトナム2024
6月6日 ハノイ

午前中はバッチャンに行くことにする。
朝食はホテルに付いているので、7時過ぎに1階に降りて朝食を摂る。
初日に泊まったゴールデンサンホテルに比べると些か貧弱な朝食だった。
ま、腹が膨れればいいか。

8:00に宿を出て、ドンスアン市場の横を抜けてロンビエンバスターミナルへ行く。
バッチャン行きのバスは番号が47Aで、バス乗り場は27年前に始めてきたときと変わらない所だった。
10分余り待っているうちにバスがやってきて乗り込む。
車掌に7,000ドン(約43円)払う。義弟はあまりの安さに驚く。

途中、トレーラーが狭い道を曲がれきれずに何度も切り返しをして、道は渋滞する。
それでも9時頃にバッチャンの終点に着く。
陶器の店が以前より増えていて、いろいろと見て回るも、どの店で何を選んでいいのか分からない程である。
図柄や形も27年前の素朴なトンボ柄一辺倒なものではなく、
バッチャンにもニューウェーブがおし寄せていることを感じさせる。

今回は皿を4枚土産に購入する予定で、目当ての店「LC Home」へ行く。
バッチャンの中心からは少し離れたところにある店で、バスの通り道にあるのを来るとき確認している。
そこで20分程選んだ末、トンボ柄でも従来のものとは異なる皿(1枚140,000ドン)など4枚選んでバス停に向かう。
義弟は夫婦マグカップを買ったらしい。
この店は全くディスカウントが効かず、さすがの私も諦めて定価で購入。
バス停に行くと、丁度発車寸前だったので、飛び乗ってロンビエンに帰る。


Coffee Aで爺様2人がスムージー(似合わん)

11時過ぎにロンビエンに着いて、そのまま宿の近くの「Coffee A」に寄り、
私はアボガドの義弟はマンゴーのスムージー(50,000ドン)を飲む。
ゆっくり涼んだ後に宿に帰り荷を置く。
昼はどうしようかと考えたが、昨夜飲みきれなかったダラットワインがあることを思いだし、
バインミーを買ってきて、それをつまみに昼ワインと決め込むことにした。

ハノイの人気店「バインミー25」は宿から近い。
行ってみると凄い賑わいである。8割以上が外国人で占められている。SNSの影響だろうなぁ。
人が座れる店舗は3カ所あるが、ほぼ満席で、持ち帰りの人も随分並んでいる。
10分程待って牛肉入りのバインミー(1個45,000ドン)を受け取って宿に帰る。


さすがの有名店。人多し

宿の部屋でワインとバインミーの昼食

宿に帰って、早速私の部屋に行き、ダラットプレミアムの赤ワインをグラスにつぎ分ける。
さて、バインミーだがパンが今までのものより少し大きい。
私の具は牛肉とマッシュルームソースのもので、初めての味。美味い!
ワインとバインミーの組み合わせは思った以上に合う。

昼食後はワインの酔いも手伝って、エアコンの効いた部屋でのんびり過ごす。
3時になったので、宿を出てホアンキエム湖に出かける。
わたしは何度も来ているので、湖畔のベンチに腰を下ろし、義弟は湖周りを散策する。
40分過ぎに水上人形劇場に行く。

ハノイに着いた日に買っておいたチケットを見せて、16:00に劇場に入場する。
16:10の回が始まり、まず舞台の左最前列の女性が奏でる楽器で幕開けする。
あの楽器は何というのだろうか、その咽び泣くような音色とメロディーは琴線に響くようだ。
その演奏が終わると、人形劇が始まる。
10年以上前に見た人形劇とはその動きや人形そのものの造りも進歩しているように感じた。

5時頃に劇場を出て、宿には帰らずそのままビアホイ1へ移動する。
ビアホイ1はハノイに来るたびに通い詰めているビアホイ屋で、
最近はここに来るのに便利なホテルを取る程である。
20年以上前はホアンキエム湖を真っ直ぐ北上したTa Hienコーナーのそばの路上ビアホイ屋で飲んだものだ。
1杯5,000ドン(当時のレートで25円弱)で10杯飲んでも250円という安さだった。

ビアホイ1は相変わらずの賑わいで、やはりほっとした気分で飲める。
ビアホイを各自3杯ずつ飲んで、つまみを取って、これが最後のビアホイかなと、いい気分で宿に向かう。
義弟に聞くと、食事はもういいというので、甘味で締めようと宿近くのチェ屋に行き、これも最後のチェを食べる。
満足して宿の部屋に帰り、日本の税関申告をネットで済ませる。
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ついにダナンへ-6-

2024年06月27日 | ベトナム2024
6月5日 ホイアンーダナンーハノイ

朝食は少し足を伸ばして、ホイアンのバインミー有名店の「バインミースン」に行く。
店先で作っているバインミー屋台はひっきりなしに訪れる客で賑わっている。
我々はBBQのバインミーを注文して、奥の店でカフェスアのアイスを追加する。
60,000ドンの朝食は絶品のバインミーで豊かなものとなった。


バインミースンの朝食

宿に帰り、荷造りして宿に頼んでいた送迎車を待つ。
8時過ぎに車が来て、ダナン空港まで送ってもらう。
車代は280,000ドン(一人当900円弱)だが、市内の送迎業者のチラシを見ると、250,000ドンだった。
実はダナンーホイアン間には送迎専用のミニバスが走っていて、日本円で700円程度。
4人までのスモールカーについては、同金額なので3人以上だと送迎車をアレンジした方が安くなる。
2人だと、バスの停留所まで行く面倒などを考えるとトントンかな。

40分かからずにダナン空港に到着する。
早めに空港に着いて、ダナン空港の探検をするものの、広さはそれほどでもないので、のたりと時間を待つ。
飛行機は定時に出てほぼ定時の午後1時にハノイ空港に着く。
国内線の86番のバス停は国際線とは異なり、ターミナルを出て右の方に行く。
上部にバス停の表示があり、年増のお姉さんが係員として立っているので心配はない。

しばらく待ってバスが出発して国際線ターミナルに着くと、前に停まっている86番バスに全員乗り換えさせられた。
その後またしばらく待って、45,000ドン払って出発する。
ロンビエンバス停の一つ先のいつもの停留所で降りて、歩いて今日のホテルに向かう。
ホテルはシルクブティックホテルのベランダ付きの部屋。ちょっと贅沢。


シルクブティックホテルのベランダ付き部屋

荷を解いて、近場の観光を兼ねて土産調達にハノイ大聖堂近くのスーパーマーケットに行く。
私の目当てはロブスター種のベトナムコーヒー(チュングエンコーヒーのNo1)、義弟はその他ドライフルーツなど。
レジ袋を下げてハノイ大聖堂を見た後、路上カフェに寄り、私はマンゴーシェイクを義弟はパッションシェイクを飲んで宿に帰る。
シェイク1杯40,000ドン也。


ハノイ大聖堂

路上カフェ

午後6時に初めてビアホイ2に行く。いつも行くビアホイの道を挟んだ斜め向かいにあるビアホイ屋。
ここのメニューは料金が書いてあるので安心してオーダーできる。
ビアホイ1杯13,000ドン(約80円)、茹でピーナツとフライド豆腐(ほぼ厚揚げ)、仔牛の炒め物。
義弟も私も食事の量はあまり多く取らないので、ビアホイ3杯ずつ飲んで降参する。
二人で330,000ドン。


ビアホイ2

いつ来ても客が多いフォー屋。店は歩道のみ

宿への帰りに路上のプラ椅子で大勢フォーを食べている。
じゃあ俺たちもと言うことで、フォーボータイ(50,000ドン)を食べて、もう入らんというくらい満腹。
宿に帰り、スーパーで買ったダラットワインプレミアム(ベトナム産ワイン)156,000ドン(約1,000円)を飲む。
しかし、満腹のため各自軽く1杯で終了。
本日終了。
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ついにダナンへ-5-

2024年06月26日 | ベトナム2024
6月4日 ホイアン

7時過ぎに宿の近くの麺屋に朝食に行く。
フォーボーと義弟はフォーガーを注文。
ここのフォーはスープが若干甘めでいまいち。厚めの油条付きで50,000ドン。

8時にミーソンツアーのマイクロバスが迎えに来る。ツアー代は昼食付きで700,000ドン。
車内には既に観光客が乗っていて、我々は最後の乗客である。
最後にミーソンに来てから既に10年以上経っている。4度目の訪問である。
ツアーも様変わりしていて、遺跡散策の後、伝統のダンスショーを見る。


遺跡のレリーフはカンボジアの遺跡にあるデバダーによく似ている





伝統ダンスショー

その後昼食会場に移動し、昼食を取った後、近くの船着き場からボートに乗りトゥボン川の川下り。
しばし後に岸に着き、先のバスに乗り込んで宿のそばまで送ってくれた。
ただただ暑かったというのがミーソンツアーの感想だった。
そういえば、以前来たときに見た木立の中の首の欠けた立像のある道は通らなかった。


ツアーの昼食。持参のちりめん山椒のふりかけでご飯を食べる。

トゥボン川下り

すっかり汗をかいて宿に帰るとシャワーを浴びて、エアコンガンガン効かせてまた昼寝。
6時までは自由時間として、私は一人で4時前に出る。
以前泊まった宿のあたりを歩くが、よく分からなかった。
帰りにアンホイ島のチェ屋に寄って、ミックスチェを食べてみる。
いろんな種類の豆が入っていて、美味いのか不味いのかよく分からない。


ミックスチェ。20,000ドン

その後また宿に帰ってしばらく休む。
7時前に出て、再びマダムラウの店に行く。二晩続けての来客は珍しいのか、笑顔で迎えてくれる。
今夜は、カーコート(魚の甘辛煮でご飯付き)、アサリのレモングラス蒸し、
サイゴンビアの瓶(大きめの瓶で500mL入り)を5本飲んで満腹、そりゃそうだなぁ、二人で2.5リッターだから。
今夜の店はあまり混んでいなくて、息子は相変わらず手伝いし、
小学生らしき妹はお転婆そうな幼い妹を店の中で子守しているのが微笑ましい。


今夜のマダムラウの夕食。一人当て125,000ドン

いい気持ちで宿に帰り、ホイアン最後の夜は終わる。
ホイアンでは本当にのんびりできました。
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ついにダナンへ-4-

2024年06月25日 | ベトナム2024
6月3日 ダナンーホイアン

朝食は昨朝と同じ方向に歩きバインミー屋を見つけ、その店でカフェスアを注文し、バインミー共に朝食。
近くの公園でのんびりしてホテルに帰る。
ホイアンで泊まる宿にダナンのホテルまで迎えに来るように頼んでいたので、9時までゆっくりする。
9時丁度にソンティエンホームステイの送迎車が来て、まずは五行山(マーブルマウンテン)に向かう。


マーブルマウンテン

解脱

五行山の観光は1時間と決め、ドライバーに10:30に駐車場に来るよう言って外に出る。
エレベーターで上り、マーブルマウンテンの由来である大理石の山の洞窟を観光する。
27年振りの五行山は観光客も多く、途中の道も整備されて歩きやすくなっていたが、
それでも上り下りは足に来る。

すっかり疲れて車に乗り込み、ホイアンに向かう。
ホイアンの宿に着いたのは午前11時過ぎで、チェックイン後、明日のミーソン遺跡ツアーを申し込んでおく。
荷をほどいて、しばし休憩して外に出る。強烈に暑い。
アンホイ島にある宿から旧市街へ行く橋のそばで観光チケットを12万ドンで購入し、
ホイアンの老舗レストラン「チュンバック」へ行く。


ホイアン3大料理

チュンバックは27年前に来た当時から営業していたホイアン名物料理の店である。
カオラオ、ホワイトローズ、揚げワンタンの3大名物料理とビールはこれも昔からある「333(バーバーバー)」。
昼食後、福建会館などなど12万ドンのチケットで入場できる5カ所の建物を巡り、
2人とも暑さ負けして3時には宿に帰る。


でかい巻線香

チケット検査のアンニュイなお姉さんと

着替えて、宿のランドリーサービスに洗濯物を1㎏30,000ドンで頼む。
少し重量オーバーしたのを、40,000ドンと言われたので、Tシャツ1枚外すと「いいから」と負けてくれた。
シャワーを浴びて、エアコンをガンガン効かせてしばらく昼寝する。
6時半にナイトマーケットに出る。


ナイトマーケットに行く途中にある「ホイアンバックス」なんか聞いたことあるような???

電飾キンキラのナイトマーケットに義弟は、「毎晩ですか?」と驚く。
そこに溢れんばかりの観光客が来て、27年前の静かな佇まいのホイアンはもうそこにはない。
ナイトマーケットでちょっと手強い振り売りのおばちゃんからランブータンを購入する。
最初の言い値は、5個二くびりを50,000ドン、それを20,000ドンまで値切ったら、
二くびり入った袋から一くびり抜いてきた。「おいおい、じゃあ要らない」と言うと、仕方なく元通りにして袋を渡してきた。
なかなかの強者だった。


アンホイ島のナイトマーケット

ほかに特に買うものとてなく、しばし川沿い等散策して、
7時前にナイトマーケット近くの「マダムラウ」というレストランに入った。
料金は一般的なと言うか、良心的な金額で観光地価格という程ではなかった。
瓶ビール各自2本ずつとモーニンググローリーのニンニク炒め、バインセオ、サトウキビに巻いたネームの揚げ物で満腹。
一人130,000ドン程度で安い。この店は家族経営のようで、中学生の息子もウエイターでよく働いていた。


マダムラウの料理

店を手伝う中学生の少年

9時前になったので、300m程先の宿に帰って寝る。
宿はナイトマーケットから離れているので、静かでよく眠れそうだ。
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