ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

バイラワからポカラへ

2011年08月25日 | ネパールへ
21日は朝早くのバスだったので、6時起床、6:30チェックアウト。
バスは予約したバス番号と違ったものの、ネパールではこんなもんだろうという感じで、
結構ガタの来たバスに乗り込む。7:20バイラワ発。

↑バイラワのバスターミナル

↑このバスでポカラへ。

途中、適当に乗せたりおろしたりを繰り返しながら、
ちょっと大きな町ではバスターミナルに10分以上停まり、
バナナを朝食代わりに買って食べ、
昼食で泊まった食堂は人が多く、何を注文していいか分からず、
そばの掘っ建て小屋のチョウメン(焼きそば)を一皿買って2人で食べた。

↑昼食のレストランの裏でロティを焼く従業員

↑昼食で停車した所の店

300㎞もない距離を約9時間かけてポカラに到着。
クッションの悪いおんぼろバスと、至る所舗装の剥げた道路の旅ですっかり身体もガタガタ。
シティバスターミナルに停まったバスを降りるとタクシーがいて、
ポカラのレイクサイドまで300RSと宣う。
200RSと言っても、何のかんのというので、じゃあ自分で捕まえると言ったら、
近くのタクシーを呼んで、彼に200RSで行けと言って我々を乗せた。

まずは、グレイシャーホテルに行って交渉するも、50$のスッテンのと言う。
アホらしくなって、その奥にあるカルキGHに行こうとしたら、
右側に結構新しいホテルがあって、そこの門番らしきオジサンが強引に我々を中に引き込む。
仕方なくフロントで料金を聞くと、ツインで15$と言う。
このトレッカーズインというホテルは昨年9月オープンの新しい宿。
部屋を見ると、広くて清潔。申し分ない。ということで決定。
とりあえず2泊することでチェックイン。

↑トレッカーズイン・ホテル

↑フロントのお姉さんと、門番のオジサン

↑ツインの部屋は広い。

洗濯をして、熱々のシャワーを浴びて、9時間の苦行とも言えるバスの旅の疲れが少しは取れる。
既に午後6時を回っている。
夕食は、宿の目の前にあるデイビイ・モモに入る。
ダルバートタカリ、モモ、ビール2本。美味くて安い。

↑日本語メニューがあり、日本食や韓国料理もある。

T氏は宿にあるレストランバーで、ウォッカを飲んでいくというので先に部屋に行く。
今日は本当に疲れた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カトマンズからルンビニへ

2011年08月24日 | ネパールへ
7月20日は、仏陀生誕の地であるルンビニに行く。
まず、カトマンズから飛行機でバイラワに飛び、バイラワからルンビニへ車で移動。

6時過ぎに起きて、朝食を6:30に食べ始め、7:00には宿を出る。
雨脚が強く、ホテルのフロントでタクシーを呼んでもらい、これが400RS(ルピー)。
カトマンズの国内線ターミナルは、ターミナルと呼ぶのも恥ずかしくなるような建物で、

飛んでいる機材はほとんど双発のプロペラ機。

↑イエティエアーの双発機。30人乗り。↓

空港税200RSを支払、イエティエアーでチェックイン。

待つこと約1時間。8:50の定時に離陸し、冠水した水田などを見下ろしながら、9:10バイラワ空港に着く。
ここはまた一層のローカルさ。
バゲッジクレームはバーのカウンターのようなところに運ばれ、荷物券と交換。
ま、30人乗りの小型機だからそれで十分といえば充分なのだが。

空港を出ると雨。
バス停まではしばらくあり、濡れそうだったので、タクシーを交渉。
言い値の900RSをしばらく交渉して、やっと800RS。
20㎞近くあるので、日本に比べれば安いのだろうが、現地の人だと600RSくらいか。

ルンビニは仏陀生誕の地ということで、聖地公園の入場料を200RS払って入る。

↑アショカ王の石柱
各国の寺がこの中に建設され、比較的宿泊条件のいいネパール尼僧院に行くも誰もいず、
次にはるばる韓国寺に行って宿泊房を見るが、とても泊まれそうになくて退散。

↑平和の火
連れはそこでもいいということだったが、私の歳になると、せめて泊まるトコくらいは自分の規範の範囲内で。

そこから引き返し、仏陀生誕の場所等を見て公園を出る。
ルンビニの町は門の一角に宿や店があるだけで小さな町だ。
その一角で昼食を摂ることにする。

昼食後、ルンビニ泊の当初の予定を1日早めて、このままバイラワに向かうことにする。
乗り合いバスでバイラワに約1時間で着く。バス代1人40RS。
しばらく歩いて、バスターミナルの近くにあるラコウルホテルにチェックイン。

エアコン付きの45$の部屋が、17$にディスカウント。

そこそこきれいで、エアコンが付いて、バスタブは付いていたが、温水が出ずにバスタブの意味はなし。

まずはバスターミナルに行き、翌日のポカラ行きバスの予約をしておく。
ここには正体の分からない男どもが何人かいて、
我々程度の英語で、どこに行くのか、何時か、などと聞いてきてはカウンター内の人間に通訳して世話を焼く。
かといって、特に金をとられるわけでもなく、どっからリベートをもらっているのだろう。

夜はマウントエベレストGHの1階にあるレストランで、カレーやモモなど。

↑モモ(ここのは形が丸くて、ネワール式のモモ、味は日本の餃子と変わらない)
ビールは奮発して3本も飲んでしまった。
今日の汗は半端じゃなかったからね。10㎞ほども歩いたかも知れない。
この店のカレーは絶品で、最近の日本のカレーが色褪せて見えるほどの味。


雨のルンビニを、重い荷を背負って7~8㎞歩いたせいか、すっかり疲れて暗い夜道を宿に帰る。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バンコクからカトマンズへ

2011年08月21日 | ネパールへ
今年の夏の旅行はネパールへと、昨年の雲南省旅行の時からT氏と決めていた。
現在、日本からカトマンズへは直行便はなく、キャセイやタイエアーを使って、
香港又はバンコクで乗り換えてカトマンズを目指す。
我々は、料金と利便性を勘案して、バンコク乗換を選んだ。

7月18日、福岡から飛び立ったTGはバンコクに15:00前に着く。
この日の乗り換え便はなく、飛行場で翌朝10:00まで過ごすか、
一旦入国してホテルに泊まるかだが、体力的には前者は無理。
空港近くのホテルに一泊することにした。↓がそのホテル


空港までの送迎は無料ということで、ホテルからのメールを便りに待ち合わせ場所で自分の名前を発見。
しばし待った後で、ホテルの送迎車が来て、送り届けてくれる。
大きい荷物は、福岡空港でカトマンズまで送ってもらうよう手配したため、
1泊分の着替えだけを持ってチェックイン。

ホテルを出てしばらく行くと、市場があって、コンビニもある。
その前にテーブルと椅子がいくつかあって、屋台も3軒ほどあったので、
その一つで食事を頼み、コンビニでビールを買って夕食にする。

後方にセブンイレブン

翌朝、空港まで送ってもらって、TGカウンターでカトマンズまでのチェックインをする。
このとき、一旦入国したため、空港税700バーツを別途徴収される。
その後、お粥の朝食を摂り、出発を待つ。

ほぼ定刻に出た飛行機は、予定より一回り大きめの機材でゆっくり座れた。
途中、小さなエアポケットに入ったのか、かなり揺れて、CAが「キャッ」と言って、
近くの席に慌てて座ったので吃驚した。
乗組員が怖がっちゃダメじゃない。乗客が怖がるよ。
10分近くは気流の悪い場所を通過したのか、彼女らも座ったままだった。

カトマンズは現地時間、12:10と予定より早く到着。
ビザカウンターでアライバルビザを25ドルで取得。30分ほどかかるも、窓口一つじゃ仕方ないか。
福岡で乗せたバゲッジは無事着いていて、これを受け取って出るや、タクシーはどうかと寄ってくる。
タクシーカウンターに行って料金を聞くと500ルピーだという。
約倍額のぼったくりだが、着いたばっかりで仕方ない。

まずは、タメル地区にあるアティッティツアーで、国内線航空券の受け取りをしなくてはならない。
タメルチョークを目指して走る車は、果たして何年経過した車なのか、
東南アジアでこんな古いのが走っているのはミャンマーくらいか。
走っている間中警笛を鳴らしているんじゃないかと言うくらいうるさい。
結構な渋滞の中を20分以上かけてタメルチョークに着く。

アティッティツアーはチョークからすぐのところ、建物の2階にあり、日本語の看板が目印。
ここのスディールさんに会って、いろんな話を聞き、ついでに宿を紹介してもらう。

↑スディール氏
航空券を受け取り、まずは近くの両替屋に行って、1万円を両替。8,800ルピー前後。


宿はファミリーホームで、ダルバール広場へ行く途中にある。
まずはチェックインし、1泊分30$を払ったあと、荷を解いてダルバール広場へ行く。
広場のクマリの館などを観光後、インドラチョークを経て、5時頃帰宿。

カトマンズの狭い道

ダルバール広場

クマリの館

インドラチョーク

バサンタブル広場の小学生

6時過ぎに雨が小降りになったので、夕食に出るも、再び雨脚が強く、
雨宿りしていると、帰宅途中のスディール氏に会い、しばし店の軒先で話す。
雨は止む気配がなかったので、タカリバンチャというレストランを目指して雨の中を歩き始める。
この店は2階にあり、ネパールの定番、タカリディッシュを2人とも注文。

↑タカリディッシュ
T氏はご飯で、私はロティ(インドのナンと同じ)。これに名物モモ(餃子)。ビール。
ネパールは意外にビールが高く、食事代900ルピーの半分近くはビール代だった。

このレストランの近くに、トリップアドバイザーで評判の良かった、トラベラーズインというGHがあったので、
ここに寄ってポカラから帰ってからの宿泊予約をしておく。
1泊ツインで10$の安さ。部屋もバストイレもまあまあの清潔さ。
言い値は、1泊1200ルピー(約1450円)だったが、雨季のローシーズンということでディスカウント。
若干狭いが、今夜の30$の部屋に見劣りせず。

↑今夜の宿

雨は止んでいたが、午後9時前になると店は閉まり始め、
ほとんど街灯のない町はかなり暗くなりはじめていた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする