ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

新潟から仙台へ

2011年06月28日 | 東京~新潟~仙台~東京
16日、昼の高速バスで新潟駅から仙台に移動のため、10時にチェックアウト後バスで駅に向かう。
当初の予定では、この日に山形に入り、翌日仙台に向かうはずだったが、
17日の午前中に、松島の様子でも見ておこうと、予定を変えて昼過ぎのバスで行くことになった。

今回も3列シートのバスでラッキー。

高速バスは福島の会津経由で東北自動車道に入り、
午後5時前に仙台駅に到着。

夜の仙台駅から

駅近くのホテルにチェックイン後、近くの居酒屋で一杯の後、食事をして帰る。
明日は朝のうちに松島に行き、午後に被災にあったKさん夫妻を訪ねることになっている。
仙台駅付近は、震災の被害を少しも感じさせない様子だが、
ただ通り過ぎていく旅人にはそう見えるだけなのだろう。
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新潟

2011年06月27日 | 東京~新潟~仙台~東京
6/15は、新潟市で1日過ごし、夜に知人と会うことになっている。
一人旅なので特にすることとて無く、佐渡に行くには時間が足りない。
9時過ぎから万代のシティジョイというところに映画を見に行く。

11時半前に映画館を出て、海岸近くのホテル日航のあるビルに行く。
32階の展望台に登り、しばし新潟市を俯瞰する。
日本海は目の前で、その向こうに佐渡島がみえる。

展望台からの眺め


ブラブラと歩いて新潟駅に向かい、駅近くの食堂で昼食を摂る。
その後は、駅ビル内にあるブックオフで本を調達したり、100円ショップで下着を買ったり、
古町の三越デパートをぶらついてホテルに帰る。

新潟駅は少し様変わりしていた


古町のアーケード

暑かったので、ホテルでゆっくり過ごし、知人のHNさんが来るのを待つ。
6時半頃フロントから来客の電話があり、フロントに降りる。
HNさんの奥さんが迎えに来ており、主人が路上駐車で待っているので、直ぐ出ましょうということになった。
挨拶もそこそこに1階に下りてHNさんの車に乗り込む。

10年以上ぶりの再会である。
HNさん御夫妻はかってグアテマラ日本人学校に勤務されていて、
その当時、別の知人を訪ねて遊びにいったときに親しくしていただいた関係で、
今でも年賀状のやりとりをさせていただいている。
10数年前研修で新潟に行ったとき、一度会っているのだが、それ以来だった。

久しぶりのへぎそばは美味でした。

HNさんの自宅の近くのレストランで、名物へぎそばや天ぷらなど御馳走になって、
その後ご自宅に招待された。
HNさんは木版画では玄人はだしで、今でも人に教えておられる。
奥様の方は、ここ数年切り絵をされているということで、個展の要請があったというほどの腕前。
夫婦で芸術的活動をされている素敵な夫婦なのだ。

グアテマラの話や、HNさんが心臓病で危うかった話など、
随分遅くまで話し込んで、11:30過ぎにおいとまして、ホテルまで送ってもらった。
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新潟へ向かう

2011年06月26日 | 東京~新潟~仙台~東京
6月13日、東京の娘のところに昼過ぎに着く。
久しぶりに孫の顔を見て心が和む。

翌14日、池袋東口から出る高速バスで新潟に向かう。
運良く座席が3列の独立シートだったので、隣に気遣うことなく時間を過ごせたので楽だった。
関越自動車道は、練馬インターから高速に入り、埼玉、群馬を経て新潟県に入る。
新潟に入ると南魚沼などを通るが、さすがの米所、水田ばかりだ。

越後湯沢のリゾートマンションは、大部分が空き家で、不動産価格はかなり下がっているという話だ。
越後川口SAでトイレ休憩すると、展望所があり、信濃川が一望できる。
信濃川は、長野の千曲川を発祥とし、新潟に至って信濃川と名前を変える日本一長い川である。

越後川口SAから見る信濃川

10:00に池袋を出たバスは、15:20には新潟一の繁華街(だった)古町に着く。
予約した新潟シティホテルが古町だったので、ここで下車。
チェックイン後、しばし町をぶらついていると、Hさんから電話がある。
今からホテルに迎えに行くとのこと。
当初の約束は古町辺りで一杯だったが、急遽イスラエルから友人が来たので自宅の近くでやろうということになったらしい。

新潟市万代橋付近の信濃川、河口はもうすぐそこ。

Hさんの自宅に行くと、アラブ系のイスラエル人、ムサがいて、しばしHさんの家で話をする。
そのうち、用事の済んだKさんが来て、6時から近くの居酒屋へ。
HさんとKさんは、今年3月に旅行したとき、スコータイで知り合った友人だ。
それにムサを加えた4人で9時頃まで飲んだ。

Hさんは今年12月から世界一周に出る予定とのことだった。
Kさんはいろいろと地区の役や、趣味はカメラに陶芸(いずれも趣味の域を超えている)と忙しい。
ムサは、37才のイスラエル在住アラブ人で、Hさんが行ったときにお世話になったらしい。

ムサ君は、日本酒が美味しいと言ってかなり飲んだが、ムスリムって飲んで良かったっけ?

楽しく話は盛り上がり、9時頃お開きとなり、タクシーで古町へ。
HさんとKさんたちの家は、有名な亀田製菓のある亀田という地区にあり、
古町からは車で2,30分もの距離がある。
まだ10時前だったので近くの串屋で一杯だけ酒を飲んで帰る。
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天安門事件

2011年06月05日 | 中国を思う
長いこと、中国に個人旅行をするのは控えていた。
その最大の理由は、天安門事件による学生等を戦車などの武力で死に至らしめた、
中国民主化弾圧への抗議の気持ちがあったからだ。
しかし、今年であれから22年の年月が過ぎ、このままではこちらの方がくたばってしまう。
そう思って昨年初めて雲南省の方を個人旅行をした。

天安門広場の前の道路にも公安の車

天安門事件に対する中国政府の見解は、「一部学生等の暴乱」ということで一貫している。
中国政府は、何故民主化を恐れるのだろうか。
広大な国土に様々な民族が共存する中国では、
一度民主化の灯がともれば、それは燎原の火の如く広がり、
チベット自治区を始め、至る所の自治区で漢民族の支配が崩れるのは明らかで、
そのことを最も恐れているのではないかという気がする。

左に公安がいて、その横にセグウェイがある。

さらには、民主化による権力構造の変化。
権力に伴う権益の喪失。
そのことが中央から地方に至る役人たちに共通の認識としてあって、
民主化を強権的に弾圧する構図として成り立っているのだろう。

天安門広場には公安の車が数台駐めてある。

雲南省を旅行して、権力とは無縁の普通に生活している人々と触れあい、
対日教育の影響など微塵も感じさせない優しさや親切に触れ、
あぁ、中国に旅行に来て本当によかった、そう思ったものだ。

中国共産党員の方々、皆さんによく見えない、いやよく見ようとしていない人々は、
日々を懸命に生きて、見知らぬ日本人にも分け隔てなく接してくれる、素晴らしい人たちです。
どうか彼らが少しでも豊かに、自由で平安に暮らせるようにしてやって下さい。
それが民主化ですから、何も恐れることはないはずですから。
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もう帰国

2011年06月03日 | 中国の旅2011
5月27日、帰国の日は朝6:00発で、朝食は弁当。
日本の弁当とは似ても似つかぬ、繊細さのかけらもない食物。
いささか皮の堅いネーブル大の柑橘が丸ごと一つという有様である。

4泊5日と行っても実質3日間の旅行。
世界遺産の6ヶ所を回ったということは、北京の世界遺産全部行ったことになるのかな。
ショッピングの5ヶ所といい勝負である。

空港までは陳クンが引率して手続きなどを説明するも、
彼の説明によれば、いかにも北京空港でイミグレーションを通過するようなことを言う。
青島経由の便だから、北京発は国内線だ。そんなわけないだろう。
念を押しても北京でイミグレの手続きをなんて言う。

北京空港では片隅の駐機場までバスではるばると移動。

陳クン、ショッピングの説明のように熱心に勉強しなきゃダメ。
クン付けはこの時点で外れ、ただの陳に格下げ。

青島の空港でも係員が誘導してイミグレーションを通って出国する。

青島ではターミナルに横付け。

我々1号車グループの3人連れの一組で、
オジサンが先に機内に座っていたが、その奥さんと彼女の姉の2人がまだ来ていない。
不安になったオジサンは、CAに、「ちょっと姉ちゃん」と声をかけるがCAは知らんぷり。
ま、その姉ちゃんが振り返ったとして、その後どう話を進めるのか、
彼の方に何らかの展望があったとはとても思えなかったが。

既にほとんどの客が座って、しばらく誰も乗り込んでこない。
オジサン、相当不安になっているが、どうしていいか分からない様子。
とそのとき、最後に連れの女性2人がやって来た。
オジサンの隣に座るや否や、責め合いが始まった。
オジサン頑張るが、女2人に敵うはずもなく、無駄な抵抗の後沈黙。
ツアー同行者、最後のショーで今回の旅行はお終い。
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