4日目(1月11日)
今日はホーチミンへ引き返す日である。
まずは昨日も行ったバインミー屋でバインミーと水をゲット。
部屋に帰ってこれが朝食、2人で50,000ドン。
昨夜、ホテルのフロントで空港までの乗り合いバスを予約していたが、なかなか来ない。
担当者に連絡させるが、道が混んでいるので遅れるらしい。
タクシーとそれほど料金が変わるわけではないので、バスをキャンセルしてタクシーを呼んでもらう。
フエのフーバイ空港に付いたのは9時過ぎで、出発まで2時間を切っていた。タクシーは210,000ドン(約1,300円)
ホーチミンまではベトナム航空で、チェックインカウンターで搭乗券を受け取り待合室へ。
フーバイ空港はタンソニャット空港程乗客や発便が多いわけではないので、スムーズだった。
ほぼ予定通りフエを離れて、12時前にホーチミンに着く。
空港からは例によって152番バス。今回は宿を変えたので、降りるのはニューワールドホテルの停留所のひとつ先で降りる。
ホテルはミニホテルで料金は1室350,000ドン(2,100円)。
しかし、チェックインは午後2時からと言うので、あと1時間ほどある。
ではその間荷物を預かってもらって、予定通りカニ料理屋にタクシーで行くことに。
コロナ以降の現象か、通りに停まって客待ちするタクシーがほとんどいない。
しばらく歩いて数台停まっているところで、マイリンタクシーを捕まえてQuan94という店まで行く。
タクシー料金は、70,000ドン弱(約400円)。
別に遠回りとかはないようで、ただ一方通行の多いホーチミンではよく分からない。
今回は以前食べたQuan94ではなく、全く同じ料理を出すすぐそばのThuy94に入った。
もちろんビールに、ソフトシェルクラブの天ぷら、蟹爪のバター揚げ、スップクア(蟹の身のスープ)など蟹ずくしで4品ほど注文。
約1,000,000ドン(6,000円)と、今回の旅行で最も高額な食事となった。
1人3,000円だから大したことはないのだが、ドンに慣れてくると、100万という単位はとてつもない高額に思えてくるのだ。
この店の従業員にタクシーを呼んでもらうと、女将さんが出てきてスマホを操りながら呼んでくれた。
通りのタクシーはほとんど客が乗っていて、なかなか捕まらないらしい。
タクシーが来る間、女将さんと話をしていると、7年ほど前にご主人と日本を旅行したスマホにある写真を見せてくれ、すっかり盛り上がってしまった。
タクシーにはベンタン市場まで乗って、市場を散策した後にホテルに向かう。
ベンタン市場も、10日後にテト(旧正月)を控えて飾り付けされていた
9ホステル&スイーツというこのホテルは、料金の割にはいい部屋で、agodaのサイトから25%引きで予約したものだ。
通りに面した広い窓があって、部屋はきれい、シャワーブースはガラス戸で区切られて湯量は豊富。
朝食は付いていないが、文句なしのホテルだ。
このホテルで一番いい部屋
公園を挟んでファングラーオの通りに面していて、デタムやブイビエンのバックパッカー街にも近い。
公園の中にはセントラルマーケットがあり、フードコートも入ったショッピングモールになっている。
しばし休憩後、近くのスーパーマーケットに土産のコーヒーなどを調達に行く。
コーヒーを数種類と調味料(レモン塩など)を結構大量に買って、それでも500,000ドンほどで、ドンが余りそうだ。
義弟は昼食べ過ぎて、夕食は要らないというので、セントラルマーケットのフードコートで、
ヌオックミア(サトウキビを搾った汁)を飲み、彼は鯛焼きをひとつ食べた。
クラフトビアを売っている店もあったので、それぞれ異なるビールを1杯ずつ飲んだが、私のは桃の香りのするビールだった。
帰りにサークルK(ベトナムのコンビニで24時間営業)に寄って、缶ビールを2本買うが、義弟は飲まないというので私が持って帰った。
途中、客が5人ほど並んでいる屋台のバインミー屋があり、炭焼きの豚肉をパンに挟むという、チョー美味そうなバインミーだった。
宿に帰り、義弟はシャワーを浴びて寝るというので、私は買ったビールを冷蔵庫に入れ、外に出る。
途中路上で営業していた屋台の麺屋があったので、そこのプライスに座って、ミーワンタン(ワンタン麺)を1杯30,000ドンで食べる。
あっさりしたスープにライムを搾り、唐辛子をつけた醤油を垂らすと、ううう~ん美味い!
部屋に帰り、シャワーを浴びて2缶のビールを飲みあげ、これにて4日目終了。