ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

お~寒っ

2023年01月26日 | 日記(?)
この3日というものかなり寒かった。
昨日25日は最低気温が-9.5℃、最高気温が-1.5℃と、いわゆる真冬日だった。
今朝も-8.4℃とかなりの冷え込みで、水道管の凍結には万全の対策を練った。



25日は阿蘇山は一面雪に覆われ、外輪山にも雪が積んでいたが、
道路は早々と溶けて交通に支障はなかったのが何よりの幸い。
阿蘇は九州でもかなり寒い気候で、この寒さに耐えたのが阿蘇高菜と言われる名産品を作っている。

寒さには慣れている阿蘇の人たちも、さすがにこの3日の寒さは堪えたようで、
温泉に行っての話題はその話で持ちきりだった。
ホーチミンの暑さを思い出すと、もうそろそろ暖かい小春日和やお陽様が恋しいのだ。
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ベトナム2023 -5-

2023年01月22日 | ベトナム2023
いよいよ最終日5日目(1月12日)
今夜の深夜、0:30にホーチミンを出る。
ということで、ベトナム初上陸の義弟のために、TNKツーリストという日本人向けツアー会社にメコンツアーを申し込んでおいた。
ガイドが日本語ガイドなので、何の心配もない。
朝食は、早く迎えに来るというので、サークルKの握り1個とカフェアマゾンのカプチーノ。

チェックアウトして荷を預かってもらい、8時過ぎに迎えのバンが来る。ガイドは40代くらいの男性で、当然日本語は達者である。
既に欧米人のご老人4人が乗っている。
我々2人を乗せた後、レックスホテルの前でハンサムな青年を一人乗せて、いざミトーへ。
座席の前5人には英語ガイドが、助手席からガイドをし、
最後部に座った我々二人には、その前の座席にハンサムと座った日本語ガイドが振り向いてガイドするというシステムの混載ツアーである。

途中高速道を使ってミトーに着き、あとは定番のメコンツアーである。
まずは永長寺という寺へ。数年前に孫と来たときの3倍以上に拡張しているのに驚いた。
次からはトロピカルフルールの試食、蜂蜜農園、ココナツキャンデー工場、昼食、蛇やワニのいる飼育園、そして小舟のクルーズなどなど。














メコンツアー定番のエレファントフィッシュの唐揚げ

いい男でしょう。何度か彼と話をしたが、どうやらベルギーから来ているようで、マキシムと名乗っていた。

帰りは高速道で事故があったということで下道を行くが、途中大渋滞で帰り時間は午後4時を過ぎていた。
ホーチミンの街は既にテト(旧正月)の準備に入っており、飾り付け用の植栽が公園にたくさん運び込まれていた。
ミトーなどの南部で栽培されたものを川を使って船で大量に運ぶらしい。
あと1週間もすればホーチミンはもっと華やかになることだろう。

宿で預けて置いた荷物を受け取って、ツアーの汗を流して着替えて帰るための休憩ホテルに移る。
必要ないとも思ったが、一人1,000円の部屋1室なので、大したことはないと思って確保しておいた。
夕食は、ハノイ料理を食べさせる「ブンダウ ホームメイド」という店で始めての料理を味わう。
結構客が多くて、人気の店らしい。厚揚げをかなり癖のあるタレに浸けて食べるのが私のお気に入りだった。


その他、かに身の揚げ春巻き、ジャンボタニシの殻に入った豚肉ミンチなど


ブイビエンのウォーキングストリートはまだ早いのか、観光客が少ないのか、閑散としていた

ホテルに帰り、荷物の整理をし、シャワー浴びてフロントでタクシーを呼んでもらう。
ビューティサイゴンホテルではなかなか英語が通じず、フロントの青年はスマホの翻訳ソフトを使って会話。
2,3分でタクシーが来て空港へ。190,000ドンほどだったので、200,000ドン渡して空港内へ。

ベトナム航空のチェックインカウンターでバックパックを預け、
パスポート、Eチケット、ワクチン接種証明書を出して搭乗券をもらう。
残ったドンは全て土産に使って、ほぼ定時に出た機内ではぐっすり眠り、朝食で起こされた。
サイドパーキングに預けた車を受け取り、植木で義弟を降ろし阿蘇へ帰る。
3年ぶりのベトナム旅行は無事終了となりました。
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ベトナム2023 -4-

2023年01月21日 | ベトナム2023
4日目(1月11日)
今日はホーチミンへ引き返す日である。
まずは昨日も行ったバインミー屋でバインミーと水をゲット。
部屋に帰ってこれが朝食、2人で50,000ドン。
昨夜、ホテルのフロントで空港までの乗り合いバスを予約していたが、なかなか来ない。
担当者に連絡させるが、道が混んでいるので遅れるらしい。
タクシーとそれほど料金が変わるわけではないので、バスをキャンセルしてタクシーを呼んでもらう。

フエのフーバイ空港に付いたのは9時過ぎで、出発まで2時間を切っていた。タクシーは210,000ドン(約1,300円)
ホーチミンまではベトナム航空で、チェックインカウンターで搭乗券を受け取り待合室へ。
フーバイ空港はタンソニャット空港程乗客や発便が多いわけではないので、スムーズだった。
ほぼ予定通りフエを離れて、12時前にホーチミンに着く。
空港からは例によって152番バス。今回は宿を変えたので、降りるのはニューワールドホテルの停留所のひとつ先で降りる。

ホテルはミニホテルで料金は1室350,000ドン(2,100円)。
しかし、チェックインは午後2時からと言うので、あと1時間ほどある。
ではその間荷物を預かってもらって、予定通りカニ料理屋にタクシーで行くことに。
コロナ以降の現象か、通りに停まって客待ちするタクシーがほとんどいない。
しばらく歩いて数台停まっているところで、マイリンタクシーを捕まえてQuan94という店まで行く。
タクシー料金は、70,000ドン弱(約400円)。
別に遠回りとかはないようで、ただ一方通行の多いホーチミンではよく分からない。

今回は以前食べたQuan94ではなく、全く同じ料理を出すすぐそばのThuy94に入った。
もちろんビールに、ソフトシェルクラブの天ぷら、蟹爪のバター揚げ、スップクア(蟹の身のスープ)など蟹ずくしで4品ほど注文。
約1,000,000ドン(6,000円)と、今回の旅行で最も高額な食事となった。
1人3,000円だから大したことはないのだが、ドンに慣れてくると、100万という単位はとてつもない高額に思えてくるのだ。





この店の従業員にタクシーを呼んでもらうと、女将さんが出てきてスマホを操りながら呼んでくれた。
通りのタクシーはほとんど客が乗っていて、なかなか捕まらないらしい。


タクシーが来る間、女将さんと話をしていると、7年ほど前にご主人と日本を旅行したスマホにある写真を見せてくれ、すっかり盛り上がってしまった。
タクシーにはベンタン市場まで乗って、市場を散策した後にホテルに向かう。


ベンタン市場も、10日後にテト(旧正月)を控えて飾り付けされていた

9ホステル&スイーツというこのホテルは、料金の割にはいい部屋で、agodaのサイトから25%引きで予約したものだ。
通りに面した広い窓があって、部屋はきれい、シャワーブースはガラス戸で区切られて湯量は豊富。
朝食は付いていないが、文句なしのホテルだ。


このホテルで一番いい部屋
公園を挟んでファングラーオの通りに面していて、デタムやブイビエンのバックパッカー街にも近い。


公園の中にはセントラルマーケットがあり、フードコートも入ったショッピングモールになっている。

しばし休憩後、近くのスーパーマーケットに土産のコーヒーなどを調達に行く。
コーヒーを数種類と調味料(レモン塩など)を結構大量に買って、それでも500,000ドンほどで、ドンが余りそうだ。
義弟は昼食べ過ぎて、夕食は要らないというので、セントラルマーケットのフードコートで、
ヌオックミア(サトウキビを搾った汁)を飲み、彼は鯛焼きをひとつ食べた。


クラフトビアを売っている店もあったので、それぞれ異なるビールを1杯ずつ飲んだが、私のは桃の香りのするビールだった。

帰りにサークルK(ベトナムのコンビニで24時間営業)に寄って、缶ビールを2本買うが、義弟は飲まないというので私が持って帰った。
途中、客が5人ほど並んでいる屋台のバインミー屋があり、炭焼きの豚肉をパンに挟むという、チョー美味そうなバインミーだった。
宿に帰り、義弟はシャワーを浴びて寝るというので、私は買ったビールを冷蔵庫に入れ、外に出る。


途中路上で営業していた屋台の麺屋があったので、そこのプライスに座って、ミーワンタン(ワンタン麺)を1杯30,000ドンで食べる。
あっさりしたスープにライムを搾り、唐辛子をつけた醤油を垂らすと、ううう~ん美味い!
部屋に帰り、シャワーを浴びて2缶のビールを飲みあげ、これにて4日目終了。
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ベトナム2023 -3-

2023年01月20日 | ベトナム2023
3日目
今日は事前に現地旅行社に予約したフエのツアーに出かける。
朝食はホテルに付いてないので、歩いて5,6分の所にあるバインミー専門店に行く。
テイクオフ専用のようなので、近くのベーカリー&カフェでコーヒーの持ち帰りを目論む。
ところが、この店はコーヒーのテイクオフはやってないので店で飲んでくれと言う。
バインミーの袋を見せて、ベーカリーに付帯する店で申し訳ないが、
ここで食べていいかと訊くと室外のテラス席ならいいとのこと。おおらかだよなぁベトナム、ありがとう。


カプチーノを2杯頼んでテラス席に出る。

店の女の子が恐る恐るという足取りでトレーで運んできたカプチーノはテーブルに置く寸前でカップから溢れたが、
私達は「ノープロブレム」と笑って、カップを置いてもらいおもむろにバインミーの袋を開けた。
バインミーは4種類の具を入れてもらったものが20,000ドン(120円)で、なかなか美味だった。
食べ終わった頃、少し年配の男性店員がカプチーノを2杯載せたトレーを運んできた。


きれいに模様のあるカプチーノで、先ほど溢してしまったので、代わりのカプチーノでサービスだという。
義弟は飲んだが、私は2杯目に手をつけずにそのまま残して店を出た。

現地ツアーのガイドが8時過ぎにホテルに迎えに来た。
マイクロバスに乗ると、欧米人のグループが既に7人乗っていて、我々2人の後はもう1人アジア人の若者をピックアップして出発。
まずは船でフォン川を上り、途中の岸で更にツアー客2人をピックアップした後、最初のティエンムー寺へ、
その後はマイクロバスで以下の順で観光地を回ったようだ。
ドンバ市場、王宮、昼食、ミンマン帝廟、カイディン帝廟、線香村と、最後に全員で記念撮影をして終了。










ブンボーフエというフエ名物の麺








階段や歩きの多い観光だったので、最後の方はツアーを離脱して休んでいた位なので、
ツアーから帰った4時半頃からしばらく休憩して、5時半に夕食に出る。
今夜はフエのバックパッカーが集まるバー街に行く予定だったが、ツアーの疲れと雨もあって昨晩と同じ「Nam's Cafe」に行く。
酒はビールをやめて、ダラットワインエクスポートの赤を飲む。
昨日スーパーでは105,000ドンという値段を見ていたので、250,000ドンはちと高いと思ったが、
飲食店料金では仕方ないかと、それに1,500円なら安いもんや、と納得して3時間近く店に居て、時間で元を取る。
料理はフォン川で採れる川魚のトマトソース煮と、鶏肉の砂糖とヌックマム(ベトナムの魚醤)で甘辛く煮込んだ料理。





満腹満腹で宿に帰り、シャワー浴びて寝る。
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ベトナム2023 -2-

2023年01月19日 | ベトナム2023
1月9日
今日はホーチミンからフエへの移動日になる。
移動手段は飛行機で、航空会社はLCCのベトジェット。
ホテルの朝食を7時から摂り、11:50発の便だったが、バスで空港に行くので、早めに出た。
ホーチミンに限らずベトナムの都市は一方通行が多く、バスの経路も行きと帰りの道が違うことは多い。
そのため、昨日降りたひとつ先の道が空港へ行くバスの停留所になる。
思ったより早くバスが来たので、空港にも早く着いた。

バスは国際線ターミナルに到着するので、降りてから向かって左方向に5分ほど歩くと国内線ターミナルに着く。
ベトジェットは自動チェックイン機があるので、カウンターに行かずに搭乗券を受け取り中へ。
発便の液晶画面を見ると、Delayの表示があり、12:35になっている。
9時前に待合室まで着いたのに、遅れるだって!
その後しばらくして確認に行くと再び、Delayで12:50,許せん!ベトジェット今後は絶対乗らんからな。

取りあえず11時半頃空港内の売店でバインミーとコーヒーで、義弟はコーラで昼食を済ませる。
その後再度確認に行くと、二度あることは三度あると義弟の予言通り、13:25に延期。
もう怒る気力もなく、待ちくたびれた後にベトジェット機内へ。
午後2時になんなんとする頃に出発して、3時過ぎにフエのノイバイ空港に到着。

以前到着ロビーにあった市内へのバスチケット売り場がないので、外へ出るとミニバンが見える。
そこに行くと、運転手らしき男が、市内まで「1人70,000ドン(420円)」と言う。
タクシーだと200,000ドンくらいなので若干安い。これに決めてホテル名を告げて乗り込む。
ほぼ満席になると出発して、ホテルのある路地の前で停めてくれた。

今夜から2泊はサニーAホテルで、以前は手前のサニーBホテルに泊まったことがある。
日本人がよく利用するホテルでもあり、ベランダ付きのダブルで、2泊で600,000ドン(3,600円)と安い。
朝食はついていないので、近くのバインミー屋で調達するかブンボーフエにするか、自由なのだ。


サニーAホテルの部屋。シャワーの温度が少し低かった。


荷をほどいて、まず歩いて10分ほどのビンコムプラザ内にあるWin Martというスーパーに行ってワインを確保。
嬉しいことに、ベトナム国産のダラットワインがある。赤を1本買って、つまみはえびせん。
取りあえずワインは後で飲むことにして、歩いて1分の「Nam's Cafe」で夕食を摂る。
バインセオやフエ名物のバインベオなどを食べ、ここではビンビールを2本ずつ飲む。


この店には絵や土産物など結構安く売っており、義弟はここで絵とコーヒーなどを購入

腹くちて宿に帰り、シャワーを浴びた後、私の部屋でワインを1本開ける。
義弟と2人きりでゆっくり話すのは初めてのことで、いろんな話ができてよかった。
雨のフエはいわゆる梅雨寒で、シーツ1枚のベッドでは寒くてとても眠れまいと思って洋服ダンスを開けると分厚い毛布があってほっとしたものだ。
と言うのも、10年近く前に1月にフエに来たとき、毛布もなくて寒くて眠れなかったことがあったからだが、
問題は安宿には暖房機能がないエアコン、いわゆるクーラーしかないことだろう。

最初にフエに来たのは26年前の夏。あのときの友の1人は今は亡い。
「もう一度 行こうと誓った 友人の フォーに汗かく 顔ぞ哀しく」
「フォーガーを 美味いよね!と声かける 隣の椅子に 友の顔なく」
ベトナムには10回を超える旅をしているが、その度に亡くなった友の顔が浮かぶ。
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