ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

カンボジア・ハノイ四人旅  -10-

2010年12月15日 | カンボジア&ハノイ2010
11月10日の朝、朝食には少し早い時間。
上さんの提案で散歩に出る。
マーマイ通りをドンスアン市場方面に、小さな路地に入る。
さすがに市場周辺らしく、路上にあらゆる食材を並べて商売している。
野菜に果物、海産物に肉類、乾物から穀物まで、種々雑多。
非常に活気溢れる庶民の生活の側面を見ることができる。


野菜と海産物。

エビも数種類有り、貝類も豊富。

ちょっとした広場もマーケット。

肉も路上で販売。

そこにある小学校。

宿に帰り、4人で朝食を摂った後、8時過ぎにチェックアウトして、
宿に頼んだ車でノイバイ空港に向かう。
途中、郊外からハノイ中心部に向かう車はかなりの渋滞。
それを見てもベトナムの経済発展の一面が垣間見える。

9時過ぎには空港に着き、すぐにチェックインができたので手続きをして出国審査へ。
飛行機は台北経由で、いずれも定時に出発、到着し無事10日間の旅を終わる。
お付き合い頂いたオーさん夫妻に感謝。

旅の経費
※ 空港までの車代:16$
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カンボジア・ハノイ四人旅  -9-

2010年12月14日 | カンボジア&ハノイ2010
11月9日ベトナム滞在も最後の日となった。
市内を少し回って、奥様方ショッピングにお付き合いする日だ。
今日も朝から人形劇に行ったが、キャンセルはなくチケットは売り切れ。
今は観光シーズンのまっただ中のようだ。


何かの記念碑のある公園

そこで見たアオザイ女性の群れ。

なんとかさんの記念碑のある公園から、市民劇場を見て、
チャンティエンプラザに行き、少し買い物をする。
土産品もあるが、ショッピングセンターなので食料品もある。
土産になりそうな果物チップスなどを買って、ホアンキエム湖周辺を歩いて帰宿。


市民劇場の前。

今日は何故かアオザイ姿の女性が非常に目に付く。
公園では幾組ものウェディング姿の花嫁と正装の花婿が写真撮影をしており、
多分、大安吉日のような非常にいい日なのだろう。
その披露宴とかそういう関係でアオザイ姿が多いのだろうと思われた。
この日は、オーさん夫は腹具合が悪いということで外出しなかったので、
アオザイ姿の女性を見られず残念だったろう。


ハッピーな2人。

昼食には、やはりオーさん夫は欠席で、3人でハノイガーデンに正統派ベトナム料理を食べ行った。
大奮発の昼食のはずが、持参の写真で指し示した料理は半分以上なくて、
メインはソフトシェルクラブくらいだった。
その後、ハノイ大聖教教会を見て、近くのスーパーで素揚げすると美味い、エビチップを買って帰る。


ハノイ大教会。

夜はリトルハノイに夕食に行くが、皆あまり食欲がなく、寂しい夕食だった。
こんな事ならコム屋の前のワンタン麺を食べに行けば良かった。
その後、せめて一杯だけでもとビアホイ屋に行き、こちらの生ビールを経験して終わり。


最後の最後にビアホイで一杯。

旅の経費
※ 宿:50$(1)、昼食:23$(3)、夕食:10$(4)、ビアホイ:12,000ドン(3)
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カンボジア・ハノイ四人旅  -8-

2010年12月10日 | カンボジア&ハノイ2010
11月8日、昨日シンカフェで予約した日帰りハロン湾ツアー。
いわゆる英語ガイドの混載ツアーである。
日本人、オーストラリア人、フランス人、フィリピン人、マレーシア人、ベトナム人と多士済々。
ガイドはもちろん英語で、余程耳を澄ませていないと聞き逃す。
中学生レベルもおぼつかないヒアリング能力なのだ。


混載ツアーのバスの中。

ホテルで待つこと約1時間、やっと迎えのミニバスが来る。
途中休憩を挟んで、3時間半の行程で港に着く。
乗り込んでしばしクルーズの後、船を泊めてランチとなる。
けっこうな御馳走で、333ビールも進もうというものだ。


いざ出発。


水上生活のところへ。


ランチタイム。

船の物売りからバナナを買ったり、海の桂林という絶景をデッキから眺めたり、
マレーシア人の娘と記念撮影をしたりと、まったりと過ごした後、
鍾乳洞の見物に行く。
毒々しいほどの照明に照らされ、日本人の感覚とは替え離れた感性だ。


海の桂林といわれる風景。


記念撮影。


物売りの子どもたち。たくましく船を漕ぐ。


鍾乳洞内。


港に帰る途中、既に陽が傾き始める。

港に帰り、再び3時間半の行程でハノイへ帰る。
午後8時前に宿に帰り、道前の食堂で焼き肉を食べる。
これはどうやら最近ハノイで流行っている食べ物らしく、毎晩大勢の客で賑わっている。
さすがに疲れたのでゆっくり休む。


これが今流行の焼き肉。結構美味いのだ。

旅の情報
※ シンカフェのハロン日帰りツアーは1人20$
※ 船内の缶ビールは1本1.5$と高い。水は持参した方がいい。
※ 日帰りツアーは船を除いて、往復7時間の行程になるのでかなりハード。

旅の経費
※ ツアー代:20$(1)、宿代:50$、ビール代:6$(4)、夕食代:270,000ドン、バナナ代:2,000ドン
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カンボジア・ハノイ四人旅  -7-

2010年12月09日 | カンボジア&ハノイ2010
11月7日、朝食を早めに摂るが。
しかし、7時開始のホテルレストランはベトナム時間で、ビュッフェの料理がまだ少ない。
多分7:30頃には一通り揃うのだろうが、それまでは待てない。
7:30にフロントでタクシーを呼んでもらい、ホーチミン廟へ出掛ける。

そこは既に長蛇の列ができていて、我々の後にも続々と人が並んでくる。
一度入ったことのある私は、何が良くてこんなに人が多いのかよく分からない。
入り口すぐにペットボトル類は預け所に預けさせられ、
途中でカメラ類は専用の預かり所に預ける。


ここの広場は誰でも入れる。

前後に並んでいる人の数は多分物凄い数なのだろうが、
見物する廟は、立ち止まることや話すことを禁じられているため、
見物が始まれば非常にスムーズに流れる。
ホーおじさんは、13年前と変わらず、静かな顔で眠るようにそこにいた。

出口で預けた荷物を受け取って、再びタクシーでドンスアン市場を目指す。
女性陣がショッピング中に、シンカフェに行き翌日のハロン湾日帰りツアーに申し込む。
オーさん夫の要望もあって、両替の銀行を探すがないので、ホテルで替える。

その後ドンスアン市場から、ロンビエンのバスターミナルに行き、
47番のバス、バチャン行きに乗り込むが、今日は休日ということで、非常に人が多い。
しかし、座れなかった我々に、ベトナムの若者が気持ちよく席を譲ってくれた。

バチャン村は陶器しかないところで、窯元を見たり、陶器市場を見るくらいしかない。
窯元を1、2見て帰る途中、やたら飾り付けをするテントがあったので訊いたら、
結婚の披露宴をする準備のようだった。
そこをちょっとのぞかせてもらったりして陶器市場に行く。


結婚披露宴の準備。

テントの中でおめかし中。

昼食時間にかかったので、近くの食堂で鍋を食べることに。
あっさりめの鍋で、野菜がいっぱい入ってなかなか美味かった。
路端で茹でているトウモロコシや、なにやら葉っぱで包んだ餅らしきものを購入。
甘いかと思ったら、肉まんの中身みたいなものが入っていた。


ベトナム鍋(?)

手前右がちまき風のおやつ。

バチャン村から帰りのバスもほぼ満席状態で、
こちらの人にも人気のある観光地らしきことが初めて分かった。
ロンビエンバス停から宿に歩いて帰り、しばし休憩。


宿からホアンキエムへ行く途中。


ホアンキエム湖にある橋の上で。


こういうツアー客が多く、シクロも既にハノイの庶民の足ではなくなっている。

夕方からホアンキエム湖の観光がてら、人形劇の予約に行く。
水上人形劇は観光シーズンなのか、全くチケットが手に入らず、1週間先まで満席だった。
土産物を見たり、ブラブラと散策した後、ハノイでは必ずお世話になるCOM(ご飯)屋に行って夕食。
こんなところでという顔をされたが、味には満足してもらったようだ。
その後、宿に帰り、自分だけビアホイに行くが、そのビアホイ屋で、日本人3人に会いしばし歓談。
腹一杯だったので、2杯飲んで帰る。

旅の情報
※ ホーチミン廟は、休日は特に人が多いので、少なくとも8時までには行く方がよい。
※ 荷物預かりでペットボトル等を預けると、必ず博物館等方面に出なければならず、15,000ドン必要になる。
  カメラはその入口手前で返してくれるので、カメラだけなら金を払わずに、廟の前の広場から出られる。
※ 人形劇のチケットは、観光シーズンになるとツアー客の押さえられて手に入らないので注意。
※ ビアホイの値段は、1杯4,000ドンになっていて、昨年夏より1,000ドン上がっている。かなりのインフレ状態。
※ ホテルで両替する場合は、$→ドンだと銀行と同じレート。円→ドンだとかなり損をする。$=95円位の換算。

旅の経費
※ 宿:50$(1部屋)、昼食:230,000ドン(4)、夕食:260,000ドン(4)、ちまき風おやつ:2,000ドン(1)
※ タクシー代:110,000ドン(2回)、バス代:10,000ドン(1人往復)、ホーチミン廟:15,000ドン(1)
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カンボジア・ハノイ四人旅  -6-

2010年12月03日 | カンボジア&ハノイ2010
11月6日の朝は、まず宿の向かいのパン屋に行く。
適当に見繕って購入し、GHの2階テラスで朝食。
8時にLOUEが迎えに来たので出かける。

まずは高台から景色を見ようと言うことで、プノンバケンに登る。
ゆっくりとしたペースで行けば、小高い丘程度の高さなので疲れるほどではない。
ここの遺跡の階段は四方にあるのだが、
そのいずれも急で、階段幅が狭い上に、端の部分がかなり磨り減っている。
気をつけながら登ると、絶景だ。
密林の遙か彼方にアンコールワットの建造物が小さく見える。


プノンバケン遺跡の石段

遙か彼方に小さくアンコールワットが見える.(中央付近)

1時間あまりかけてプノンバケンを見物した後は、アンコールトムに向かう。
南門の手前で降りて、歩いて南門をくぐり抜けると、再びトゥクトゥクに乗り込む。
バイヨンのそばで象に乗ることができて、オーさん夫妻が、是非にということで象に乗り込みバイヨンを一週。
その後遺跡に入るが、ツアー客がワンサと押しかけている。
その一角で補修中なのか機械操作をしているのが日本人だったので、声をかけたら、
地質の調査をする機械で、作業は今日で終わりですと、ほっとした表情で話してくれた。


アンコールトムの南門の手前。

バイヨンの周囲を回る象。

バイヨンの四面像。

たおやかな横顔の石仏。

観光客相手に商売している民族衣装の男女。

象のテラス。

その後、象のテラスや王のテラスなど、ブラブラと太陽が照りつける中を見物し、
タプロームに向かう。
タプロームもかなりメジャーな遺跡で、木の根が遺跡に絡みついている状態で有名だ。
インディージョーンズの撮影か何かで使われたことでも話題になった遺跡だ。
ここもツアー客でごった返し、おまけに修復中で通路が限られているため、早々の見物となった。


木の根に浸食される遺跡の石壁。

この木は一つだけ種類が異なるようだった。

まだ他にも見る時間的余裕はあったが、数を多く見ても最後には何が何だか分からなくなるのがアンコール。
だいたい2日間でメジャーなそして特徴のある遺跡は回ったので、シェムリに帰る。
1時前だったので、宿のそばで昼食。
節約旅が身につき始めたオーさん夫は、「4$以上は注文したらダメ。」などと冗談を言いながら、
店先にあるパネルを見て注文。クメール料理というより中華に近い一般客食堂。

午後6時発のハノイ行き飛行機なので、3:30に宿を出ることにして、それまで自由行動。
といっても休憩するくらいが関の山。
ネットをしたり、荷物を整理したりして、3:30にチェックアウトする。
シェムリの飛行場までLOUEのトゥクトゥクで行く契約になっている。

飛行場では、水は勿論のこと、上さんが買ってきたパンまで没収された。
日本ではあり得ないことで、それも一方ではOKだったのが、その次のポイントでダメ出し。
何かクレームをつけたがるのはこういう国ではよくあること。
文句を言っても始まらないが、この後出発が1時間以上遅れて、
さすがにあのパンの没収は痛かったなということになった。

1時間以上遅れて、21:00にハノイのノイバイ空港に到着した。
ここにはサンシャインパレスホテルで頼んでいた送迎車が名前を書いたパネルを持って待っていた。
さすがに待ちくたびれた様子で、我々を車に案内した。
ノイバイ空港は約30㎞市内から離れているので、途中一度ハノイ市内に帰ることもできなかっただろう。

宿に着くと、ツイン2室を予約していたのに、1つはダブルだったので文句タラタラ。
フロントマンが、今晩だけ我慢してくれ、明日は部屋を替えるからと言うので諦める。
ここはまだ新しい宿で、マーマイ通りにあり、便利はいい。
バスタブだけは異様にハイテクな感じで、虚仮威しっぽいのに使い勝手はきわめて悪い。
風呂にこんなもの導入してどうするんだと、メーカーを見たら中国製だったので納得。

ネットは繋がるが、インターネットには行かない。
フロントに言うと、サーバーの問題らしく、明日には解決するという返事だった。
ともかく遅くなったので、寝る。

旅の情報
※ プノンバケンは観光客が少なく、景観もいいのでお勧め。
※ バイヨンの象観光は1人15$で2人まで乗ることができる。
※ アンコールワット、バイヨン、タプロームなどは修復中でいささか興醒め。
※ 街中の食堂の方がオールドマーケット界隈より安価。

旅の経費
※ 宿代:7.5$(レイトチェックアウト)、50$(ハノイ1部屋)、朝食:3$(4)、昼食:11.5$(4)
※ トゥクトゥク3日分:47$、シェムリアップ空港税:25$(1)
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