ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

4.国境の町・ムグダハン

2017年07月31日 | インドシナ横断2017
7月10日。ロウソク祭りが終わったウボンを離れる。
8時前にタクシーを呼んでもらってバスターミナルへ。料金は70バーツだった。安い。

既にムグダハン行きのバスは待っていて、
大型バスと、ロットーというマイクロバスの2台のどちらにするかと問われ、
大型バスを選択、エアコン入りのまずまずきれいなバスだった。


このバス

8:45の定時に出発。
途中ビッグCがあるちょっと大きめの町のバスターミナルで客の乗降がある。
かなりふと目の女性が隣に来て、ちょっと窮屈だが、我慢できない程ではない。
11:30ムグダハンのバスターミナルにつく。
待っていたトクトクの運チャンに「タオライ(いくら)?と聞くと、指を出して「60」と言う。
つい習慣で値切ってしまうのだが、「ハースイップ(50)」と返すと、
こいつタイ語を知ってんのかという顔で、こっくり頷く。商談成立。

宿は、「リバーフロントホテル」と言って、この町2番目くらいのホテル。
3,500円くらいですけどね。朝食付き。


立派な部屋。小さなテラス付き

目の前がメコン川で、対岸はラオスのサワナケートの町である。
遠くに見えるのが第2友好橋。


メコンの流れ

朝食抜きなので、町散策がてら昼食を摂りに行く。
適当な食堂があったので、写真メニューを見て、チャーハンと魚フライのプレートを注文。
50バーツにしては味がよかった。


ムグダハンのメインストリート

昼食、ご飯は具のないチャーハン

帰りにカフェがあったので、アイスラテとオレンジケーキをオーダー。
とても甘いケーキで、後々まで口に残りました。


カフェでまったり

帰りに、ホテルの近くの寺で家族の健康をお願いする。


立派な仏像です

暑い日中はのんびり部屋で読書。
日が暮れ始めてから行動する。目的地はナイトマーケット。
部屋食用にまずはカオニャオとガイヤーンは外せない。
20分程あるいてナイトマーケットに着く。

ナイトマーケットは結構な規模で、屋台も多い。


ウズラの目玉焼き?

甘味屋さん

ガイヤーンですな

こちらは揚げた鶏

豚肉の首の肉だそうです。奥の白パックはカオニャオ(餅米)

最近の流行か?カオニャオの焼きおにぎり

いろいろ買って、帰りの途中の店で缶ビール2本調達。
贅沢な部屋食となった。


このキュウリがまた美味いのです
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3.ウボンのロウソク祭り Ⅲ

2017年07月30日 | インドシナ横断2017
7月9日(日)ロウソク祭りメイン行事のある日だ。
昼間もパレードがあるようだが、暑いのでパスする。
まず朝の散歩。写真を撮る。


T3ハウス前の店

焼きバナナです

セブンイレブン

イサーンはガイヤーン(焼き鳥)の本場です

今の時期は南国フルーツが多彩な季節です。

おかず屋のおばちゃん2人

その後、セブンイレブンで、サンドイッチを買って、昨日買ったハムと水で朝食。
10時前に宿を出て再度3番バスでビッグCに行く。
祭りの交通規制のため、3番バスも経路変更になっている。
渋滞がひどくなっているが、30分程でビッグC前で下ろしてもらう。


ビッグCです

少し気分が悪いのもあって、冷房の効いたフードコート内の椅子でしばらく休む。
それでも綺麗どころを写真に撮ってしまう性が悲しい。


ビッグCのフードコート

綺麗どころのショット(眼鏡を掛けてなかったので、若干そうでもない人がいるかも知れない)


その1(意外とそうでもなかった人)

その2(ちょっとそうでもなかったひと)

その3(これは間違いない)

おにぎりを買って、バスターミナルに戻り、3番バスを待つ。
暑い中、1時間程待ってやっと来る。
運転手にホテルカードを出して確認したら、乗れというので、バスに乗り込む。


10番や11番は頻繁に来たのだが・・・。

宿に帰り、レオビアを1缶買って、昨日から冷蔵庫に入っている焼き鯖をおかずに、
ビッグCのおにぎりで昼食。こういうこともあろうかとわさびと醤油は持ってきているのだ。


昼食も部屋食

涼しい部屋で休憩後、7時のパレードを目途に宿を出る。
公園は、出店が一杯出て、多くの人出で賑わっている。


綿菓子屋のパフォーマンス

一串5バーツのイカ焼き。内陸部なのにイカ焼きねぇ

ゆで卵串。1本20バーツ

暗闇に鮮やか(不気味)に発色するソフトドリンク

7時からは何やら式典があって、多分ではあるが、ロウソク細工の表彰式が長々とあって、
暑さと、長時間立っているのを余儀なくされ、パレードが始まる頃にはすっかり疲れ果て、
ロウソク細工が2基通り過ぎたところで我慢の限界。
もういいやと、帰りに食堂を探すが、どの店も閉店。セブンイレブンも閉店。


式典

パレードの始まり

綺麗どころがロウ細工の前を踊りながら過ぎていきます

2基目のロウソク細工

今日は晩飯にありつけないかと思ったとき、
救う神が宿の近くで、屋台の麺屋の姿を借りて、夕食を35バーツで与えてくれたのです。


美味しゅうございました。

ひどく汗をかいたので、2度目のシャワーを浴び、宿で買ったハイネケンの缶を飲んでバッタリでした。
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2.ウボンのロウソク祭り Ⅱ

2017年07月28日 | インドシナ横断2017
7月8日の朝、宿の無料サービスであるインスタントコーヒーを飲んで、散歩に出る。
宿に帰り、朝食に海老入り粥をオーダー。
しかし全く粥ではない。汁をたっぷり入れたご飯で、粥状に煮込んでないので、不味い。

取り敢えず、TAT(観光インフォメーションオフィス)を目指すが、
途中の公園で何やらイベント中。
軍人や女子高(大)生を動員して、粛々と何やらやっている。
しばし写真を撮り、何のイベントか想像を逞しくしながら見ていたが、結局退屈して離れる。


兵士と女子が並んでいるのもタイらしい


現国王の写真があるので、それに関する何かでしょうね


「もう、やんなっちゃう」という感じで、イベントから解放された女子

TATで市内地図(ミニバスの経路付き)をもらって、10番バスが通る通りに出るが、
祭りのせいで経路変更があり、暑い中歩いて3番バスの止まる場所まで行く。
ボーコーソー(バスターミナル)まで6kmくらい距離があるが、料金は10年前と同じ10バーツ(33円)也。

ボーコーソーでムグダハン行きのバスの時刻を確かめたかったが、近郊バスの時刻表はなく分からなかった。
まいいか、ということですぐ近くにあるスーパー「ビッグC」に歩いて行く。
10年前も来た場所である。
ここのATMでバーツを下ろして、ひと息つく。


ビッグCもロウソク祭り一色です


寿司売り場。日本ではこれを寿司とは言いません

アルコール売り場には、当局の指導で、祭りの期間中は販売しないと書いてある。
そうそう、タイではトラブルを抑止するためにそういう措置が執られるなぁと思い出した。
今夜のビールの肴となるハムと焼き鯖を買って、フードコートへ行く。
あるある、クリスピーヌードルにポークスープのあん掛け。


絶品です。○○○の皿うどんより美味いかも

これが美味いのだ。予想に違わず量は少ないが味は満足。これとジュースで昼食。

しばしビッグCで時間を潰して、再び3番バスで宿に帰る。
3番バスはT3ハウスのある通りの近くを通るのだ。
宿に帰って、シンハの大瓶を買って、ハムを肴にゆったりと飲む。

しばし休憩し、6時半過ぎ町に出る。
外は雨。今は雨季なので、毎日一度は雨が降る。
町の中心部は至る所歩行者天国になっていて、ロウソク細工の台車が並んでいる。
多分だが、寺毎に1基の台車が出ているのだと思われる。
人でも多く、出店も沢山あって、今日が前夜祭なんだなぁという雰囲気がバンバンする。

出し物です。いずれも素晴らしい細工です











しばらく雨の中を散策して、8時過ぎに宿に帰る。
夕食は、ビッグCで買った焼き鯖とカオニャオ(餅米)でと思ったが、
結局カオニャオの屋台はなく、セブンイレブンにもおにぎりはなく、
宿でチャーハンを頼んで、遅い夕食となった。


T3ハウスレストランのチャーハン。味が薄くナンプラーを掛けて丁度良い

寝る前に、チャンビアの缶を飲んでおやすみ。
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1.ウボンのロウソク祭り 

2017年07月27日 | インドシナ横断2017
タイの東端で最も大きな都市がウボンラチャタニーで、通称ウボンと呼ぶ。
ウボンで毎年7月頃に開かれるのがロウソク祭りである。
タイ国政府観光庁によると、
「毎年7月頃、ウボンラーチャターニーではすべての仏教僧が寺院からの外出を禁止されるカオ・パンサー(入安居)の時期に、
地元の郷土職人によって寺院に寄贈される蜜蝋キャンドルの工芸品が製作され、
お祭り期間中は、大小様々なサイズや形の精緻な彫刻を施された蜜蝋キャンドルのパレードが開催されます。」
とある。
丁度10年前にウボンに行ったときは、準備期間中で、本番を見ることは叶わなかった。
今年は7月9日だったので、7日から行くことにした。

航空会社は、福岡-バンコクがチャイナエアー、バンコク-ウボンがタイエアの子会社LCC、タイシルクエアー。
これは乗り継ぎに若干問題があって、
台北乗り継ぎは正味の1時間、バンコクでの乗り継ぎは入国後の国内線乗り換えが2時間しかない。
荷物を預けるわけには行かないので、機内持ち込みできるバックパックである。

懸念通り、福岡発便が機材到着が遅れて早くも20分遅れで出発。
台北着は15分遅れ、実質45分でバンコク行きに乗り換えなければならない。
ただ、運のいいことに、いつもはT2に着く日本からの便がT1に着いたため、
すぐ近くのトランスファーカウンターを通って、着いたゲートの2つ隣のゲートから出発。
この日の乗り継ぎは10分弱でできた。

バンコク便も30分近く遅れ、バンコクでの乗り継ぎも心配だったが、
こういうこともあろうかと、プレミアムパスカードをインターネットで取り寄せていた。
ということでイミグレーションは、一般客とは別の、全く混まないプレミアムゾーンを5分で抜けることができた。
バンコクイミグレーションには、普通の乗客が通る長い列のイミグレーションカウンターと、
ビジネスクラスの客だけが通ることができるプレミアムレーンに分かれている。
ビジネスクラスの客には、搭乗中にCAからパスカードが配布される。
もちろんエコノミークラスの私にはくれない。
しかし抜け道はある。
ネットでこのパスカードを売っているのである。
郵送料込みで1,300円くらいするが、乗り継ぎに失敗することを考えれば安いものだ。

ということで、速攻でイミグレを抜け、国内線のスマイルエアーカウンターに行く。
ここもチェックインの客で長蛇の列だが、よく見るとノーバゲッジレーンがある。
荷物は預けないので、その列に並んでチェックインする。
12、3人程度しかいなかったので、ここも早めに終わる。

スマイルエアーも若干遅れて出発したが、操縦士がかっ飛ばして、定時前にウボン空港に着く。
着後、「タクシー、タクシー」の呼び声につられていくと白タク。
100バーツと言う。50バーツもしないだろうと思ったが、もう午後8時である。
粘り腰が全くなくて、まいいやと乗り込む。予想通り結構近くて、でもいいや、ビール飲んで寝たい。

宿はまあ町中心に近い「T3ハウス」清潔で快適な宿。1階にレストランを併設している。
チェックイン後シンハビアの大瓶を1本買って、シャワーを浴びた後に飲む。
美味い!wifiの設定やらを終えて、10時に寝る。


T3ハウス
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