ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

スタジアムに行きました

2019年10月15日 | 日記(?)
10月13日、レッドドラゴンのウェールズ対サッカー大国の南米ウルグアイの試合です。
ウルグアイといえば、サッカーワールドカップの常連国ですが、ラグビーでは若干力不足です。
前評判はウェールズの大勝だろうと思われました。

台風被害者のために1分間の黙祷、両国の国歌が流れて、いよいよ5:15に試合開始。
スタジアムはほぼ満員の27,000人超えの観客です。
ビールが売れに売れています。
ハイネケンの缶が1本700円というべらぼうな値段です。
食べ物は持ち込みましたが、飲み物は持ち込ませないはずです。

ウェールズのサポーターの中には熊本市内のドイツ料理店を貸し切って、
試合開始前にビールをたらふく飲んで、気勢を上げてからスタジアムに来た猛者もいるとか。
こうなったら試合を楽しむというより、飲みを楽しみに来たようなものでしょう。

試合は、前半はウェールズのミスが多く、トライは1本のみで、
ペナルティゴールのウルグアイとの差はわずかでした。
後半にウルグアイが渾身のトライを決め、
その後にウェールズは一気に目覚めたような攻撃をしました。
それでも、ウルグアイの健闘が光る試合ではありました。

日本人の観客は結構女性が多く、男性にしてもそのほとんどはにわかラグビーファンでしょう。
ルールや用語、選手のポジション等、始まるまでは全く知らなかった人々が、
大男同士のぶつかり合いに大歓声をあげて盛り上がるのを見るのもいいものです。

試合開始から78分にスタジアムを後にしました。
混み合う前にというのと、この後日本チームの運命の試合が待っているのです。
我々より早く帰途につく人が一杯いました。


両チームの入場です


ウルグアイボールでSHがキックか


攻勢のウェールズ


ウェールズボールのラインアウト


ウェーブが起こりました。おじいちゃんは気恥ずかしくて立てません


ウルグアイボールのスクラム

帰宅してから、ビール片手に日本対スコットランド戦を見ました。
大興奮の一戦でした。

スタジアムの観客や各地のファンゾーンのファンを見て思いました。
ほとんどが今までラグビーを見たことのない俄ファンだろうなと。
我々の世代は、大学の早明戦や、松尾率いる新日鉄釜石チームの進撃、
平尾率いる神戸製鋼の強さをテレビで見た時代があるので、ラグビーに親近感を持つ人も多いでしょう。

近年はサッカーの盛り上がりに比べ、ラグビーはどちらかというとマイナーなスポーツになっていたように思います。
それが予想に反して、ワールドカップの盛り上がりはどうでしょう。
ラグビーに何の関心もなかった人たちが、日本チームの快進撃に熱狂している様は、想像できませんでした。

熱狂する日本の人たちは、ラグビーの試合そのものに熱狂しているのではないのじゃないか。
愚直にぶつかり合い、勇気を奮い起こしてボールを奪い合うその姿に熱狂するのではないかと思います。
試合に臨むまでのとてつもない時間、想像を絶する努力と鍛錬をそこに見るから、
ラグビーのルールや用語を知らなくても熱くなれるのでしょう。

スコットランド戦で見せた稲垣のトライは、この大会で最も美しいトライでした。
3人のオフロードパスから、最後にゴール真正面にトライする一連の流れは、
今大会のベストトライと言えるのではないでしょうか。
自分の後ろに、チームメイトが必ず付いてきてくれていると信じて出すパスは、
それこそ果てしない練習の中で培われた技術の美しさだったと思います。

この日は、日本の勝利とビールに酔って床につきました。

ファンゾーンに行きました

2019年10月08日 | 日記(?)
10月6日(日)、トンガーフランス戦の日に、熊本市花畑広場のファンゾーンに行ってきました。
公式ビールのハイネケンを飲みながら、フレンチフライをつまんで、
大型モニターで熱戦を楽しんできました。

外国人の方は意外に少なく、大方は日本人でした。
食品の持込は禁止で、大会会場には持ち込めるのに、何で?

この後は、市中に飲みに行き、
いい気持ちになって宿に帰る途中、新市街でフランス人を中心に盛り上がりに遭遇しました。
私も写真を撮りながら、一緒に盛り上がってきたのです。

以下はその日の写真。


大型モニター


観戦席の向こうには、「さくらまち」モールが見えます。

以下酔っぱらいたち(かくいう私もその一人)
















変顔コンテスト


場外スクラム









みんな楽しんでね~
あーあ、酔っちまった。