ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

手強いぞ、ベトナム -7-

2011年03月09日 | ベトナム2011
ホテルに待っているとミーソン遺跡のツアーバスがやってきた。
客を点々と乗せて一路ミーソンへ。
着いたときは大丈夫だったが、遺跡巡りをする頃になって雨が降り出す。

遺跡の保存状態はお世辞にもいいとは言えず、
日本人から見れば、ただ朽ち果てるのを待っているだけではないことさえ思える。

YUさんは5年前に首の欠けた石像に頭を乗せて写真を撮ったが、
5年後の今、無事ここに来ることができて再び撮影。
次の5年後にまた来ましょうか。

5年前にはなかった帰り道ができていて、森のなかの自然道を帰る。

帰り着いたところからシャトルの車で遺跡入り口までまた戻らなくてはならない。
早く着いた者順にシャトルのジープやワゴンに載ってツアーバスの待っているところまで帰る。
ツアーバスがいざ出発となったとき、誰か乗っていないという騒ぎがあって、これでずいぶん待たされた。
しかしこれもツアーガイドの責任でしょう。

帰りにはそのガイドは途中で降りて、後の下車は運転手任せ。
自分たちの降りる場所が分かったからよかったものの、分からんならどうするつもりや。
ホテル前で降りて、そのまますぐ近くのレストランで昼食。
フォーやチャーハンで済ませ、ホテルに帰る。

ホテルに預かってもらっていた荷物を受け取り、空港行きのワゴン車を待つ。
初めてと言っていいくらい2時ジャストにワゴン車に乗り込み、ダナン空港へ。
ダナンインターナショナルエアポートは、熊本空港以上に貧弱。

最初のハノイでの荷物受け取りに懲りて、今回は全て機内持ち込み。
しかし、定時に着いたハノイでは荷物受け取りは早々と終わり、機内持ち込みの意味なし。

到着ロビーに出るも、待っているはずの、ホテルのピックアップサービスの人間がいない。
20分ほど待っても誰も来ない。
MUさんの携帯を貸してもらって電話するが通じない。日本には通じてもベトナム国内では無理なのか。

仕方なくインフォメーションに行き、事情を説明してホテルに電話してもらう。
その電話が通じてホテルのスタッフと話し終わったとき、
丁度迎えのドライバーが来て、ソーリーなどと気楽なことを言いながら空港を出る。

この日は渋滞もなく、30分くらいでホテルに着く。
ホテルスタッフに謝罪され、ノープロブレム。だが、ドライバーはかなり叱られていたようだ。
遅くなったので、すぐに食事に出かける。今晩はベトナム焼肉だ。
これも結構喜んでもらってよかった。ただ、会計の時ドンが足りなくて、
ホテルに走って往復し、両替をしもらって支払った。
なかなか簡単には終わらないでしょう、この旅。
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手強いぞ、ベトナム -6-

2011年03月08日 | ベトナム2011
今日はホイアンに向かうが、朝から雨。
荷物を持って降り、チェックアウトしてから朝食を食べる。

8時過ぎにホイアン行きのバスに乗り込む。

シンカフェで頼んだツアーバスではなかったため、途中ハイヴァン峠はトンネルで越えたものの、
ダナン経由となり、五行山あたりには寄らなかった。

ホイアンでは雨はやんでいて、幾分暖かい。
宿は中庭にプールのあるちょっと洒落たホテルの割にはエレベーターがなくて3階の部屋は辛い。

チェックイン後早々にMさんと出かけ、シンカフェで翌日のミーソン遺跡ツアーを予約。
シンカフェは以前来たときと反対側に移転していて、ちょっと見失ってしまった。

1時はとっくに過ぎていたが、昼食と観光を兼ねて宿を出る。
定番のカオラオ、ホワイトローズ、揚げワンタンの3大ホイアン名物を食するために、
チュンバックでセットメニューを取ったが、これは皆さんに大好評だった。
女性陣は相変わらず土産物に自然に目が行き、これは遺伝子情報がそうさせるのですな。





ホイアン市場から順に日本橋の方に観光していき、





途中えらく賑やかなステージがあっていたが、遠目に見てぶらぶらと宿に帰る。

しばらく休憩した後、日が暮れてから近くのレストランのような食堂のような店に入る。

スタッフが皆若くて、ちょっと頼りなくて、オーダーをメモ帳に控えておいたのは正解だった。
ちと食材が足りなかったり、オーダーしたダラットワインを買いに外に出たりと、
何となく慌ただしかったが、皆人はよく、味もまあまあのレベルでした。

夜のホイアンを探索に行ったが、人通りは少なく、
期待したイベントも何もなく、結構つまらんかったねと宿に帰る。
ホイアンも夜は雨になっていた。



帰宿後、Mさんと私はYUさんの部屋に一人部屋の無聊を慰めに行った。
市場付近で買ったベトナムウィスキーと、YUさんが買っていたピーナツでしばし歓談した。

本日無事何もなしと思うでしょう。ところがどっこい。
チュンバックで何気に出された袋入りのナプキンが有料だったこと。
部屋の洋服ダンスの扉の前に応接セットが置いてあって、役立たずだったこと。
何でもかでも詰め込むには部屋が狭いのよね。自分で試せば分かるじゃん、という感じでした。
何もなく終わる日は1日たりともないのですよ。
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