ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

残念だったクラフトビア

2015年07月15日 | 酒と料理と
最近飲むことばっかり書いている。
いろんな都合で旅に出られないので仕方ないか。

先日山形から東京方面に行ったときのこと、
もう8年ほどの付き合いになるAZWさん夫妻が連れて行ってくれたのが、
五反田駅から徒歩で5~6分の「クラフトマン」。
クラフトビアの専門店である。

普通に言えば地ビールを飲ませる店と言うところか。
しかし、そんな平凡な言葉で片付けられない店でもあるのだ。
そのサイトに説明があるので引用しよう。

・・「クラフトビール(Craft Beer)」とは、小規模なビール醸造所でビール 職人が精魂込めて造っているビールです。
ビール職人が造り出す高品質 なビールを「手工芸品(Craft)」に例えて、クラフトビールと呼びます。
小規模なビール工房のことをマイクロ ブルワリー(Micro Brewery)と 呼びます。・・

とある通り、全国の名も知らないビール工房のビールがそれも生で味わえる店なのだ。
アルコール度数、10度のビールだって有り、こんなところで作ってんのみたいな地方のビールもある。
その数、31種類。全部は制覇できないが、7~8種類くらいはと軽く考えていたのだが、
前日の山形の日本酒がたたったのか、腹の調子がよくない。

結局たったの2種類を飲んだだけでギブアップしたのであります。
せっかくAZWさんが見つけてくれた店なのに、非常に残念なクラフトビア初体験となりました。
もう一度行きましょうね。場所はもう覚えましたから。
ちなみに、このお店は料理もなかなかのもので、コストパフォーマンスはかなりいいですよ。
これだけのビールを揃えることができる店があるとは、やはり東京ですね。


サイトは以下。
http://craftsman-craftbeerbistro.jp/index.php
一度はお訪ねあれ。
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国酒の会 楽しめました

2015年07月08日 | 酒と料理と
先にブログでご案内した7月4日の国酒の会。
200名の予定が230名参加という大盛会でした。

日本酒は50種類ほどありましたでしょうか。
兵庫の酒蔵龍力と、福岡の杜の蔵から蔵元が参加し、
龍力の大吟醸や杜の蔵のお勧め燗酒もありました。
焼酎では球磨の酒蔵を代表してきましたという、酒蔵代表のお一人が参加。

中央に設置されたブースには数多の日本酒、焼酎が並んでいました。
もちろん生ビールもあったのですが、今日は取り敢えず日本酒。

秀逸だったのは、一に「龍力」の大吟醸、
二に長野の明鏡止水の大吟醸「磨35%」、
とりわけ美味かったのは、静岡の名酒「正雪」の大吟醸。
今回全ての酒を試すことはできなかったが、私の中のベストは「正雪」大吟醸としておきましょう。

そうそう、会場になったプラザホテルの料理も結構でした。
淡泊な先付けや、途中ではこくのある酒にも合うビーフシチューなどもありまして、
いつものプラザホテルの料理に比べると、品数は少ないものの、なかなかの内容でした。

最後には、残った日本酒、焼酎の抽選会があって、
運良く私と、誘った友人にも当たって、私は高知の「安芸虎」純米吟醸無濾過生のうす濁りをゲット。
一升瓶で8合以上残っていました。ラッキーです。
昨夜飲んでみました。大吟醸ほどの洗練された味ではないが、なかなか美味しゅうございました。

やはり日本酒の奥は深い。
思わぬところに優れた酒はあるものです。
十四代や最近とみに名を挙げている獺祭に拘る必要などないのです。

心機一転、初心に帰って旨い酒探しましょう。
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山形で十四代を飲まん哉

2015年07月03日 | 酒と料理と
学移連OB会の会合が今年も6月にあった。
前回は、会津若松で飛露喜を飲もうということで、
福島から新潟に足を伸ばしたが、
今年は山形市に行って、十四代を飲むことにした。
この時期、山形はサクランボの旬でもあり、これもいただきましょう。

26日の金曜日2時前の新幹線で山形市に着いたのは午後5時前。
ホテルは山形グランドホテル。七日町にある立派なホテルです。
コストパフォーマンスは抜群で、ツインにアップグレードしてくれた上に、
ビュッフェの朝食は食べきれないほどの種類があり、
それで1泊5,500円という安さ。


ビジネスホテルではありません

まずは風呂で体を清め、いざ「味山海」へ。
地元でも地酒の種類の多さ(特に十四代は数種類あるという)で名の売れた店である。
ところが、6時の開店から数分で行ったにもかかわらず、張り紙がある。
「本日満席です」。えええええっ~~。
諦めきれずに中を覗いて、カウンターだけでもと確認するが、やはり駄目。

この店のみを目当てに来たので、あとの店の情報はない。
仕方なくホテルに帰り、フロントで十四代が飲める店の情報を尋ねる。
運良くフロントマンの一人が教えてくれたのが、母家(マザーハウス)という居酒屋。
ありましたよ。十四代愛山。ネットでは2万円~3万円という馬鹿げた値段が付いている酒である。


店内カウンターの様子

肴はホヤの刺身と小アジの素揚げにさざえ。
久々の十四代、美味しくいただきました。





次は、これも山形の酒、上喜元の純吟。


十四代と甲乙つけがたい酒でした。

カウンター内の御主人と話していると、「マンボウの刺身はいかがですか?」と。
えっ?マンボウって食べるの?というのが正直な感想。
酢味噌でいただきます。フカの刺身に似ている食感でしょうか。
不思議かつ微妙な味でした。


最後は、「天に月、地に山純米吟醸」という長い名前の酒。
やはり山形の月山酒造の地酒である。
上喜元よりほんの少しすっきりしていて、
個人的には一番好みの酒だった。


地酒メニュー

やはり、山形の地酒はレベルが高い。も一度来んといかんなぁ。

余談だが、28日の学移連OB会終了後、上野で友人と飲んだ。
彼も日本酒好きで、十四代を一度は飲みたいという話になったが、
1軒目の店を出て、次行こうかとぶらぶら歩いていたら若い客引きの青年が、
「日本酒ありますよ。十四代や獺祭いかがですか」
友人は即座に反応。即決で彼に付いて行った。

地下にある小さな店だったが、確かに十四代の本丸を飲ませてくれ、
さらに、中取りの雄町もあって、友人は大喜びだった。
彼にとっての十四代記念日となり、私が誘ってくれたからだと、喜んでもらって、
私にとっても楽しい日となった。
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