ひねもすのたりにて

阿蘇に過ごす日々は良きかな。
旅の空の下にて過ごす日々もまた良きかな。

手強いぞ、ベトナム -9-

2011年03月14日 | ベトナム2011
8:30にチェックアウトして、ホテルの送迎車でノイバイ空港へ。
最後のお買い物で女性は大わらわ。

私はといえば、まるでツアコンのようにフライト関係の最終チェックに余念がない。

無事チェックインしてしばし待合室で談笑し、やがてアナウンスがあって機内へ。



中華航空だったので途中台北で乗り換え。
台北の空港も春節の前日ということで、浮かれっぱなしの状況。

イベントもあっていて、サイコロを転がしてお茶とチョコをゲット。

飛行機は定時に出発し、無事帰国。
そう、最後の最後は無事何も起こらず終了。
起こってもらうとどうしようもなかったが。

手強いぞ、ベトナム -8-

2011年03月09日 | ベトナム2011
今日は1日ハノイでゆっくりする日だ。
観光はホーチミン廟とバチャン村、あとは市内をそこそこ。
まずは6人乗りのタクシーを捕まえてもらい、ホーチミン廟へ。

前回来たときは日曜日だったので驚くほどの人間だったが、今回はすんなり入場。
何回見てもホーおじさんは静かに眠っているように見えます。
誰かが、「蝋人形じゃねえ」というのも宜なるかなであります。

再び6人乗りのタクシーを捕まえて、ロンビエンバスターミナルへ。
もう3回目ともなると慣れたもんですな。

47番バスに乗り、30分ほど揺られてバチャン村に着く。

それぞれお気に入りを買って、昼頃おいとまし、ハノイ着後COM屋さんに昼食へ。
相変わらずの人気店でしたが、何とか座って昼食。
皆さんはほぼ路上での食事にびっくりでしたが、味はいけましたね。

昼食後は、大教会に行き、そばの喫茶店(?)で、歩道に風呂イスに腰掛けてベトナム茶。
甘めのちょっとぬるいお茶でした。

そのまま土産のえびせん買いにとスーパーに行ったところ、
テト2日前の買い物客でごった返していた。
そこを出たところで大事件。
Mさん夫人がドン&$の入った財布を掏られたのだ。
日本円の入った財布の方は無事だったのでそれだけでもよかったのだが。
上さんのバックも半分くらいファスナーが開いていて、
ビデオカメラの入った自分のウエストポーチのファスナーも開いていた。
現金だけしか掏らなかったのだろう。
被害届を出しても金が戻ることはないだろうというのと、明日帰国というのもあって諦めることになった。

宿に帰り休憩した後、女性陣とYUさんは土産買いに出かけ、
そっちに興味がないMさんは写真を撮りたい様子だったので、ドンスアン市場の方に案内。
ここもまた賑わっていた。





帰り道地元民だけが飲んでいるビアホイがあり、何とかここで1杯と思ったが席が空かず諦める。



夜は近所のレストラン、リトルハノイで最後の料理を楽しむ。
後は宿に帰り土産を詰め込むのです。

しかし、最終日に一番の大事件が起こりましたな。
まさかベトナムで掏摸の被害に遭うとは。

手強いぞ、ベトナム -7-

2011年03月09日 | ベトナム2011
ホテルに待っているとミーソン遺跡のツアーバスがやってきた。
客を点々と乗せて一路ミーソンへ。
着いたときは大丈夫だったが、遺跡巡りをする頃になって雨が降り出す。

遺跡の保存状態はお世辞にもいいとは言えず、
日本人から見れば、ただ朽ち果てるのを待っているだけではないことさえ思える。

YUさんは5年前に首の欠けた石像に頭を乗せて写真を撮ったが、
5年後の今、無事ここに来ることができて再び撮影。
次の5年後にまた来ましょうか。

5年前にはなかった帰り道ができていて、森のなかの自然道を帰る。

帰り着いたところからシャトルの車で遺跡入り口までまた戻らなくてはならない。
早く着いた者順にシャトルのジープやワゴンに載ってツアーバスの待っているところまで帰る。
ツアーバスがいざ出発となったとき、誰か乗っていないという騒ぎがあって、これでずいぶん待たされた。
しかしこれもツアーガイドの責任でしょう。

帰りにはそのガイドは途中で降りて、後の下車は運転手任せ。
自分たちの降りる場所が分かったからよかったものの、分からんならどうするつもりや。
ホテル前で降りて、そのまますぐ近くのレストランで昼食。
フォーやチャーハンで済ませ、ホテルに帰る。

ホテルに預かってもらっていた荷物を受け取り、空港行きのワゴン車を待つ。
初めてと言っていいくらい2時ジャストにワゴン車に乗り込み、ダナン空港へ。
ダナンインターナショナルエアポートは、熊本空港以上に貧弱。

最初のハノイでの荷物受け取りに懲りて、今回は全て機内持ち込み。
しかし、定時に着いたハノイでは荷物受け取りは早々と終わり、機内持ち込みの意味なし。

到着ロビーに出るも、待っているはずの、ホテルのピックアップサービスの人間がいない。
20分ほど待っても誰も来ない。
MUさんの携帯を貸してもらって電話するが通じない。日本には通じてもベトナム国内では無理なのか。

仕方なくインフォメーションに行き、事情を説明してホテルに電話してもらう。
その電話が通じてホテルのスタッフと話し終わったとき、
丁度迎えのドライバーが来て、ソーリーなどと気楽なことを言いながら空港を出る。

この日は渋滞もなく、30分くらいでホテルに着く。
ホテルスタッフに謝罪され、ノープロブレム。だが、ドライバーはかなり叱られていたようだ。
遅くなったので、すぐに食事に出かける。今晩はベトナム焼肉だ。
これも結構喜んでもらってよかった。ただ、会計の時ドンが足りなくて、
ホテルに走って往復し、両替をしもらって支払った。
なかなか簡単には終わらないでしょう、この旅。

手強いぞ、ベトナム -6-

2011年03月08日 | ベトナム2011
今日はホイアンに向かうが、朝から雨。
荷物を持って降り、チェックアウトしてから朝食を食べる。

8時過ぎにホイアン行きのバスに乗り込む。

シンカフェで頼んだツアーバスではなかったため、途中ハイヴァン峠はトンネルで越えたものの、
ダナン経由となり、五行山あたりには寄らなかった。

ホイアンでは雨はやんでいて、幾分暖かい。
宿は中庭にプールのあるちょっと洒落たホテルの割にはエレベーターがなくて3階の部屋は辛い。

チェックイン後早々にMさんと出かけ、シンカフェで翌日のミーソン遺跡ツアーを予約。
シンカフェは以前来たときと反対側に移転していて、ちょっと見失ってしまった。

1時はとっくに過ぎていたが、昼食と観光を兼ねて宿を出る。
定番のカオラオ、ホワイトローズ、揚げワンタンの3大ホイアン名物を食するために、
チュンバックでセットメニューを取ったが、これは皆さんに大好評だった。
女性陣は相変わらず土産物に自然に目が行き、これは遺伝子情報がそうさせるのですな。





ホイアン市場から順に日本橋の方に観光していき、





途中えらく賑やかなステージがあっていたが、遠目に見てぶらぶらと宿に帰る。

しばらく休憩した後、日が暮れてから近くのレストランのような食堂のような店に入る。

スタッフが皆若くて、ちょっと頼りなくて、オーダーをメモ帳に控えておいたのは正解だった。
ちと食材が足りなかったり、オーダーしたダラットワインを買いに外に出たりと、
何となく慌ただしかったが、皆人はよく、味もまあまあのレベルでした。

夜のホイアンを探索に行ったが、人通りは少なく、
期待したイベントも何もなく、結構つまらんかったねと宿に帰る。
ホイアンも夜は雨になっていた。



帰宿後、Mさんと私はYUさんの部屋に一人部屋の無聊を慰めに行った。
市場付近で買ったベトナムウィスキーと、YUさんが買っていたピーナツでしばし歓談した。

本日無事何もなしと思うでしょう。ところがどっこい。
チュンバックで何気に出された袋入りのナプキンが有料だったこと。
部屋の洋服ダンスの扉の前に応接セットが置いてあって、役立たずだったこと。
何でもかでも詰め込むには部屋が狭いのよね。自分で試せば分かるじゃん、という感じでした。
何もなく終わる日は1日たりともないのですよ。

手強いぞ、ベトナム -5-

2011年02月26日 | ベトナム2011
フエ2日目もやはり雨だ。
ホテルのロビーで朝食を取り、ツアーバスを待つ。
マイクロバス一杯の客を乗せて市内ツアーへ。


手作りの線香を作っている所で、線香の軸となるカラフルな竹籤

まずは民芸村という名の土産品店へ。
女性陣早速のお買い物。まだ早いと思うけど。



その後、トゥドック廟等の廟を3つほど回り、昼時に市内のレストランでバイキングの昼食。







可もなく不可もなしの昼食。



レストランを出るとバスが変わっていて、中に荷物を残していたYUさんは傘とレインコートを紛失。
その代わりにちょっといいレインコートをゲット。これって誰のなんでしょうか?
バスは王宮のゲートに入らず外に止めたため、雨の中歩いて王宮へ。
王宮の内部は今回初めて見物。
バスの駐車場へ帰ると、乗り合った婦人の一人が帰ってこない。
しばらく待ってやっと帰って来る。どう考えてもガイドの責任でしょう。





バスは最後の観光地、何とか寺に行く。
雨の中、4人はもういいやと我が儘を言うので、Mさんと2人だけで見物に。
その寺は川岸にあって、見物を終わると、川岸に停まっているボートに乗り込む。
ドラゴンボートというが、舳先に龍の飾りがあるだけのボート。



30分ほどでフエ市内の、我々のホテルに近い川縁にボートは停まり、
そこで解散という非常にアバウトな市内ツア-の終わり方だった。
雨は小降りになっていたので、ぶらぶらとホテルに帰り、しばし休憩。

夕食は、私のせいで不快な思いをさせたスアンチャン食堂にお詫びかたがた再度行くことにした。
食堂のスタッフはにこにこと笑顔で我々を迎えてくれたので、ホッとした。
今回は、昨日の反省もあってオーダーをノートに控えておいた。
昨昼とは異なるメニューをオーダーしたが、やはり美味しかった。

宿に帰って毛布を確認したが、どうやら毛布はないらしく、
ツインの部屋でもベッドカバーが余分に1枚おいてあるだけだった。
今夜も寒い夜になりそうだ。


部屋はきれいなんですが、ちょっと寒いんです。

今日は何もなかった1日のようでしょうが、
YUさんの傘とレインコート紛失というハプニングがありましたね。
それに毛布がないのと、エアコンの暖房がないという困った事態もありますね。