人間万事塞翁が馬

長い人生では、人の周囲に何がどのように展開されるか分からない。だから人生は生きている価値がある。

ペットの見守りシステム

2016-12-15 15:42:05 | Weblog
タイトルは弊社が最近特に力を入れている弊社オリジナルのシステム商品(monipet)です。少子高齢化時代で今やペットの数が子どもの数を上回っているとさえ言われています。ペットも大切な家族の一員だとペットを飼っている方ならば皆さん共通の認識だと思います。お客様から預かっている大切なペットを、この商品を使って動物病院内でも医師が常時監視してペットの体調の変化を逐次観察しようというものです。今週発売した弊社のオリジナル商品ですが、現在活用されているお客様の評判はかなりいいと聞いています。大切な命は動物も人間も同じです。私たちは生き物の命を大切に、これからもできる限りお客様のご要望にお応えしていきたいと思います。お客様に安心を売る会社でありたいとも考えています。引き続きご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。
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グローバルへの警鐘

2016-12-13 22:11:32 | Weblog
グローバル経済の下、近年において日米両国が中国をはじめ新興国経済の発展に寄与したことは間違いないのですが、逆に国内企業の海外進出により生産拠点としての将来性や長期的雇用の創出を消失してきたのも事実ではないでしょうか?

トランプを次期大統領に選出した米国も、自国の技術移転や雇用の問題に危機感を抱いたのではないかと考えます。特に中国の一方的な元安の為替政策を日米両国とも放置してきた結果、今日があるような気がしてなりません。

米国は移民が自由な国なので人口構成もバランスが崩れていませんが、我が国は長年の産業の空洞化で自国内に富を安定的に構築することができなかったため、財政赤字が膨らむ一方の経済政策しか取れなかったのだと思います。

都会の第三次産業へのシフトのみでは自国の経済を賄えないことが証明されたような気がします。私も一時期、日本はモノづくりの付加価値を高めるしか豊かさを維持できないと考えていましたが、ノウハウごと海外に移転してしまっては付加価値を高めようがありません。

観光立国を目指して雇用を拡大しようという方策しかないのか寂しい限りです。日本も米国のように、ビジネス感覚を有した実業家が国のリーダーとして必要とされる時代が到来しているのかも知れません。ビジネスでたたき上げた苦労人でなければグローバル経済では闘えないような気がするのです。
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日本の将来ビジョン

2016-12-09 16:29:23 | Weblog
2020年の東京五輪に向けて国立競技場をはじめ、様々な競技施設が次々に建設されます。真夏のど真ん中に開催されるので、19年度末でほぼ当初の五輪予算はほぼ使い尽くされるのでしょう。全体費用が2兆円か3兆円かは分かりませんが、問題はそれだけ投資して、20年度以降に投資に見合う経済効果が出てくるか正直なところ疑問です。本来は将来に向けてサステナブルな経済にしていくために、科学技術の振興に投資すべきところですが、五輪という世界的なお祭りのために、現在でも危機的な財政が食いつぶされるわけです。

やや悲観的な意見を申し上げますが、どうも五輪招致委員会などの声に金銭的な感覚が欠けているように庶民の耳には聞こえてくるからです。心配のし過ぎかもしれませんが、20年以降のことをこれから政府としても真剣に論じていかないと、後々大変なことになりはしないかと考えるのです。向こう3年間は物資も資金も動くので経済はそれなりに維持されると思います。先進的なAI研究では米中に立ち遅れているとも言われています。米国や中国はお祭り騒ぎをしないので、この間に日本が技術的に水をあけられる事がないよう願いたいものです。

日本の将来ビジョンが観光立国を目指すとして、今更カジノを中心とした統合型リゾート施設(IR)に経済を依存するようではちょっと着想が乏しいような印象を抱きます。
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人生20代が勝負

2016-12-08 13:23:07 | Weblog
昨日はたまたま帰宅が早かったので、BSプレミアムの「田中角栄」特集番組を見ました。今年なぜこれほどまでブームになったのか分かりませんが、火付け役は石原慎太郎氏の著作品「天才」だと思います。かつて故中川一郎氏とともに青嵐会に所属して、角栄批判の急先鋒であった石原氏が称えるとあって爆発的に売れたようにも考えられます。田中角栄は実家が貧乏のため中学にも行けず高等小学校卒で働き始め、やがて土建会社を経営して後、政界へ20代で進出したのです。おそらく、20代は成長盛りなのでシャカリキになって働いたのだと思います。

考えてみると、私も現在の自分があるのは20代の頃に負け犬魂でシャカリキで働いたからではないかと考えるのです。学校を卒業して就職したらあっという間に20代は過ごしてしまいます。ですから何でも我欲に吸収することが可能な20代は大いに企業社会で羽ばたいてほしいのです。失敗もドンドン経験して若い内に仕事のコツを覚えるのです。人脈づくりも周囲が先輩ばかりですから、学ぶことも多いし、いろんなことを教えてもらえます。お客様とも若いときに知りあっていれば、やがてはお客様の中のどなたかが将来出世して、自社にとって大きな取引先となることもあり得るわけです。20代は兎に角、人生の勝負が決まる時期でもありますので、前向きに精一杯努力してほしいと思います。
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マクロの視点

2016-12-07 16:56:41 | Weblog
日本政府のかじ取りに対して云々とは言いませんが、貸付先がないのにマイナス金利で金融機関の業績は悪化するし、日銀は赤字国債を抱え込むし、日本の財政赤字は積み上がる一方のようにも見えます。トランプ政権の登場を目前にして、日本の金融には不透明感が漂っているのが現状ではないでしょうか?世の中に不測の事態がいつ起きても柔軟に対応できるように、会社経営においては常にマクロな視点が必要かと思われます。

私をはじめ弊社の若い社員たちは常日頃から情報収集に努めているので、変化にかなり敏感な方だと考えます。とても良いことは、巷の情報が社内に障壁が無く、スピーディーに、広く行き渡り易いことだと思います。また市場のセグメントを色々持ち合わせているので、世の中の全体像が掴めやすい会社だと自負しています。年末になりましたが、来年は更に何が起きるか分からない年になるだろうと密かに考えています。PPAP現象のように。





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教育と貧富の格差

2016-12-06 22:14:25 | Weblog
都会に住んでいると、6時台に通学する子どもや22時台に塾帰りしている子どもをよく見かけます。地方の過疎化した地域では考えられない現象ですが、大都会の片隅に存在する親のエリート教育の一端かも知れません。教育を受ける権利は平等が保障されていますが、受ける機会は時代背景や地域間で差があり、必ずしも平等ではないのが現実です。

ここ最近、高等小学校卒でかつて総理大臣まで上り詰めた田中角栄氏という元政治家が一部のメディアでとても話題となっています。当時、角福戦争とまで言われたほど、総裁選挙の結果は世間でも国会内でも注目されました。ちょうど私が大学進学のため田舎から上京してきた当時の頃の状況です。

当時、同じ新聞販売所内で働いていた浪人時代の仲間の1人が田中角栄氏と同じ新潟県出身でしたが、彼が口癖に「田中先生、田中先生」と語っていたのは、政治家すらあまり関心のなかった私からするととても印象的でした。角栄氏は若くして地方から政界に這い上がってきた、稀にみる傑出した人物であったのだと思います。

自民党内で次期総理として注目されたもう一方の福田赳夫氏は群馬県出身で東大首席卒後、大蔵官僚を経た超エリートの方でしたが、首相時代に宝くじに高価な賞金を設けるのは「国民の射幸心を煽る」とかダッカ・ハイジャック事件での日本人救出の際は「人の命は地球より重い」と述べられた言葉は今での私の記憶の片隅に残っています。

私が言いたいことは、近年、益々差異が目立ってきた教育と貧富の格差を縮める事を是非日本の政治に望みたいということです。金権問題で僅か3年足らずで首相の座を降りた角栄氏でしたが、もし現安部政権ほどの任期を重ねていたならば、日本はもっと国民の期待に沿った形になっていたかも知れません。
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ブランディング

2016-12-06 10:29:33 | Weblog
弊社の経営理念の二つ目に「社員の満足」というものがあり、意味としては「社員が誇りを持ち、働き甲斐のある企業を目指す」と記しています。しかし、IT業界は中小零細企業が多く、仕事の流れも大手メーカーからすそ野の中小コーディング企業まで、草創期から多重構造化してきました。まだ目に見えるダムや橋梁のような構造物を造っているのならば、一人ひとりの技術者が手を加えた痕跡が少しは残りますが、ソフトウェア開発の仕事は生産物(アウトプット)が目に見えない特徴の仕事です。

この業界で幾多の不況を乗り越えてきましたが、自社ブランドの確立は経営者として長年の夢でした。自らの手でお客様と要求仕様の中身を詰めて、基本設計から開発そして保守まで自社で可能な企業となれば、社員は仕事に誇りを持ち、働き甲斐のある企業となってきっと満足してくれるに違いないと考えたのです。そのためには自社のブランディングを意識して外部に積極的に発信することが必要です。お蔭さまで、最近は漸く外部に新規のお客様をはじめ、新しいステークホルダーが少しずつ形成されつつあります。
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奥様は魔女?

2016-12-04 15:56:34 | Weblog
かつてアメリカ人が裕福に思えた頃た、テレビで「奥様は魔女」という番組がありました。今回は米国の話ではなく外出より家が大好きな私の妻の話です。妻は全くの専業主婦ですが、時々魔女ではないかと思う時があります。例えば若い頃から私の嘘がバレたりして、私の全てを操っているようにも見えます。今迄「私より貴方が長生きする」と何百回も聞かされてきましたが、それだけ妻に今日まで苦労をかけてきたのでしょう。健康で病気にならないのも、おそらく妻の魔法のお蔭かも知れません。願わくば私より長生きしてほしいものです。
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銀座の某ママさん

2016-12-04 15:01:46 | Weblog
何年かに一度はお付き合いで行く銀座のクラブがあります。そこのママさんは御歳85才で故郷の熊本県天草の大先輩です。何故、東京の一等地でクラブを経営されているのかと長年不思議でした。しかし、聴くところに因りますと、天草で60余年一・二位を争う大富豪の本屋さんの元奥さまであった時代に多分、元旦那さまと何かが原因で離婚なさったのではないかと思いますが、とても昔気質の人情味のあるママです。その上、未だに天草の会が主催するゴルフコンペに参加なさっています。私が初めてママに銀座のお店でお会いしたのは、IT業界で一部上場の会社を創業されたKさまから連れられて行った凡そ15年前のことです。本当に今でも不死鳥のように大変お元気な方です。おそらく若い頃は天草から上京してきて大変苦労なさったのではないでしょうか。人間的に私はその方を尊敬しています。皆さんも宜しければ、銀座の「赤石」をご贔屓ください!とてもリーズナブルなお店です。
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ストレスチェック

2016-12-02 10:24:56 | Weblog
本年より厚労省から企業内で「ストレスチェック」を行うよう義務づけられました。特に私はIT業界で精神疾患における医療費が急増している現状を健保組合の役割でつぶさに見ているため、勤労者が日頃のストレスをチェックすることは未病化を促進する上でも非常に重要ことだと思っています。

毎年、メンタルヘルスセミナーや生活習慣病セミナーを開催していますが、一向に医療費は下がらず寧ろ年々増えてきているのが現状です。日頃、ストレスを抱えたまま真面目さと責任感が度を越し、無理をして仕事を続けて結果的に精神的病を引き起こすのではないでしょうか。

どんな環境になっても精神的に耐えられれば病気にならないのですが、誰しもそうとは限りません。不況時、経営者でも経営に行き詰って自殺する人は少なくありませんでした。命を落とすくらいなら経営者にならなければいいのですが、実際に苦境を経験してみないとわからないということもあります。

私自身も30年社長を続けて何度も不況を経験してきましたが、自殺を考えたことは一度もありません。いつも開き直って「殺されることはないだろう」と耐えて耐えて苦汁を何度も味わった事があります。家族とか親戚の事を思うと迷惑はかけられないし、真面目に頑張って耐えて決して諦めなければそのうち必ず運が向いてくるのです。

やや話はそれましたが、人間同士が絡む企業社会でストレスのないことはあり得ません。ストレスを上手くコントロールするか、無理をして自分の中に溜めないかどちらかだと思うのです。人は人、自分は自分で守るしかないのが人生です。時々ストレスの度合いをチェックしながら仕事を続けてほしいと思うのです。

精神的なことも含め、毎日健康で過ごすことが何より幸せなことだと考えます。人の健康はお金では買えません。貧乏でも精神的・肉体的に健康の人がお金持ちで病的な人より絶対幸せです、結論としてこれだけは間違いありません。
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